こんにちは、武田塾奈良西大寺校です!
今年は日本全国が記録的な猛暑ということで、寝苦しい日が続いていますね。
しかし受験生にとって、きちんと睡眠を取ることは勉強することと同じくらい大切なことです。
ということで、今回は
今すぐやめるべき睡眠前の3つの悪習慣〜大学受験のコツ〜
というテーマでお話ししていきます。
①布団の中でスマホをいじる
当てはまる生徒が意外と多いのではないでしょうか?
夜布団に入って寝付けなかった時、ついスマホに手を伸ばしてしまいがちですよね。
しかし、これは熟睡を妨げる原因となるので、絶対にやめたほうがいい悪習慣の一つです。
スマホの画面からは、ブルーライトと呼ばれる光が発せられています。
ブルーライトとは、波長が380~500nm(ナノメートル)の青色光のことをいいます。
ヒトの目で見ることのできる光=可視光線の中でも、もっとも波長が短く、強いエネルギーを持っており、角膜や水晶体で吸収されずに網膜まで到達します。
パソコンやスマートフォンなどのLEDディスプレイやLED照明には、このブルーライトが多く含まれています。
睡眠前に強いエネルギーをもつブルーライトを浴びると、メラトニン(人間が自然と眠くなるように促す物質のこと)の分泌が妨げられます。
つまり、夜中に布団の中でスマホをいじっていると、かえって目が冴えてきてしまい、余計に眠りづらくなってしまうのです。
人間が自然と眠くなるのを抑え、睡眠の質を落としてしまうのです。
スマホは布団に入る2時間前までにしたほうがいいでしょう。
②寝る前にカフェインを摂取する
これも熟睡を妨げる悪習慣の一つです。
カフェインの効果が現れてくるのは、摂取してから30分後で、約5時間後までその効果が持続すると言われています。
つまり、夜22時に寝る人は、夕方の17時以降はカフェインを含む飲み物は、控えたほうがいいということになります。
ここでカフェインの主な働きを紹介しておきましょう。カフェインの主な働きは以下の4つです。
・覚醒作用(目が冴える)
・強心作用(血圧上昇、血管収縮)
・鎮痛作用(痛みを感じにくい)
・腎臓の血流促進(尿の生成が促される。コーヒーを飲みすぎると夜中にトイレにいきたくなるのはこのため)
緑茶やコーヒー、エナジードリンクなどに多く含まれているので、摂取する時には時間帯も気にしたほうがいいということですね。
③夕食のドカ食い
人によっては、これもやめられない習慣の一つかもしれませんね。
食べ過ぎが肥満の原因となるのは皆さんも想像がつくと思いますが、実は睡眠の質を下げる原因ともなるんです。
睡眠時間と食欲の関係を調べた実験に「睡眠時間が短いほど食欲が増進され、その結果肥満になりやすい」という実験結果があります。
睡眠前にたくさん食べてしまうと、逆流性食道炎を引き起こすこともあるので注意が必要です。
今回紹介した3つの悪習慣が身についてしまっている方は、これから夏休みに入るこの時期にやめるようにしてみてはいかがでしょうか?