皆さんこんにちは!!
武田塾成田校舎講師の長井です!
遂に夏休みが終わり、夜も涼しくなって秋の到来を感じてきました。
夜にお腹なんか出して寝てるとすぐ風邪ひいてしまうのでさらに体調管理を徹底していきましょう!
ところで皆さんは4月から今日までにどのくらい模試を受けられてきましたか?
多くの方は9月上旬時点で3回前後だと思います。
そしてこれから直前期に向けてさらにピリピリとした空気感で複数の模試を受けていくと思います。
さて、そんな受験生の皆さんに問いたいのですが、
何故受験生は定期的に模試を受けている(受けなければいけない)のでしょうか?
今回のブログは
「何のために模試を受けているんだろうか?」
をテーマに進めていきます。
「何で模試って受けないといけないんだ…??」
意外と多くの受験生が漫然と模試を受けているのではないでしょうか。
何を隠そう現役生時代の僕がそうでした。
なんとなくその時点での学力を測るために受け、何点だったか、志望校は何判定だったかを友達と競うみたいなものとしか考えていませんでした。
もちろんその時点での学力を測るものという側面もありますが、実はそれだけで終わらせるにはもったいない代物なのです、模試というものは。(倒置法)
ということで、今回は模試の活用方法についてお話していきたいと思います。
8月末以降の模試はどの受験生にとっても大事な模試となるので、9月以降に更に学力を伸ばすためにもここで模試の使い方について勉強しておきましょう!
模試を受けることのメリット
メリットが分かればそれがそのまま目的となります。
では、模試を受けることでどのようなメリットがあるのでしょうか?
①自分の学力と志望校との距離がわかる。
これに関してはもう皆さんもわかっていると思います。
志望校判定だけでなく、同じ志望校の受験生の中で自分がどのくらいの位置にいるのかの確認もできます。
これだけでもかなり有用に思えますが、まあでもこれは割とおまけです。
志望校判定が知れたからと言って学力が上がる訳ではありません。
自分のモチベーション維持用とでも考えておきましょう。
②本番と同じ形式、環境で受けることが出来る
時々、実力不足を自覚しすぎているのか、「問題入手して、後でちゃんと勉強した状態で解くから今回は受けない」と、模試を受けることを拒否する受験生がいたりします。
気持ちはわからなくもないです。
自分の実力がわかるということは打ちのめされる可能性もあります。
ですが、
模試で大事なのは
「いい成績を取る」ことではなく、
「自分の実力」と「試験の雰囲気」を知り、
「本番に向けて残りの期間でどう修正していくか」が重要なのです。
いくら模試や過去問演習でいい成績を取れても本番で点数が取れなくては意味がありません。
ならばいっそ開き直って、見たことの無い受験生に囲まれた環境で問題を解く経験をしに行くことを目的として模試を受けてみるのはいかがでしょうか。
ピリピリとした環境でのパフォーマンスで合否が分かれることもあります。
模試を受けることで少しでもそういった本番に近い環境に慣れておきましょう!
③今までの勉強について見直せる
これが最重要です。
勉強したはずの問題が解けていなかったら、普段の自分の勉強に何かしらの問題があると考えられます。
ここの分析をせずに先に進んでしまうと、誤った勉強のまま進むこととなり、学力の向上は見込めません。
模試で学力向上を図るのであれば 必ず分析と復習をする癖をつけましょう。
ただ、この分析というのが自力でやるにはかなり難しいものとなってきます。
正しく分析をするためにはきちんと形式に沿って、第三者からフィードバックをもらうことが必要です。
以下に形式の一例を載せておきますので参考にしてみてください。
<模試の自己分析>
1.時間配分
・事前に時間配分はしたのか、その時間配分は妥当だったのか
・時間配分通りに解けたのか
2.間違えた問題の分析
・間違えた問題をカテゴライズする(ケアレスミスで間違えた問題、実力で解けなかった問題)
★実力で解けなかった問題の中でも既に勉強した問題をピックアップし、何故解けなかったのかを分析
・ケアレスミスで間違えた問題では、解く中でのどの過程が問題でミスしてしまったのか(移項の時に符号を変換し忘れた、分数計算での通分・約分、など)
・弱点と要復習箇所を洗いだす
3.復習に関して
2で見つかった要復習箇所の復習を
・いつまでに
・どうやって(○○の参考書と問題集の該当問題を○周し、○日後に模試の該当問題をもう一度解きなおして解けるようになったか確認する、など)
達成するかを決定する。
これを要復習箇所全てに対して行う。
4.今後の勉強に関して
・一日あたりの勉強時間をどうするか(減らすか、維持するか、増やすか)
・増やすのであればどうやってその時間を捻出するか
★これまでの問題集や参考書の使い方はどうだったか(精度、周回数、理解度、などなど)
→もし問題があるように感じるのであれば改善策を講じる
・入学試験本番までに修得しなければいけない参考書や問題集はどれだけあるのか、そしてそれらをそれぞれどのくらいのペースでこなしていけば間に合うのか
これらが自己分析で分析しなければならない項目の一例です。
もちろん一例ですので、必要なら新しく項目を追加していただき、不必要なものがあれば省いていただいて大丈夫です。
ですが、このくらいの細かさで分析をしないと自分の問題点というのは見えにくいものです。
また、★印をつけた項目に関しては自力での分析が難しく、最初のうちは講師や先生にフィードバックをもらいながら的を得た分析ができるようにしましょう。
以上が模擬試験を受ける上でのメリットとなります。
逆に言えばこれらのために私たちは模試を受けてきたのです。
これからはちゃんとこれらの旨味をすべてしゃぶりつくせるよう、ハッキリとした目的意識のもとうけるようにしましょう!!
まとめ
今回のブログで私が言いたいことのまとめとしては、
模擬試験は
①いい成績を残すことが目的ではない!
(もちろんいい成績であるに越したことはないが、模試前にあれこれするものではない)
②周りに受験生がいる環境で試験を受ける機会は貴重!
③1番大事なのはその模試から何を学び、その後どう修正していくのか!
と、以上の3点の意識が重要となります。
漠然と試験を受けて友達と成績を見せ合うだけのものにならないように、模試中と模試後は目的を持ってやるべきことをしっかりやりましょう!!
そして、8月に受けた模試があれば一度そちらに戻ってその分析と復習を行い、早めに軌道修正を行いましょう!
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