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医学部特化の参考書は必要?現役医学部生が語る専門参考書の使い方!

こんにちは! 武田塾王子校です。

今回は

医学部志望者は、医学部特化の参考書と普通の参考書のどちらを使えばよいのか

について紹介いたします。

 

さっそくですが、医学部を受験しよう思ったときに、みなさんならどういった対策をとろうとするでしょうか?

いざ自分が医学部入試をむかえようとしたときに

 

自分は医学部を受験するのに、他の学部を志望している受験生と同じように勉強していて本当に大丈夫なのか」

「医学部に合格するためには、何か特別な対策が必要なんじゃないか」

 

といった不安をかかえてしまう人が案外多いのではないかと思います。

 

そういったときに、「医学部の~」といったような医学部を受ける人たちに向けられた、いわゆる医学部特化の本をつかった勉強が視野に入り、医学部特化の参考書を使って勉強をすすめるべきか、それとも同じレベルの普通の参考書を使っていても大丈夫なのか、といった悩みが生じるのではないでしょうか?

 

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そのため今回は

・医学部を受けるのであれば、医学部特化の参考書をつかうべきなのか

・そもそも医学部入試に特別な対策が必要なのか

を中心に紹介していきたいと思います。

 

医学部を受けるのであれば、医学部特化の参考書をつかうべきなのか

 

結論からいうと、

 

基本的には必要ありません。

 

というのも、医学部入試だからといって問われる学力は大きく変わらないからです。

 

そのためまずは、ほかの学部を受ける受験生と同じように、

基本的な学力を確実に身につけること

の方が重要です。

 

そして、きちんとした形で基礎を押さえながら進んでいく参考書は、完全に医学部向けにつくられた参考書のなかにはあまり存在しません。

そのため医学部志望の受験生にとっても、基本的な学力を習得するためには医学部向けではない普通の参考書を使った方がかえって効率が良いと思います。

 

医学部特化の参考書はどういった内容のものが多いのか

では、市販でよく売られている医学部特化型の参考書はどういった内容で構成されているのでしょうか。

 

多くの場合、そういった参考書では

過去に医学部で実際に出題された問題

がのせられています。

もちろん一口に医学部といっても大学によって出題される問題の難易度はバラバラですが、やはり一般的にレベルの高い問題が多いため、基礎が固まっていない状態でそういった参考書に取り組むと上滑りの状態となって、

勉強時間に見合った学力が得られない

ということになりかねません。

 

実際に医学部に合格した人たちに聞いてみても、普通の参考書だけを使っていた人たちがほとんどだったので、医学部を受けるからといって焦って医学部特化の参考書に手をださなくても、医学部合格に必要な学力は充分に身につけることができると思います

医療系の長文が出題される場合、医療系単語集をやるべきか

 

自分が受ける大学がすでにある程度きまっていて、その大学で医療系の長文がよく出題されることがわかったとき、こういった疑問が生じると思います。

実際、普通の単語帳にのっていないような単語にはたいていの場合注がつけられているので、たとえ医療系の難単語を覚えていなくても問題が解けなくなるということはありません。

ですが、医療系の英単語を知っていた方が本番でよりスムーズに問題をとくことができるので、

 

「勉強時間に余裕がある」

もしくは、

「英語でしっかり点を稼ぎたい」

 

という人にとっては、医療系英単語集をつかってみるのもよいかもしれません。

 

そもそも医学部入試に特別な対策が必要なのか

上記の内容を読むと、どの大学の医学部を受けるにしても、「普通にみんなと同じように勉強していればいいのか!」と思う人もいるかもしれません。もちろんその認識は多くの場合正しいのですが、医学部といっても大学によって出題傾向に様々な特色があり、私立と国公立でも大きな違いがあるため、より合格の可能性をあげるためには大学に沿った対策をとることもときには必要になってきます。

 

ここでは、おおまかに医学部における出題傾向の違いについてみていきましょう。

国公立の場合

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ここでは国公立と一括りにしましたが、同じ国公立においても大学によってとるべき対策は千差万別です。

・他学部と共通の問題が出題される場合

単科医大を除いた多くの地方国公立大学では、こういった出題形式がとられていることがほとんどです。こういった出題形式の場合、問題の難易度よりもオーソドックスな問題をどれだけミスなく解けるかが問われるので、普通の参考書をしっかりやりこんで、より速く正確に問題をとけるようにしておくことが大事です。

・単科医大の場合

国公立であっても、単科医大の場合には多くの場合難易度の高い問題が出題されます。

数学を例にとってみます。

東京医科歯科大学や、京都府立医科大学、滋賀医科大学などでは非常に難易度の高い問題が出題されるため、200点満点で0~100点の分布に7割近くの人数が集中するということもザラにあります。

こういった難易度の高い問題が出題される場合には、思考力を鍛えたり高度な解法を学ぶことを目的として、医学部特化の参考書を使うことも有効になってきます。

私立大学の場合

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私立大学の場合は国公立に比べてクセの強い問題が出題されることがおおく、大学ごとに特色もバラバラです。そのためまずは基本的な学力をしっかりと身に付けることが大切だと思います。そのあとそれぞれの大学の過去問からどういった対策が必要なのかを見極めて、それに応じて医学部専用の参考書を使うべきかどうか検討しましょう。

 

医学部専用の問題にはどういったものがあるのか

基本的には医学部でしか出題されない問題というのは少ないと思ってもらって大丈夫です。

先ほど述べた医療系の論文が英語長文で出題される以外には、例えば物理でドップラー効果を医療機器に関連させてめて出題してきたり、化学で浸透圧の問題が多く出題されるといったこともたまに見かけますが、特別な知識が必要になるわけではなく普通の参考書で対策していれば十分に解くことができます。

 

基本的には普通の参考書で学力を身につければOK!医学部用の参考書は志望校がある程度きまったあと必要に応じて

医学部用の参考書は、医学部入試で実際に出題された問題も多く難易度も高いので、焦って手を出すよりもまずは普通の参考書を着実に進めていって基礎学力の徹底に努めることが重要です。

そのうえで、大学の過去問を見た際に自分の弱点や補強ポイントを明らかにし、必要であれば医学部専用の参考書を使用するのがいいと思います。

 

 

 

 

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