ブログ

【現役東大生が教える!】志望校の過去問題演習のやり方について

 

こんにちは!

日暮里、西日暮里、田端と山手線3駅から徒歩圏内、

地下鉄・JR西日暮里駅から徒歩1分の武田塾西日暮里校です。

 

1.はじめに

皆さんは過去問演習にどのようなイメージを持っているでしょうか?

 

過去問演習に入るといよいよ受験勉強も大詰め!

という感じがしてテンションが上がる人もいれば、

想像以上の難易度の高さに打ちのめされてもうやりたくない、

と逆にテンションが下がってしまう人もいると思います。

 

点数や結果ばかり気にしていると、過去問演習というものはそう簡単に点数が取れるものではないのでメンタル的にもかなりつらいです。

そこで今回は自称「過去問マニア」である私が過去問演習をただ辛いものではなく、

楽しい・面白いと感じられるようになる魅力というものを伝えていきます。

 

2. 過去問のもつ魅力

結論から言ってしまうと、過去問の魅力は

「各大学のメッセージ」

を大きく反映していることにあります。

 

実は、私が現在通っている東京大学を志望する一番のきっかけも過去問にありました。

高校1,2年の時の私は周りの友達と協力して、

各大学の過去問を集めては手あたり次第解きまくるということにハマっていました。

(貴重な青春時代に何をやっているんだ、と今では少し後悔していますが…。)

そこで触れた東京大学の過去問に心を奪われ、「将来はこの大学で学びたい!」という気持ちが芽生え、

本格的に受験を意識するようになりました。

各大学の過去問には

「こんな学生が欲しい!」

とか

「受験生にはこれに興味を持ってもらいたい!」

といったメッセージが問題に見えない形で隠れています。

それを見つけられるようになると過去問演習が面白く、興味深いものになっていくのです。

 

3. 例を見てみよう

 過去問の面白さは言葉であれこれ説明するより実際に見てもらった方がいい!

ということで、ここでは東京大学の数学の過去問を例にして紹介したいと思います。

まず一つ目は、2003年度に出題された「円周率が3.05よりも大きいことを証明せよ」というあまりに有名な問題です。

 

この問題は当時のゆとり教育の

「場合によっては円周率を3としても良い」

という教育方針に対して警鐘を鳴らす意義があったと読み取れ、大きな反響を呼びました。

 

また、毎年官僚を多く輩出している東京大学が、

文部科学省の教育方針に真っ向から反発しているようにも受け取れるこの構図はいささか皮肉めいて見えて、非常に面白いです。

 

問題の難易度自体は易しいものでしたが、

受験生にこのような時事的な出来事にも関心を持ってもらいたいという大学側のメッセージが詰まった良問だと思います。

二つ目は2019年度入試理系第一問です。

なんとこの問題は大問一つがたった一問の定積分、つまりは計算問題だったのです。

過去このような単純な計算問題がそのまま出題された例はほとんどなく

過去問演習を積んできた受験生の度肝を抜くような問題でした。

 

ではこの問題を出題した大学側の意図は何だったのでしょうか?

 

これは私の考察ですが、

答えは非常にシンプルで「これくらいの計算は出来なきゃ困るよ」というメッセージが込められていると考えられます。

 

積分計算自体は東大の過去問に毎年登場していましたが、

それが必要になってくるのは問題を解いていった最後、答えにたどり着く直前でした。

大学としては、これでは受験生が本当に積分計算をパパっとこなせる基礎的な計算力を持っているのかどうかを計れないと考え、

このような意表を突く出題をしたのではないでしょうか。

 

4. まとめ

いかがでしたでしょうか?

こんな視点で問題を見てみると、大学側のメッセージというのが目に見えない形で入試問題に隠されていることが分かってもらえたでしょうか?

これは決して例に挙げた東京大学に限ったことでは無く、皆さんの志望校の過去問に関してもまったく同じです。

 

どうしても過去問演習に取り組んでいると点数や結果ばかりに目が行きがちですが、

問題を解く前や解いた後に、息抜きがてら

「この問題で大学側はどんな能力を計ろうとしていたのだろう?」

とか

「なんでこの長文を問題として採用したんだろう?」

 

など考えてみてください。

きっと新しい発見があるとともに、過去問演習がより有意義な時間になること間違いなしです!

お問い合わせはこちらから!

武田塾西日暮里校では無料受験相談を行っています。

iOS の画像 (1)

「勉強のやり方がわからない……」
「どの参考書を使えばいいのかわからない……」
「授業を受けても意味ない気がする……」


受験に関するあらゆる悩みに、無料で個別アドバイスをさせていただきます!

武田塾 西日暮里校

〒116-0013
東京都荒川区西日暮里4丁目1-20
西日暮里エーシービル 303号室

【TEL】 03-5834-7137

【メール】nishinippori@takeda.tv

【開校曜日】月~土曜日

【自習室利用可能時間】13:00~22:00

【電話受付対応時間】13:00~22:00

武田塾西日暮里校のHPはこちら

無料受験相談

 

武田塾 田町校

武田塾田町校 教室内の様子

〒108-0073
東京都港区三田3-2-8
箕浦ビル 4階

【TEL】 03-6453-8351

【メール】tamachi@takeda.tv

【開校曜日】月~土曜日

【自習室利用可能時間】13:00~22:00

【電話受付対応時間】13:00~22:00

武田塾田町校のHPはこちら

無料受験相談

 

武田塾 大井町校

武田塾大井町校 教室内の様子

〒140-0011
東京都品川区東大井5丁目23-32
関ビル 3階

【TEL】 03-6433-9388

【メール】oimachi@takeda.tv

【開校曜日】月~土曜日

【自習室利用可能時間】13:00~22:00

【電話受付対応時間】13:00~22:00

武田塾大井町校のHPはこちら

無料受験相談

 

武田塾 大森校

武田塾大森校 教室内の様子

〒143-0023
東京都大田区山王2-7-2
パルサー山王103

【TEL】 03-6451-8211

【メール】omori@takeda.tv

【開校曜日】月~土曜日

【自習室利用可能時間】13:00~22:00

【電話受付対応時間】13:00~22:00

武田塾大森校のHPはこちら

無料受験相談

 

武田塾 蒲田校

武田塾蒲田校 教室内の様子

〒144-0052
東京都大田区蒲田5-40-10
初穂マンション蒲田 203号

【TEL】 03-6428-7851

【メール】kamata@takeda.tv

【開校曜日】月~土曜日

【自習室利用可能時間】13:00~22:00

【電話受付対応時間】13:00~22:00

武田塾蒲田校のHPはこちら

無料受験相談

 

関連記事

【夏に勉強が進まなかった受験生の皆さんへ】9月からの勉強スケジュール

夏休み勉強が思うようにはかどらなかった受験生へ。気持ちを切り替えるなら今です!

【東大合格の秘訣】現役東大生が教える、僕が東大に合格した理由!

今回は当校の講師が 現役東大生が教える!東大に合格した理由! を語ってくれました!

【冬期講習ではない!】冬だけタケダ2021【入会金無料!】

こんにちは。日暮里、西日暮里、田端と山手線3駅から徒歩圏内 JR・東京メトロ西日暮里駅からは徒歩1分! 日本初 授業をしない塾!武田塾の西日暮里校です。 毎年ご好評をいただいている「冬だけタケダ」西日 ..

生活習慣乱れていない?規則正しい生活が受験を制する理由

自粛が長引いて、昼夜逆転になってしまったりしていませんか?今日は規則正しい生活が大事だよというお話をしていきます。

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる