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【古文の勉強法】古文攻略のための王道参考書について詳しく解説

こんにちは!

京阪寝屋川市駅から徒歩4分、寝屋川市の予備校 武田塾寝屋川校です!

 

今回は、苦手な人も多いであろう古文の勉強法についての記事です。

 

 

 

 

古文 武田塾の勉強法について

どうしてたくさんの人が古文を苦手とするのでしょうか?

 

それは、古文が不完全な文章だからです。

 

なぜかと言うと、

古文では様々な場面で主語が省略されたり、話し手が変わったりするからです。

 

それでは、どのようにしてこのような点を克服していくかについてこれから説明します。

 

 

暗記系(古文の勉強法)

ここでは暗記が必要となる単語、文法のおすすめの参考書について説明していきます。

 

単語のおすすめ参考書

古文を読むうえで欠かせないのが単語力です。

 

英語でも単語が分からなければ、問題を解けませんよね。

 

これと同じことが古文でも言えます。

 

だから、古文単語は古文を読むうえでの基礎だと言えます。

 

 

そこで今回は武田塾で使用されている単語帳を2つ紹介します。

 

①古文単語ゴロゴ 

 

②読んで見て覚える重要古文単語315

 

単語を覚えるのが苦手な人には①古文単語ゴロゴの方がおすすめです。

 

なぜなら、この単語帳はゴロを用いて単語を覚えられるよう工夫されており、

1つのゴロで複数の意味が覚えられるという利点があるからです。

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古文単語315では単語に関連したイラストが描かれており、説明が分かりやすいです。

 

「古文単語315」では単語315語に加えて、慣用句が60句ほど記載されています。

 

これら慣用句も文中での出題率が高いため、暗記しておくべきです。

 

 

単語暗記のステップとしては、一語一訳をまず完璧にし、そのあとで一語多訳ができるようにしましょう。

 

単語の暗記には、武田塾での単語暗記法をおすすめします。

 

武田塾での単語暗記法の基本を簡潔に説明します。

 

まず初めに、一通り単語が答えられるかを確認し、答えられなかったものにチェックを入れていきます。

 

次にチェックが入れられた単語を覚え、それが覚えられたか確認しましょう。

 

しっかりと答えられなければ、さらにチェックを入れます。

 

これを繰り返し行い、分からない単語をなくしていくのが武田塾の単語暗記法の基本です。

 

 

この暗記法は、効率性と苦手な単語をはっきりと認識させられる点において優れています。

 

なぜなら、完全に暗記した単語を何度も繰り返し確認するという無駄を省くことができるからです。

 

さらに、チェックの回数から自分が苦手とする単語を視覚的に捉えることもできます。

 

 

文法のおすすめ参考書

武田塾で使用されている古典文法の参考書としては、

「やさしくわかりやすい古典文法」があります。

 

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「やさしくわかりやすい古典文法」は、古文初学者にとてもおすすめな参考書です。

 

なぜなら、この参考書は基礎的な文法事項全般に特化しているため、

記載されている文章の大半は短文であり、長文はほとんど載っていないからです。

 

また、この参考書の特徴として豊富な問題量と解説が丁寧なことが挙げられます。

 

問題量に関しては、

それぞれの単元に対応するチェック問題や約2~4単元ごとの確認テストがついています。

 

解説に関しては、

現代語訳はもちろんのこと、全ての記号問題に関する解説があったり、関連事項をまとめてくれたりなど

初学者にやさしい参考書となっています。

 

このように、この参考書では演習を通して古典文法の基礎を固めることができます。

 

古典文法における大きな壁としては、助動詞が挙げられます。

助動詞が難関として考えられているのは、暗記事項が多いからです。

 

それぞれの助動詞の意味を覚えるのに加えて、活用や識別などが加わります。

そのため、あいまいな暗記は通用せず、明確な暗記が求められます。

 

 

「やさしくわかりやすい古典文法」では、32単元中15単元が助動詞に関してであり、

難点である助動詞に関しても詳しく記載されています。

 

助動詞が苦手な方は、この参考書を通して克服しましょう。

 

優先順位としては、助動詞・敬語→助詞→動詞の活用の順で暗記していきましょう。

 

思考系(古文の勉強法)

ここでは、練習や慣れが必要となる長文読解の方法について説明していきます。

 

最初にも述べたように、古文の難点として、主語や会話文の話し手が誰かはっきりしないことが挙げられます。

 

しかし、入試問題では頻繁に「この文の話し手は誰ですか?」といった問題が出題されます。

 

だから入試で得点をとるためには、この難点を克服することは避けて通れない道なのです。

 

それではどのようにすれば主語や話し手を識別できるようになるのでしょうか?

