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『一問一答』は本当に必要!? 大学受験日本史・世界史でおなじみの一冊を斬る

日本史・世界史の一問一答って本当に受験で必要!?

みなさんこんにちは!

武田塾日本橋人形町校、講師の及川です。

 

学年が変わり、日本史や世界史を勉強するための問題集を探していませんか?

今回のテーマはズバリ、日本史と世界史における「一問一答」の必要性についてです。

 

「「いやいや、いきなり何言ってんの!?そもそも歴史は暗記勝負なんだから必要に決まってんじゃん〜 むしろ教科書とか読まないで、真っ先に一問一答を使って、ひたすら暗記していけば大丈夫っしょ〜wwww」」

と、安易に考えている高校生の皆さん。

要注意です。

実は皆さんが手を出したくなる一問一答は、使い方を誤ってしまうと全く頭に入らないという最悪の事態を引き起こしてしまいます。

 

一問一答を使い抜いた僕が書いたこのブログを、ぜひ最後まで読んでいただけたらと思います。

 

 

日本史・世界史の一問一答は、本当に受験で必要なのか

答えを提示します。ずばり、

 

「必要」と僕は思っています。

 

理由としては以下の2つです。

①.勉強をした知識・用語が頭の中で定着をしたかどうかを、確認することができるから

②.長い問題文を読むことでさらに、用語の確認を行えるため、論述問題に役立つ

③.記号ではなく記述であるため、アウトプットをすることができる

 

まず歴史科目を勉強する上で一番重要となるのは、なぜその出来事や事件が起こり、どういった流れで歴史上の人物が活躍したのかという因果関係・理屈を理解することにあります。ですが、歴史用語とそれが示す意味について正しく覚えることがその基盤になります。

 

そのため、一問一答は歴史用語とその意味を同時に覚えられるので、知識を定着させることや、定着しているかを確認する際にはとても有効と言えるでしょう。

 

②についても似たようなことが言えますね。一問一答は「一つの問い」に対して「一つの答え」が載っている問題集です。

これは難易度が高い勉強法なので後述しますが、逆に「問い」部分を答えにすることで、論述問題の対策をすることができるのです。

その用語の定義を正しく言えることができれば、文字数もクリアでき、成績UPにつながります。

 

 

誤った使い方をしてしまうパターンって?

正しい使い方をすれば、成績アップの起爆剤となる一問一答ですが、残念ながら間違った使い方をしたことで、成績が伸び悩んでしまっている高校生たちがいます。

それは、日本史・世界史の流れや単元を、学習・理解していない状態で一問一答に手をつけてしまっている人です。

時代背景の理解が追いついていないにも関わらず、ひたすら一問一答で詰め込んでしまうと、時代の特性や因果関係が何も分からないまま用語を暗記するだけになってしまいます。

 

そうすると・・・苦しくないですか・・・???
 

そうなると暗記が、脈絡のない語の羅列を覚えるだけになってしまい、用語に意味を持たせることが困難になってしまいます・・・

そうなると一問一答で歴史用語を覚えようとしても、すぐ抜け落ちてしまうのです。

 

せっかく時間をかけて覚えたのに、効果が今ひとつだとはっきり言って時間の無駄ですよね...(涙)

一問一答は教科書ではないため、通史として「どうしてそれが起こったのか」を教えてくれません。だからこそ、まずは通史の学習をしていくことをオススメします。

 

 

日本史と世界史の一問一答の効果的な使用法①

それではいつ一問一答は使うべきなのでしょうか。

 

ズバリ、単元をある程度学習できたと感じたあたりからです。

古代から現代史までを学習しきってから、手を出す必要性はありません。

例えば日本史だったら「飛鳥時代」、世界だったら「古代ギリシア」だけでも大丈夫です。

 

その単元で「ある程度完璧にできた」と感じることができたのなら、定着しているか確認していきましょう!

方法としては、「覚えていなかった単語には印をつける」「間違った問題を、教科書などを参照して覚えられるまで繰り返す」がいいと思います。

 

 

論述にも使える!?一問一答の効果的な使用法②

先ほどチラッとお話ししましたが、一問一答は論述対策に有効なんです。

歴史の問題というのは、必ず一問一答で出題されるわけではありませんよね。

だから歴史用語だけを覚えている状況では、正誤問題、論述や誤字訂正に対応できなくなる可能性が高いです。

 そのため、「問題を読んで」一問一答を答えられるようになったら、「答えを読んで」一問一答の問題を当ててみるという方法を紹介したいです。

 

問題全てを暗記する必要はないですが、歴史用語・人物の詳細について人に説明できるようになれば、歴史の知識は確実に身についたと言うことができます。

 

 

最後におすすめの問題集を紹介!

最後に、僕が勧めたい問題集を紹介します。

実は、もともと武田塾には日本史と世界史それぞれの一問一答がルートとして存在していました。しかし、これから紹介する2つの問題集がルートに組み込まれたことで、一問一答が不要、もしくは知識定着の確認用として使われるようになりました。

 

おすすめの問題集、日本史はズバリ!武田塾一冊逆転プロジェクト『日本史用語2レベル定着トレーニング』です。文章に空欄(レベル1の語句)と赤字(レベル2の語句)があります。一問一答のような要素を含みますが、同じ文章を2回繰り返すことで、合理的に知識習得を行えるようになっています。

 

世界史は、武田塾一冊逆転プロジェクト『世界史用語マルチトレーニング』です!

①文章②地図③年表の3ステップで覚えることができるのが最大の特徴であり、強みです。

どうしても一問一答は「文章」のみに目がいってしまうのですが、地図と年表で知識の定着をすることができるのは画期的です。高校時代に出会っておきたかったなあ…

また、教科書のような通史ではなく、地域ごとにまとめられているのも特徴です。

教科書だとエリアが飛び飛びになってしまって、どこで何が起こっているのか混乱してしまうんですけど、一つの地域を完璧にして次の地域・国に入れます。だから、アフリカ史や朝鮮史といった世界史上マイナー?な所もメリハリをつけて学べますよね!

高校時代に出会いたかったです…!

これらの問題集を効果的に使って、日本史・世界史の成績アップを目指しましょう!

 

 

このブログを書いているのは

及川先生写真

【講師紹介】青山学院大学 文学部出身 及川先生

センター世界史は100点。
バックパック一つで世界中を歩き回った「世界を知る男」
大学を卒業後、新たな目標として教員を目指す傍ら武田塾で講師として活躍。
大学時代は野宿愛好会とお笑い愛好会に所属。
得意科目は実は世界史(知ってた)

 

 

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日本橋人形町校は、都内トップレベル国都立・私立中高出身の講師も多く在籍しておりますし、一方で高校まで公立出身で難関大学に合格している講師もおります。

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