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【高校1、2年向け】夢は?文理は?志望校を決めよう!

こんにちは! 武田塾王子校です。

気温と湿度が上がってきて夏の到来を感じますね。

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水分補給や、適度に冷房の効いた部屋で熱中症を予防しましょう!

7月も中旬ごろから夏休みに入る人もいると思います。定期テスト、乗り切っていきましょうね!

受験の天王山、夏休みはすぐそこ!

夏休みといえば、学校や塾の広告でよく使われるフレーズは「受験の天王山」ですね。

つまり夏休みを制するものが受験を制す、といった意味です。

「天王山」は実際に京都にある山の名前ですが、「山崎の合戦」で羽柴秀吉が明智光秀を破った歴史的な舞台にもなりました。

ピンとこなかった日本史選択の皆さん、織田政権成立から豊臣政権の終わりまでの範囲をぜひ復習してくださいね。

このエピソードから、天王山という単語は「運命の分かれ目」という意味で用いられています。

志望校・併願校の決定順序を概観しよう!

今回は、受験生の運命を決めるこの夏休みを、より有意義に目標をもって過ごしてもらうために、志望校や併願校の決定についてお話したいと思います。

志望校自体は決定している人も、今回の記事では学部・学科や併願校の絞り方までお伝えするので、必要な項目をぜひ読んでいただきたいです!

志望校・併願校の決定は以下のステップを踏みます。

①将来の夢、職業の希望を考えよう!

②文理選択はどう決める?

③国公立か私立、どっちに進む?

④志望校や、学部学科を決めよう!

⑤志望校の受験科目は?

⑥併願校を決めよう!

皆さんの現状に合わせて、各ステップを読んでみましょう。

Step1 将来の夢や、就きたい職業は?

突然ですが、皆さんには夢や、就きたい職業はありますか?

たとえば、「医者になって患者さんの健康に貢献したい」「公務員として安定した生活を送りたい」などでも構いません。

思いつく理想の将来や、気になる職業を書いてみましょう!

というのも、大学はゴールではありませんし、高校の卒業後はに必ずしも大学に進学する必要もないのです。

皆さんの未来には、大学や専門学校など、まだまだ先の人生が控えています。今までの学生生活より、ずっと長いものです。

ですから、具体的に資格が必要な目標だったり、漠然としていても憧れるような職業、未来像を考えましょう。

特に何も思いつかない場合、「よりよい大学に行きたい!」「人生変えたい!」といったものでも大丈夫です。

私もかつて志望校を考えましたが、その時は大変漠然としていて、「憧れのキャンパスに行きたい!」というものでした。

Step2 文理選択はどっちにする?

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Step1で考えた目標のうち、特定の学部・学科でしか取得できない資格を含む方は、文理選択は決定済みだと思います。

特に、医学方面に進む方は、数Ⅲが受験に必要であったり、理科の知識が重視されることからも、理系に進むことが決まりますね。

教員免許についても、すでに担当したい科目が決まっていれば、文理選択は容易でしょう。

特に将来がはっきり決まっていない場合は、得意科目や、やりやすい科目が中心になる文理区分で選択するべきです。

また、文系理系特に関係なく進める学部もあります。

そういう点を考慮すると、やはり自分が得点しやすい科目で勝負した方がよいでしょう。

しかしながら、どうしても達成したい夢や目標があり、自分の得意な科目とは異なっている場合、努力で埋め合わせることも可能ですよ。

Step3 国公立と私立、どっちに進む?

大学には、都道府県や国が設置している国公立大学と、そうでない私立大学の2つがあります。

皆さんが大学のレベルを見るとき、一番気にするのは偏差値だと思います。

しかし、国公立の偏差値60の大学と、私立の偏差値60の大学の難易度は同じではありません。

国公立の方が難しいと考えるのが一般的です。

なぜなら、国公立の入試では、共通テスト(旧センター試験)に加え、二次試験があり、試験科目も5教科6~8科目となります。

一方、私立の入試の基本形は一般入試のみです。テストも3教科3~4科目と、少ないことがわかります。

科目数や試験の回数から、受験生の負担が増えるのは国公立だと言えます。

さて、勉強面でなく、お金の面でいうと、私立文系の学費は120万程度になりますが、国公立だと半額程度になります。

科目数の負担や、自身の経済状況から、国公立か私立か決めていきましょう。

ただ、同じ時間をかけて勉強をし、偏差値60の私立と国公立を受験するなら、私立の方が受かりやすいとは言えます。

Step4 志望校や学部学科を決めよう!

