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参考書紹介 数学編 

参考書紹介も英語編ばかりではなく、数学編も少しやっていきます。

 

数学ですが、チャート式や問題精講シリーズ、そこに一対一シリーズなどが有名ではないでしょうか?

特にチャート式は白・黄色・青・赤の順で難易度が分けられており、白は文系でセンターまでしか数学を使わない人向けの難易度で、黄色から順には中堅私立レベル、難関私立レベル、難関国公立理系レベルとなっており受験レベルに合わせて購入することが一番望ましいです。良くあるのは「理系だから赤をやっておけば大丈夫」といって難しすぎて最終的にただの置物化してしまう人もいる事です。しっかりと志望校に合わせて選ばないと難しすぎて心が折れかねませんので注意してください。また、問題数も多く例題1問に対して演習問題が2~6問ほどあり時間がかなりかかってしまいます。ですので、短期間で勉強する人にはおススメできません。

 

基礎問題精講シリーズですが、こちらも基礎・標準・上級とあります。これもしっかりと問題の難易度で分けられているのでいきなり上級を買うことはないでしょうが、しっかりと基礎から始めて簡単な問題→応用問題→発展問題と解けるようにしてください。また、問題数も他よりも少なく、例題に対して1問の演習問題で構成されており短期間で数学のインプットが出来るものとなっております。

 

それと最後に一対一シリーズです。これは武田塾的にはお勧めしていません。なぜなら他の参考書と違って問題、解説の難易度が高いからです。プレ一対一もありますが、それでも問題は大学入試レベルからのスタートです。一対一シリーズになるとさらに演習問題の難易度が跳ね上がり、文系で数学を使う人には厄介な問題が多くなっています。なので難易度の調整が難しくいきなり始めるにはおススメ出来ません。また、解説の難易度が高いという事で一つの問題の理解に時間が掛かってしまうので、数学が得意な人以外は他の問題集をやった方が時間が掛からないかと思っております。

 

ここまでまとめですが、大学の難易度で問題集を選んでも構いませんが、受験までの残り時間と自分の実力で調整して問題集を選んでください。特に数学は、英単語のように単に覚えればいいという物ではなく理解して公式の変形や組み合わせ、更に計算速度の上昇など完璧な理解を目指して勉強していかなければ数学の難問奇問に対応できないことを理解してください。

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