ブログ

ゆう先生から受験生の皆さんへメッセージ【講師紹介】

こんにちは、武田塾西宮北口校の北野です。

今日は、講師紹介含め、受験生へのメッセージをブログにしてみました。

 

ゆう先生

57486620_420175215479137_3063168485073879040_n (1)

 

慶應卒の爽やかボーイのゆう先生です。

物腰は柔らかく、生徒受けもいい彼ですが、突っ込みは鋭いメリハリが効いた特訓をします。

彼に紹介文をお願いしたら、1日でこんな長文紹介文を書いてくれました。

 

そんな、ゆう先生からのメッセージです。

是非読んでみてくださいね(^^♪

 

私の受験を振り返って

高校卒業まで

S台予備校付属高校だとか、4年制高校とか揶揄される僕の高校では、例えば毎年12月になるとセンターを1か月後に控えた3年生が1・2年生を押しのけ早朝から体育館を占領し、球技大会に向けて朝練をします。

そんな毒に当てられ、案の定受験への意識が低かった僕が受験勉強を始めたのは、ソフトテニス部を引退した3年の8月くらいでした。
(僕は埼玉で高校生やってたんですが、そういえば最後の試合相手はこの辺にある尼崎の高校でした。奇遇ですね。)

3年のクラス分けでとりあえず理系クラスに進んではいたんですが、もう間に合わないと思って、国(現代文のみ)数英で受けられる私立の経済系志望に文転しました。慶応の経済が第一志望でした。

その時の実力が、

数学:全統記述で70弱(5月Ⅲ型)
英語:センター過去問で100点前後
国語:よくわからない
(日本語だし良くも悪くも差がつかないと思ったので完全に放置)

でした。

高校時代初期~中期は、基本的に夜アニメ見て授業中寝て放課後部活して・・という生活を送っていて、テストではほとんどの科目で学年360人中330位くらいの落ちこぼれでした。
(もちろんちゃんと360位の科目もありました。先生の「世界史はなぁ、暗記科目じゃねえんだ。因果関係と流れを理解することが重要なんだ。年号とか人物名とかは別にどうでもいいんだよ」という言葉を信じ、必要とあらばググってまでストーリーや出来事の流れのみを勉強してきた僕に襲い掛かる、語句問題・空所補充問題の数々。人を騙しておいて「俺の作ったテストで1桁の点数とったのはお前が初めてだ。あのなぁ、少しは真面目に・・・」などと平然と説教を浴びせてきた彼を、僕は今でも許すことができずにいます。しかしこの件で他人の言葉を鵜呑みにしてはいけないという事を学んでいなかったら、僕は今頃、怪しい詐欺にひっかかって高層ビルの鉄骨橋渡りをさせられていたかもしれません。それを考えると、やはり彼は教育者として優れていたという事でしょうか・・・いややっぱり許せねぇ)

(だいぶ話がそれましたが)1年の3学期に『一教科くらい頑張ろう』と思い立ってから、数学だけは10位以内をキープするようにしてました。つまりあとは英語だけ人並みに仕上げれば合格ラインには乗る。そういう算段でした。勉強時間の9割は英語に注ぎ、残り1割で気分転換がてら数学の問題を解き散らかす毎日。まずは単語と文法を固めました。ほとんどの時間を英語に費やせたので2か月くらいで単語と文法はだいたい固まり、試しにセンター英語を解いてみたら驚くくらい簡単に8割とれて感動したのを覚えています。最終的には英語の偏差値も65を超えていたのですが、難しい文や長い文になると途中で読めなくなることが多く、得意の数学も解けるときと解けない時のギャップが割とあり、それは入試まで根本的には解決はしませんでした。

慶應と早稲田と上智の国数英で受けられるところを一通り受けましたが、結果は全落ちでした。
現役時の受験を分析すると、

1 得意教科があるとよい

2 英語はまず単語と文法を徹底的に固めるべき

3 数学は薄い網羅系を繰り返すべき

です。

1→得意科目は精神的安定剤になります。そして、一芸に秀でる者は多芸に通ず。教科は違えど勉強の過程に似通っている所は多いです。1教科でも知識を定着させ、それを応用するという事を高いレベルで経験しているのは、他教科の成績向上にも大きく役立ち、『これだけやればこれだけ上がる』という見通しも立ちます。

