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二次試験や私立の入試に向けた過去問の活用法について

こんにちは武田塾王子校です

 

受験生の皆さんは共通テストお疲れ様でした。

 

今年は難易度が上がり思うような点数が取れなかった人がほとんどだと思うので

2次試験の対策をしっかりやればまだまだ合格のチャンスはあります!

 

そこで今回は2次や私大対策として多くの人が取り組むであろう

志望校の過去問について

早稲田大学(教育学部〈文科系〉)|「赤本」の教学社 大学過去問題集

 

どう使っていけばいいのか

どう演習すれば効果的なのか

 

を紹介していきます。

 

 

まず最初に過去問用のノートを用意する

 過去問用のノートを用意する  

これは当たり前のことなのですが

実は多くの人ができていません。

 

各大学別、そして教科別にノートを作り

問題の解答・自己採点・自己添削に加え

問題解答時の留意点なども書き込み

 

あとで復習できるようにしておきましょう

 

教科別に取るべき目標得点を決める  

その大学の合格最低点

それが公表されていない場合には

全教科合計の合格最低点を確かめ

各科目で大体何点とればよいのかを確認します

 

たとえば数学がすごく得意であれば

英語の得点は相対的に低くても構わないはずです。

その逆であれば、英語で得点を積み上げるべきですね。

つまり

全教科に対してどういった戦略で何点取れば合格できるのか

といったことを考えながら

各教科で目標得点を決めてください。

 

では次に実際に過去問を解きながら分析を進めていきましょう。

 

 

実際に過去問を分析する

ます最初に

自分の現状と目標との距離を把握するために

問題を1年分だけ

その時点での実力を試すつもりで解いてください。

 

その際、解答時間は気にせず

できる限り時間を掛けてじっくり問題を解きます。

すべて解けたら、解答をみながら自己採点します。

赤本の解答がわかりにくかったら

各予備校が出版している

各大学の過去問を使ったり(ただし駿台の青本とかは大学が限られている場合もあります)

先生に聞いてみるのもいいかもしれません。

 

青本 | 検索結果: | 駿台文庫

 

解いた問題と合わせて

以下の点を自分で分析してみましょう。

 

①出題分野  

最初に出題分野の構成を確認します。

赤本の最初のページにも書いてあったりすると思いますが

それを参考にしつつ実際に自分で問題を見て

考えながら分析を行ってみましょう

 

例えば長文読解であっても

やや短めの英文で、空所補充だけの問題や

設問に文法問題や語彙問題が含まれているとしても

文章を読解しないと解けない問題

はすべてここに含めます

 

英作文であれば

和文英訳や自由英作文だけでなく

私立大学などで出題されている語句整序問題も

文法問題ではなく英作文問題だと考えてここに分類します

 

また化学で理論分野からの出題となっていても

無機分野に絡めた出題をしてくる場合が多いので注意が必要です

 

実際の入試問題では

大問一つ丸々無機分野であることはめずらしく

長い文章の中で無機の知識を問いながら

最終的に理論計算の問題に帰着することがほとんどな気がします

 

さらに大学ごとに

毎年問われている分野

もあると思うので

それを過去問から見極めることも大切です

 

例えば数学であれば

一般的には理系の個別試験では数三のウェイトが多くなる

ことがほとんどです

 

加えて

各大学ごとに毎年出題される分野がある

出題に偏りがある場合も意外に多くあります

なのでもし出題傾向が毎年似ていれば

そこでの頻出分野を優先的に対策しましょう

 

その反対に

全く出題されていない分野も大学によって存在します

 

もちろんヤマを張ってその分野を全く勉強しないというのは危険なので

全範囲を網羅するに越したことはありませんが

もしどうしても時間がなければ

出題傾向を見ながら優先順位をつけて

ある程度の取捨選択を行うことも必要だと思います

 

 

②設問形式・設問数

次は設問形式と設問数について分析を行ってみましょう

 

大まかには

 

①記述式

②選択式

 

に分けられ

国公立の2次試験では

①の割合が多くなる傾向にあると思います

 

 

ですが問題分析の時にはもっと細かく見て

例えば選択式であれば

4択問題なのか

連立完成問題なのか

選択空所補充問題なのか

など

設問形式を分けてください。

 

記述式問題の場合は

例えば英語の長文読解問題の中でも詳細に設問を分析する必要があります。

 

下線部和訳や説明問題は記述であっても

内容一致問題・同意文選択問題などは選択式になる場合がほとんどです

 

また一見、長文読解に見える問題でも

問われている内容が実は文法・語法問題や熟語問題である

こともあります

 

これらを赤本の解説も手がかりにして、よく見極めることが大切です

 

また設問数に関しては

記述式であれば当然問題数は少なく

選択式が多くなるにつれて多くなると思います

 

また配点も

各問題の配点を公表している大学は少ないかもしれませんが

選択問題1問よりも

記述式の問題1問の方が一般的に配点のウェイトは高くなります

こういったことを踏まえて

自分がどの問題により力を入れるべきかも考えて

戦略を立てましょう

 

③解答時間

さらに今度は①と②を踏まえて

解答時間との関係を考えます

 

問題数的に時間に余裕があるのか

問題レベルは簡単な分時間制限が厳しく、正確な処理が求められているのか

など

解答時間から点数を取るためにやるべき勉強も変わってきます

 

また

大問ごと、設問ごとに難易度を変えてくる場合もあります

 

自分が受けた大学では

数学は基本的に思考力が問われるような

難易度が高い問題が多かったのですが

 

なぜか大問1だけは方針が立てやすく

計算力があれば完答できる形式になっていました

 

なので本番ではその大問にはあえて多くの時間を割いてしっかり計算を行い

ミスもチェックして

確実に完答できるように時間を設定していました

 

また大問の中にいくつか設問が含まれている場合には

その最初の設問の問題は後半の難しい問題を解くための誘導になっている

ことがほとんどであるため

 

大問の最初の設問は比較的簡単で

後半になるにつれて難しくなる

といった形式をとる大問も多かったです

 

なのでとりあえず

全部の大問の最初の設問から先に解くことで

確実に正解できる問題を取り切る

といった戦略も

特に数学で自信がないひとには有効です

 

このように解答時間に厳しい制限があるときこそ

確実に点を取りに行く部分を作って

余分な失点を極力防ぐことができる戦略を立てましょう

 

 

まとめ

以上の内容をまとめると

 

・各教科ごと分析するためのノートを作る

・自分の得意不得意と合格最低点を踏まえ目標点を設定する

・過去問を

1.出題分野

2.設問形式

3.解答時間

の点から分析する

 

といった感じになると思います

 

これ以外にも各科目ごとにやるべきこと

例えば英語や国語であれば

制限字数なども分析しなければいけないと思うので

これらのことをベースに自分で付け加えながら

できるだけ過去問を有効に活用しましょう!

 

 

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