そろそろ、大学受験に本腰入れようと思っている人たち!!
どこから勉強をやり直さないといけないか分かりますか?
中学まではある程度できたから高校レベルからやれば大丈夫!・・・なんて思っている人!!
ある程度できた程度だと、高校レベルからスタートしても全くわからないなんてことが起こるかもしれません!!
では、どのようなレベル設定が必要か!
それを今回はお話ししていきます!!
中学レベルと高校レベルとは?
そもそも、中学レベルと高校レベルでどのように異なるのか?
中学レベル
日本においては、前期中等教育と示され、基礎教育ステージを修了するための教育であり、たいていは客観的パターン志向となる。初等教育(ISCED レベル1)の学習結果を基に構築され、それは生涯にわたっての学習・人間開発の基礎となることを目的とする。
という固い文章にすると分かり難いかもしれませんので、簡単に言うと、「今後の学習の基礎」ということです。
この段階で勉強に不安や苦手があると、その後も出来ないままになってしまうものが多く出てきます。
そのため、英語・数学・国語の基礎3科目は物によってはこのレベルからやり直さない事には、勉強できないことにもなりかねません。
例えば、英単語については「中学レベル」で分からない者が多くあると「高校レベル」で必ずと言っていいほど詰まります。
文法は、高校レベルからでもスタートできることが多いですが、構文の「S・V・O・C・M」などが分からない。そんな状態であれば中学レベルからやり直すことを推奨します!!
「いや、自分は中学のテストで70点を切ったことがないから、単語も文法も大丈夫!」
・・・本当にできる人なら80点は絶対に切りませんよ? むしろ、90点台が当たり前に出ますよ?
中学レベルでできる=9割
これを基準にスタートラインを決めてください!!
中学3年のテスト成績からわかる、中学レベルに戻るべき点数
英語 | 国語 | 数学 | 社会 | 理科 |
70点未満 | 50点未満 | 60点未満 | 30点未満 | 30点未満 |
では、今度高校レベルについて説明していきます!
高校レベルとは?
高校レベルとは、15-16歳もしくは前期中等教育を修了した者を対象とする、より専門的な教育であり、第3期の教育の準備や、雇用に関連するスキル、もしくはその両方に関連する内容です。
これも簡単に言うと、「大学までに必要な教育や、就職などに必要とされる内容」です。
ほとんどの問題は、中学レベルの範囲から応用力や思考力の難易度を上げたものであり、そこから発展内容を学ぶため実際の範囲が広がっています。そのため、問題によっては中学の内容と被っていて簡単にわかる範囲も存在します。(高校1年レベルの問題など)
しかし、学年が上がっていくごとに求められる知識量や考え方などがレベルアップしていくのでついていけなくなったり、嫌いになる人が多くなります。
このように純粋に難易度が上がった結果、中学ではできたことが高校になるとできないという壁にぶつかる事が起こります。
しかしながら、中学レベルをほぼ完成させている偏差値70以上の高校の人だとほとんどの人が高校1年の時点で壁が無く、ペースさえ適正であれば問題なく勉強を進める事が出来ます。
その後、高校2年で壁にぶつかる人、文理分け後の高校3年でぶつかる人など毎年のように難易度が上がっていくのが高校レベルの特徴です。
基準となるスタートレベルとは?
スタートレベルを決める前に、高校受験時のレベルと大学受験時のレベルについてご説明します。
高校受験ができることの大前提として前期中等教育を修了した人に対しての教育です。
その人たちの中で競い合い、成績の良い人から選択肢を選んでいけます。
ただ今の高校受験は、新潟で平均1.07倍で進学を希望した人は、ほぼ全員入れるようになっています。
もちろん落ちる事もありますが、よっぽどのことが無い限り、私立か公立に通う事になります。
ではこれが東京など人口密集地域だとどうでしょうか?
最近の高校受験平均倍率
東京:平均1.40倍
大阪:平均1.09倍
福岡:平均1.20倍
はい、東京だろうが大阪だろうが平均1.n倍と倍率が3倍を超えることはありません。
ですので、「受験をする=周りと競い合う」といっても1点を争う人が何十人もいるような、厳しい競い合いは偏差値65~70台の高校以外はほとんどありません。
厳しい競い合いがほとんどないということは、中学レベルがそこまでできなくても、高校に合格できるのです。
そのため、学生は本来求められている学力よりも低いという事が起こります。
その典型的なのが、滑り止めにされる偏差値30~40台の私立高校です。
このレベルの高校を批判するつもりはありませんが、どうしても基礎学力不足が目立つのもこのレベルの高校です。
本当の志望校や合格圏内の高校は偏差値50程度でも落ちてしまえばそのレベルに達しておらず、このレベルに落ちてきます。そうすると、周りのモチベーションが高くないのでなかなか勉強を頑張ろうと思えず、どんどん学力が落ちてきます。
そうなると、もともと偏差値50台でも40台、30台と徐々に下がっていき、最悪大学合格が出来ないレベルまで下がってしまいます。
しかもこのレベルの学校に通っている人は、全国の同学年約110万人の中で55万人以下です。
実際、大学受験で合格出来る人は全国で約63万人しかいません。この人数は東大~BFまで含めてこの人数です。
受験者は約70万人、この中には浪人生も10~15%程度含まれます。これは現役生の上位60万人と、浪人生10万人が毎年63万の席を取り合います。
単純に成績だけで大学の枠を取り合うと、下位55万人は大学に入れません。もちろん大学に行かない人もいるでしょうが、単純計算ではこれくらいになります。これが大学受験なのです。
中学~高校までの6年間の学習の範囲で順位づけられ、高校受験では振り落とされない下位の人が、大学でふるい落とされるのが受験です。
「周りに流されて勉強をしない=大学受験できない」こう言ったことが無いように、自身の現在位置から本当に必要になりそうなレベルを選び、実力を上げていってください!!
そしてそのスタートラインを決める簡易表がこちらです!!
高校偏差値 | ~70台 | 69~60 | 59~50 | 49~40 | 39~30 |
高校レベル | 上位95% | 上位60% | 上位40% | 上位10% | 上位1% |
中学レベル | 下位5% | 下位40% | 下位60% | 下位90% | 下位99% |
簡易表ではありますが、おおよそこの順位の人は左側のレベルスタートした方がいいです。
理科や社会のような高校レベルからでも十分通用するものもありますが、最初に話した基礎3科目はこのレベルを確認し、実際の問題集を見てください。
「説明は出来ないが解ける」こんな問題が多い人もいるでしょうが、かならず「説明できる」ことを目標にスタートレベルを決めてください!!
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