2→センターがあまりとれないとか、解き終わらないというのは単語と文法の知識が圧倒的に足りてません。覚えたつもりではなくきちんと定着させるべきだと思います。センター8割は、その目安になるんではないかなと。あと部活の先輩に「慶應目指すならセンター20分余らせるくらいじゃないときつい」みたいなこと言われて最初の頃絶望してましたが、慣れると実際そのくらいで終わるようになります。(そのスピードは現役中にはたどり着けませんでしたが。)センター英語は序盤には必要な知識の定着度、終盤には必要な読解速度を試すいい物差しになると思います。

3→黄チャートを学校で配られていました。テストの度何周もしていたので数学には結構自信あり、模試でも結構とれていたのでそのまま問題集をつまみ食いしてればできるようになると思っていました。できない時できる時の差はセンスと運の問題だと思っていましたが、今思うと定石の定着がまだまだ甘かったと思います。定期テストの際に身に着けたことは忘れてしまうので、入試対策に入る前に数学の全範囲を俯瞰的に復習する必要があったのですが、黄チャは問題数が多いので、それをやる気が起きませんでした。『全範囲を網羅していて薄い』そんな問題集は特に数学をやる人にとっては必須の教材だと思いました。

高校を卒業してから(予備校に通い始めて)

さて、予備校選びです。これは迷う余地がありませんでした。家にYゼミから値引きチケットが届いていたからです。浪人生というのは家族への申し訳なさでいっぱいな生き物。加えて予備校の年間の費用は皮肉にも大学と同じくらいなわけで。50万円引きのチケットなんて届いた日にはもう他の予備校に行きたいなんて口が裂けても言えませんでした。

めでたくYゼミへの入学を果たした僕は、いきなり挫折を味わう事になります。

というのも、mol計算もまともにできない理転したてほやほやの僕が、浪人生向けの授業についていけるわけありませんでした。数学に関しても、宿題でやってきた4、5問を解説するだけの授業に疑問を感じ、結局最初の1か月ですべて授業に出るのをやめました。幸か不幸か管理が甘かったのでそれを事務にとやかく言われることはなかったのですが。

50万引きとはいえ残り30万近くのお金を払ってもらって、授業に出てないなんて、やはり口が裂けても言えるはずなく、予備校の授業に行くフリして自習室に籠る生活が始まりました。

「とりあえず網羅性と軽さを両立した問題集を回しとけばきっと全部うまくいくはず」という楽観的な信念のもと、ネットで参考書や問題集について調べまくり、

化学:まずやったのは、いきなり問題集でした。といってもわからないことだらけなので、調べながら解いていきました。覚えることが多いので、参考書や教科書をノートにまとめようとしても写経になるだけだと思ったし、答えを見ると結局「知識」ではなく「答え」の暗記になると思ったからです。「問題に解答しよう」という能動的な姿勢で情報に触れることで、必要な知識が使える形で頭に入っていくのを感じ、自分はなんていい勉強法を思いついたのだろうとすごくテンションあがってました。以上のような用法で新標準問題演習というものをやった後、重要問題集を何周もしました。化学は暗記要素が強いという科目の性質上、『難しい問題』がほぼないので、最初から勉強量に比例して順調に成績は伸びました。化学は結構投資価値高い科目だと思います。

物理:エッセンスを読み、大事そうな所をノートにまとめ、(問題もちょくちょく解きましたが数が多かったので周回はしてません)あとはひたすらエッセンスを参照しながら名問の森と格闘していました。今思えばこれの間にもうちょっと簡単な問題集を挟むべきでした。物理は最初の頃全く点が取れませんでした。覚えることが少ない分、分野ごとの熟練度が要求される科目です。逆に慣れれば物理ほど楽に稼げる科目もなく、最終的に数学を抜かして一番得意な科目になりました。

数学:1対1の演習(東京出版)を完成させたあと応用問題で演習するという方針でしたが、1冊を仕上げるのは時間がかかるものです。焦って途中ちょくちょく難しい問題集に手を出しましたが、思うように解けず、その度に1対1の周回に戻り、結局冬までほとんど1対1しかやってなかったと思います。

英語:困ったのは英語です。現役時代一通り単語文法英文解釈をこなしたので、これ以上何をやったら伸びるのかいまいち見えませんでした。読解量が足りないのかなと思って、浪人時も現役時と同じようなことを一通りやった後、ひたすら長文読解に充ててましたが結局最後まで思うように伸びた気はしませんでした。・・・が、本番の入試では意外と点が取れました。(問題が簡単だったのもありますが、慶応の理工では本番9割以上も取れました。ネットの速報で自己採点しただけで、まだ受かったわけじゃないのにガッツポーズしながらベットで飛び跳ねたのを覚えています。)