志望校決定の際、大学から決めるか、学部学科から決めるかは人それぞれです。

まず大学を先に決める人は、次にどんな学部があるか調べますよね。

そこで自分の趣味にマッチする学部を選び、より細部である学科を決定するという流れがまず一つです。

次に、例えば「歴史が好きだから歴史を中心に学んでいきたい!」というような方は、学部がまず確定します。

行きたい学部がすでに決まっている場合、その学部が設置されている大学を探して、よりやりたいことに合っていたり理想的に思える大学を候補に挙げていくといいですね。

何個か志望大学の候補が決まったら、その大学のホームページで、「学びたい分野を取り扱っているか」「自分の志望する学部の所在地はどこか」しっかり確認しておきましょう!

「歴史を学びに大学に入ったが、興味のあるエジプトについての授業がない!」といったミスマッチのパターンや「通学に時間と労力がかかりすぎて勉強に身が入らない」というパターンは事前に回避できますよ。

行きたいところが決まったら……?

大学公式のホームページは「大学のよいところ」しか書いていません。

なので、ある程度大学を絞り込んでも、最後の決め手に欠ける場合があります。

実際の大学の雰囲気を知るためには、オープンキャンパスに参加することや、大学の授業期間中のいずれかの日に大学を見学すること学校祭に参加することが重要です。

特に大学見学や学校祭への参加は、オープンキャンパスだけではわからない、通常時の大学生の姿を見ることや、全体の雰囲気を見ることができますよ。

コロナ問題が収束すれば、大学に所属していない人でも大学に入れるようになると思うので、ぜひ大学に足を運んでみましょう!

Step5 志望校の受験科目を調べてみよう!

第一志望は見えてきましたか?

決まってきたところで、その大学の受験科目を調べてみましょう!

たとえば私立文系で一般的なものは、国語(現古漢)・英語・歴史(世界史Bか日本史B)です。

しかし、文系大学受験で、第一志望の試験で国語や英語に加えて、地理や数学、政治経済や倫理のいずれかを利用する場合、受験可能な大学の数が限られます。

また、国語には現代文・古文・漢文がありますが、現代文のみだったり、漢文不要の場合もあります。

しっかり確認しておきましょう!

Step6 併願校を決定しよう!

志望校には大きく3つの枠組みがあります。

皆さんが重視する第一志望は、チャレンジ校と呼ぶことができ、自身の実力よりも上の学校群を置きます。

次に第二志望は、自身の実力と同等のレベルの学校になります。

第三志望以下ですが、これがいわゆる滑り止めに該当します。

志望校を確定するときは、第一志望を基準に、ランクを1つずつ落として決めていきます

例えば、早稲田大学商学部を第一志望にする人は、

第二志望をGMARCHの経営学部や経済学部、

第三志望を日東駒専などと置くことになります。

心配な場合、大東亜帝国と呼ばれる学校群を第四志望あたりに準備してもいいでしょう。

大学を志望校に据えるときは、第一志望で利用する科目と同じになるようにしましょうね!

しかし「受かったところで行く気がない大学」を受験しても意味がないので、自分はどのレベルの大学なら進学しようと思えるのかよく考えましょう。

よくわからない場合は、学校の進路指導担当に聞いてもいいですし、もちろん塾で相談するのも大いに結構だと思います。

終わりに

志望校の決め方はわかりましたか?

夏休みの前に志望校とそのレベルがわかっていると、自分に必要な勉強を考えるために役立ちますよ!

しっかり夏休みを有効利用していきましょうね!

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