 

敬語の重要性

ズバリ、そのヒントは敬語にあります。

 

なぜなら、敬語の「敬意の方向」さえ知っていれば、

立場や身分から会話文がどちらからどちらへ向けられたのかということが分かるからです。

 

より簡単な例を挙げてみましょう。

例えば、「奏す」という敬語が会話文の付近にあると、

天皇や上皇に向けられた会話だということが分かります。

 

以上のことから敬語の重要性が分かってもらえたでしょうか?

 

敬意の方向をはっきりさせるためにも、

ただ敬語を暗記するのではなく、尊敬語・謙譲語・丁寧語の区別もできるように暗記しましょう。

 

一つの敬語が複数の意味を持つ場合は、尊敬語にも謙譲語にもなることがあるため、注意が必要です。

例えば、「奉る」という敬語の場合、

(尊敬語)「お乗りになる」、(謙譲語)「差し上げる」 という意味があります。

 

ただし、敬語への理解が深まったからと言って、すぐに古文が読めるようになるわけではありません。

 

次に、古文が読めるようになる練習法について説明します。

 

古文読解のための練習

古文読解のためには、文中に存在するすべての動詞に主語を補う練習が効果的です。

 

主語把握とは古文を読むうえでの基本であるため、

主語識別の問題が出てきた時だけ勉強するようでは力はつきません。

 

普段から主語を意識して文章を読むように心がけるためにもこの練習は効果的です。

 

古文問題を解くうえで、いきなり全ての古文を正確に理解しようと思う必要はありません。

 

まずは、文章の大まかなあらすじと、主語を把握できるようになりましょう。

 

また、どうしても内容が分からない場合は、

あらかじめ書かれている問題文や選択肢に目を通して、あらすじを予想するという方法もあります。

 

文学史について

以上で取り扱った古文読解、古文単語、古典文法とは違った問題ジャンルとして、文学史が存在します。

 

大学によっては文学史が頻繁に出題されます。

 

例えば、龍谷大学などはかなりの頻度で文学史が出題されます。

 

文学史の勉強は、日本史の勉強範囲とも重なっているため、

受験で日本史を必要とする方にとって、文学史の勉強に取り組むことは一石二鳥です。

 

ちなみに、文学史に関する問題は完全な知識問題であるため、

知っていれば解ける、知っていなければ解けない問題です。

 

そこで文学史対策の参考書として「SPEED攻略10日間」(Z会)をお勧めします。

 

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この参考書は武田塾でも使用されている参考書です。

 

特徴としては、主要な文学作品や作者をたった10日間でカバーできるという効率性です。

 

この参考書は、10つの講によって構成されています。

 

1~5講では江戸時代以前について、6~9講では近現代について、10講は演習問題となっています。

 

それぞれの講には、該当範囲の過去入試問題が記載されているため、

その問題を通して暗記の完成度を確認できます。

 

また、この参考書では年表やジャンル表などがたくさん使用されており

知識を整理して暗記することができます。

 

 

文学史に関する知識はあまり使わないため、

早期から暗記しても忘れやすいという特徴もあります。

 

したがって、この参考書を受験前に一気に詰め込むことという戦略をお勧めします。

 

 

今回のまとめ

古文攻略で覚えておいてほしいことは以下の3点です。

 

1.主語や話し手など人物関係を把握するため、敬語を用いて人物関係を把握する練習をしましょう。

 

それに加えて、文中の動詞に主語を補う練習にも取り組んでください。

 

2.紹介した単語帳や文法系の問題集を使って、同時に単語力・文法力を養いましょう。

 

3.文学史については、自分の志望大学の出題傾向に合わせて「SPEED攻略10日間」に取り組みましょう。

 

 

これら3点を踏まえて勉強することで、総合的な古文の能力を伸ばすことができます。

 

紹介した参考書・勉強法を実践して、古文の能力を伸ばしましょう!

 

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