…といった具合に完全に独学で勉強してました。
『浪人して成績が上がるのは2割』みたいな風潮がありますが僕の場合、特に理科や数Ⅲなどはほぼ0からのスタートだったので力がついていくのが実感でき、全体を通してモチベーションが維持できたわりと楽しい1年間でした。

すべてが順調ではありませんでしたが、何とか慶應の理工学部に合格できました。経済の方のリベンジマッチは失敗に終わりましたが、、、。

長くなりましたが、2回の受験を経てたどり着いた一つの真実があります。

受験で要求される能力は皆が思うほど高いものではないが、
それを身に着けることは皆が思うほど簡単なことではない。

ということです。

基礎の定着がどれほど難しいか。
それ故できていない受験生がどれほど多いか。
逆にそれさえできればどれほど成績が上がるか。

それを身をもって実感した一年半でした。

 

武田塾に興味を持っている人へ

個人的に武田塾の考え方にはとても共感できます。

例えば武田塾では数学でチャートやフォーカスゴールドではなく基礎問題精講を使うのですが、これが意味する所はまさに僕が受験の末にたどり着いた答えと全く同じなのです。

しかし、『一冊を完璧に』というのはわかっていても実行するのは難しく、現に僕も受験できちんと完成できた問題集は一つもなかったといえます。

1.自分への甘さ

2.そもそも完璧の基準が分からない

この2つが原因です。
これを埋めるのが武田塾です。

毎週のテスト、口頭チェックで客観的に学習進捗を評価でき、具体的にどんな風に何を覚えればいいかというゴール設定を個別に担当の先生が一緒に考えてくれる。これはまさに受験生の僕に必要な事だったと思います。

 

縄稚先生の講師紹介ページはこちらから

辻先生の講師紹介ページはこちらから

のせ先生の講師紹介ページはこちらから

ひろ先生の講師紹介ページはこちらから

りょう先生の講師紹介ページはこちらから

ふみ先生の講師紹介ページはこちらから

 

 

 

59767872_424807241401579_n

数々の逆転合格者を輩出してきた校舎長の北野が相談に乗ります。

武田塾には入塾テストはありません。
現在の学力で入塾できないということはありませんし、クラス分けも当然存在しません。
でも、一つだけ持っていてほしいものがあります。
それは、大学に行きたいという気持ちです。

伸びるかどうかは、『この大学に行きたい!』

という気持ちが大きくかかわってくるからです。

受験勉強は時に非常に辛く、厳しいものです。
武田塾ではそのサポート、計画立案から日々のフォロー、正しい勉強法の指導を徹底的にさせて頂きます。

武田塾西宮北口校へのお電話でのお問い合わせ・無料受験相談のお申込みは

0798-42-7311までお気軽にご相談ください。

ホームページからのお問合せ・受験相談をお申し込みの方は、

「無料受験相談」の画像検索結果

からお問い合わせください。

 

「校舎独自サイトはこちら」

 

今ならお友達と一緒に入塾すると、

入塾者に図書カード5,000円分をプレゼント!!
※スタジオコース・期間講習(冬だけタケダ・かけこみタケダ等)・対策講座は対象外です。
※双方が入塾した場合に限ります。受験相談時に記入をお願いします。

西宮市の予備校、塾、個別指導といえば!

大学受験の逆転合格専門塾【武田塾西宮北口校】

〒662-0834

兵庫県西宮市南昭和町2-30山下ビル 2階

nishinomiyakita@takeda.tv

(阪急西宮北口駅、徒歩3分)
TEL:0798-42-7311(月〜土 13:00〜22:00)

関連記事

武田塾西宮北口校 2019年度合格速報【3/26更新】

こんにちは、武田塾西宮北口校です。 さて、今年も合格速報をどんどん更新していきます。 現時点で、産近甲龍や関関同立の結果もだいぶ見えてきました。   今年、見事受験に合格した成果を発表してい ..

合格体験記まとめ【2019年度】【一般入試合格者編】

こんにちは!武田塾西宮北口校の北野です。 こちらのページでは、2019年度武田塾西宮北口校に通い、見事合格を勝ち取った生徒さんの合格体験記をまとめてみました。 それぞれの受験に、それぞれの想いや努力が ..

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる