こんにちは!
京阪寝屋川市駅から徒歩2分、寝屋川市の予備校 武田塾寝屋川校です!
突然ですがみなさん、現代文の勉強はうまくいってますか?
演習を重ねても点数が安定しなかったり、そもそも勉強法がわからなくて手をつけていないなど、うまくいっていない方も多いと思います。
そこで今回は、現代文の点数が安定しない理由と、安定させるための解決策についてお話しします!
現代文の成績が上がらない理由
「現代文の単語」ってみなさん勉強したことはありますか?
実は、現代文の点数をあげるためには、キーワード(単語)の勉強が必要なのです。
たとえば、「抽象」と「具体」、「逆説」、「イデオロギー」、「モラトリアム」、「淘汰」。
これらの意味をはっきりと理解できますか?
英語において英単語がわからなければ英文が読めないのと同様に、現代文も単語の意味がしっかりと理解できなければ、正しく文章を読み進めることができません!
つまり現代文を正しく読解するためには、語彙力の強化が必要不可欠です!
ですので、文章は読めている気はするけど、現代文の点数が安定しないという人は、語彙それ自体の意味の理解に問題があるかもしれません。
そこで解決策として、現代文における語彙力を強化するためのオススメの参考書3冊と、それぞれの参考書の特徴と使い方を紹介していこうと思います!
『ことばはちからダ!』
まず1冊目、河合塾の『ことばはちからダ!』という参考書です!
この参考書は「日常的には使わないけど、現代文では基本的な用語」に絞って、深く解説されている参考書です!
一見、誰でも知っているような言葉でも、案外はっきりとは理解できていない事に気がついたり、 同じ言葉でも、日常的に使われる意味と現代文で使われる意味が違ったりするので、 これから現代文の勉強を始める人や、なかなか点数が上がらない人は是非読んでみてほしい参考書です!
この参考書の使い方は、
①キーワードとその意味を覚える。 英単語や、古文単語のように言葉と意味をセットで覚えます。 ②解説の文章を読む。 ズラッと解説が書かれているので、理解できるまで読み込みましょう。 ③要約する。 解説の文章を読んで、自分なりに20〜30字程度にまとめてみましょう。その言葉の意味を知らない人に伝えて、理解してもらえるくらいが理想的です。 この要約の訓練を怠る人が多いのですが、要約する力は入試現代文でかなり活きてくるので、時間をかけてでもしっかりやりましょう! |
キーワードを説明するための要約をするので、言葉を覚えつつ要約の力もついて一石二鳥の参考書ですね!
以上が『ことばはちからダ!』の概要と使い方です!
『現代文キーワード読解』
次に紹介するのは『現代文キーワード読解』という参考書です!
この参考書は簡単に言えば、『ことばはちからダ』の難易度が上がったものというイメージです。
なので、時間がない人以外は『ことばはちからダ』を終えてから、この参考書に入るのをオススメします!
(初めから難易度の高い参考書に手を出すのではなく、基礎の簡単なところから進めていくのが受験勉強の鉄則です!)
『現代文キーワード読解』の使い方も基本的には、
・キーワードと意味を覚える。 ・解説の文章を読む。 ・解説の文章を要約する。 |
の流れなのですが、『現代文キーワード読解』では「入試でキーワードをチェック!」のページの入試現代文を要約することに力を入れて進めていくのが重要なポイントです。
文章の下に「読解のポイント」と「要約」が小さく載っているので、自分で要約した後に、答え合わせとして使いましょう。
「読解のポイント」には、
文書の論理展開が簡単に解説されているので、文章と照らし合わせて、現代文の中で行われている論理展開の定番の流れや、文章の中にある重要な文の見つけ方に慣れていきましょう!
「要約」では、
「読解のポイント」を踏まえた上で、なぜそのような要約になるのかを理解しましょう。
この参考書にはかなりの数の入試現代文が載っているので、何度も要約を繰り返して、文章中の重要な部分を素早く見つけ、うまくまとめられるように訓練しましょう!
「志望校の入試現代文には記述・要約がない!」という方も、要約は選択式の現代文の力を上げるのにもすごく効果的なので飛ばさずにやってみましょう!
入試本番で野球についての文章が出た時に、野球のことに詳しい人と詳しくない人では、詳しい人の方が有利ですよね。
それと同じで、「科学技術」「哲学」「日本文化と西洋文化」などが出てきた時にそれらのテーマに詳しければ、文章の展開がある程度読めて理解しやすくなるので、当然文章の理解度や、読むスピードで有利になります!
『現代文キーワード読解』に載っている文章は頻出のテーマなので、それらのテーマの大筋を理解していれば、入試本番で大きなアドバンテージになることは間違いありません!
『入試漢字マスター1800+』
そして最後に紹介するのは『入試漢字マスター1800+』という参考書です!
「漢字は自分の志望校には必要ないからやらなくてもいいや」「漢字は出るけど配点が低いからいいや」と思っている人もこの参考書は必ずやってほしいです!
それはなぜかというと、漢字の「意味」を覚えることに価値があるからです!
現代文の語彙はとても重要だと何度も言っていますが、 この参考書には『ことばはちからダ』『現代文キーワード読解』には載るほど重要な単語ではないけど、だからこそ受験生があまり注目しない盲点となるような基本的な漢字と意味が合わせて載っています!
この参考書は、
・例文中のカタカナを漢字で書けるようにする(覚える)。 ・そしてカタカナの隣にある赤文字で書いている意味を覚える。 |
という流れで進めていきましょう!
語彙力を上げよう!
以上が現代文の語彙力を高めるのにオススメな参考書です!
英単語や古文単語は全員が必死に覚えるのに対して、現代文の語彙力強化は軽視している人がかなり多いので、これらの参考書を完全にマスターすれば他の受験生に大きく差をつけることができます!
現代文という科目は「演習を重ねても成績が上がらないのはセンスがないから」「小さい頃から読書なんてしてなかったから無理」などと言って勉強することを諦めてしまう人がかなり多い科目であると思います。
ですが諦めてしまう人達の大半は語彙力の強化を怠っているのではないでしょうか。
読解の演習を重ねて成績が上がる人は元々語彙力がある場合が多いです。
英語が単語・文法・熟語を固めてからでないと長文の演習をしても成績が伸びにくいように、現代文も語彙力を固めてからでないと演習を重ねても成績が上がらないという悲しい事態になってしまいます。
現代文にもステップがあることを知らない人が多いという事が、現代文の勉強で挫折する人が多い理由だと思います。
この記事を読んだ皆さんは現代文を諦める前に上記で挙げた3冊を、もしくは1冊でもいいので完璧にしてみましょう!
きっと現代文に対する見方が変わると思います!!
お問い合わせはこちらから!
武田塾寝屋川校では無料受験相談を行っています。
「勉強のやり方がわからない……」
「どの参考書を使えばいいのかわからない……」
「授業を受けても意味ない気がする……」
受験に関するあらゆる悩みに、無料で個別アドバイスをさせていただきます!
〒572-0042
大阪府寝屋川市東大利町14‐6
丸喜ビル 3F
〒611-0021
京都府宇治市宇治若森31-5
宇治タイセイビル 1階
〒573-1106
大阪府枚方市町楠葉1丁目5-1
婦喜屋ビル 3階
〒573-0032
大阪府枚方市岡東町14-44
雲川ビル 4階
〒570-0026
大阪府守口市松月町2-19
松月ビル 3階