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【大学入試は既に始まっている?!】TEAP / TEAP CBTの存在

こんにちは。武田塾王子校講師の木村です。2021年5月より講師として働かせて頂いております。

私のブログでは、特に旧帝国大学や早慶を始めとする最難関国立・私立と言われる大学の紹介や共通テスト・2次試験対策法、5教科7科目の勉強法を取り扱う予定です!

 

さて今回は、最難関私立大学群である”早上智の一角を担う上智大学公益財団法人 日本英語検定協会が共同で開発した英語外部試験、"TEAP / TEAP CBT"について紹介したいと思います!

 

 

 

筆者である私も、受験生であった1年前に併願先の大学として上智大学をTEAPスコア利用型(全学統一日程入試)にて受験しました。

当時、私の周りにはTEAPを受験する友達が居なかったので、

TEAPとはそもそも何なの?!

TEAPで必要な点数は何点だろう...?

TEAPスコアを用いて受験出来る大学はどこだろう...?

と、疑問が沢山あり、TEAPに関して必要な情報を模索するのに受験生時代の貴重な時間を費やしてしまいました。

この投稿を見て下さっている受験生・高校1,2年生の皆さんには受験勉強だけに精を出して頂きたいので、TEAP / TEAP CBTに関する基礎且つ重要事項を掲載しました!

 

ぜひ最後までご覧ください!

 

近年の入試動向

第2言語として"英語"の重要性が今なお叫ばれている現代日本社会において、入試配点の大きな比重を占める科目である"英語"の出題形式に関して様々な議論が上がっています。

議論の中心となっている話題の1つである、大学入試における”英語外部試験利用入試”の注目が特に高まっています。

その中でも英検、TEAP、IELTSなどが挙げられると思います。

英検は受けたことがあるけどTEAPって?という方も多いでしょう。

そこで今回は外部英語検定試験であるTEAPTEAP CBTを紹介します!

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TEAP・TEAP CBTとは?

前述の通り、TEAP・TEAP CBTとは上智大学と日本英語検定協会が共同開発した大学入試向けの

英語運用能力測定試験です。

それぞれ年に3回実施され「読む(Reading)」「聞く(Listening)」「書く(Writing)」「話す(Speaking)」の4技能を1日で測定します。

この試験は上智大学はもちろん立教大学、青山学院大学など多くの大学入学試験において利用することができます。

※TEAPのスコアを利用して入試を受けることが出来る大学は以下のページから参照することが出来ます。※

※(https://www.eiken.or.jp/teap/group/list.html)                       ※

※余りにも利用出来る大学の数が多いため、自分の受験したい大学を中心に探してみて下さい!     ※

そしてTEAPとTEAP CBTの大きな違いは試験を紙で受けるかパソコンで受けるかです。

TEAPは紙で、TEAP CBTはパソコンで受験します。

 

試験について

「読む(Reading)」

試験時間は70分、問題数は60問、合計100点満点でスコアが出ます。

試験は大きく分けて2つに区別出来ます。

Part 1の語彙・単語20問とPart2A~Part3Bの長さの異なる長文40問です。

テストはすべてマーク形式ですが長文の中には図や表があり、読みとる必要があります。

Part1の単語は1問15秒、5分で20問解くことが理想です。

ですがTEAPの単語は英検準1級より易しいため単語帳1冊仕上げれば十分でしょう。

残りの60分は長文にまわし、余った5分で見直しをすると良いと思います。

 

問題数に対して試験時間が短いので、長文を早く読む練習が必要です!

 

「聞く(Listening)」

試験時間は約50分、問題数は50問、合計100点満点でスコアを出します。

Listeningは講義や報道などについての話題が多く、音声速度もそこまで早くはありません。

先読みをし、何を聞かれているのかを押さえておくと焦らず解くことができます。

ですが学期や履修登録についてなどの大学で使う単語が流れることがあるので専門用語は確認しておきましょう。

また、Readingの後に試験を受けるためかなり集中力が必要です。

 

「書く(Writing)」

試験時間は70分、問題数は2問、合計100点満点でスコアを出します。

WritingはTaskAとTaskBの2つがあり、TaskAは70語程度の要約、TaskBは200語程度のエッセイを書きます。

TaskAは本文の賛成、反対意見を書いた後そのメリットやデメリットを書き、最後にまとめを入れると70語程度の要約ができます。

およそ4~5文で70語程度です。

このような要約の型を覚え本文を別の言葉で言い換えることが重要です。

TaskAは多くても20分程度に終わらせることが望ましいです。

 

TaskBは本文が2つあります。2人の意見文やメール形式になっています。

試験にはエッセイと書いてありますが、TaskBもほとんどは要約です。

まず段落を3つに設定します。

1段落は1人目の意見、2段落は2人目の意見、3段落は自分の意見です。

1段落目は1人目の立場、意見を書きそのメリット、デメリットをつづけます。

そしてその人が提示した解決策①、②、③を書きます。

2段落目も1段落のように構成します。

この時1人目と2人目の提案が同じだった場合は必ず、「~さんと一緒で~さんは~と提案しました」などと明記しましょう。

3段落目は2人の提案を踏まえたうえで自身の意見を書きましょう。

TaskBは1と2段落目に文字数を必要とするため3段落目は1~2文程度で大丈夫です。

 

TaskBは要約をする前にまず長文を読む必要があるため、時間配分をしっかり決めておく必要があります。

長文を読みながら書くべきポイントをメモし、それを基に要約を書くと時間短縮になります。

TaskBは多くても50分以内に終わらせましょう!

またWritingはお昼休憩を挟んだ後にあるため、休憩時間に構成や構文を確認すると良いでしょう。

「話す(Speaking)」

試験時間は約10分、問題数は4問、合計100点満点でスコアを出します。

面接官と1対1で面接をします。

質問は受験者の生活に関する質問、インタビュー形式の質疑応答、社会問題に関する質問をされます。

試験官は日本人と外国人がいますが、個人的には外国人の試験官の方が評価が甘めな気がします。

ですが試験官は非常に気さくでこちらの緊張をほぐしてくれます!

あまり緊張せず、気楽に受けることが大切です。

帰国子女でなくとも案外高得点や100点も出る試験です!

※TEAP CBTはパソコンに向かって録音します。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

TEAP・TEAP CBTは1日で4技能を測るためかなり体力と集中力が必要です。

ですが1日ですべてが終わるのもかなりメリットがあります!

少しでも興味を持った方はぜひ見本問題を解いてみてください!

他にもたくさんの大学受験に関する情報を発信していきますので、志望校決定の際の参考にして頂ければ光栄です!

 

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