こんにちは、武田塾奈良西大寺校です!
突然ですが、日々受験勉強をしている中で、「もっと自分の手を動かした方がいい」や「自分の手を動かさないと問題を解けるようにはならない」
といった言葉を聞いたことはありますか?
おそらく半分以上の方々は聞いたことがあると思います。
このような場面で登場する「自分の手を動かす」という言葉の意味を皆さんは正しく理解できているでしょうか?
本日は
「自分の手を動かす」の意味、正しく理解していますか?
というテーマでお話ししていきます。
長時間勉強しているのに成績が上がらないという罠
勉強時間は大きく分けて、
①自分で問題を解く時間
②解答や解説を読む時間
の2つに大別されます。
かなりの時間勉強しているはずなのに、なかなか結果が出ない人が陥りがちなのが、「解答や解説を読む時間が長すぎて、自分で解いて実践できる時間が少ない」という状態です。
例を挙げるなら、「現代文の解説を読み、できたつもりになって確認をしない」ということですね。
目標は「自分で解ける」こと
勉強をする上での目標は「自分で解けるようになること」です。
ここで忘れてはならないのが、「解説を読んで理解した」のと「自分で解ける」ことは必ずしもイコールではないということです。
「自分で解けるかを確認し、解ける状態にする」ということが大切です。
このうち、「自分で解けるかを確認」している部分が「自分の手を動かすということ」にあたります。
頭ではわかっていても、思わぬところでつまづくかもしれないので、理解できたから終わりではなく、最後に本当に自力で解けるかを確かめるようにしてください。
この「自力で解けるかを確かめる」過程で、なぜ詰まったのかを考える時間が実際の問題で必ず生きてきます。
本番を常に意識する
基本的に本番では、初見の問題しか出てきません。
普段の勉強から「本番では初見の問題を解く」ということを常に意識しておく必要があります。
勉強の為の勉強にならないように、「今やっている勉強は本当に本番を想定しているのか」を自問自答し、常に本番を想定した勉強をするように心がけましょう。