こんにちは、武田塾奈良西大寺校です！
理系学部を志望する受験生にありがちな悩みの一つに
「数Ⅲが手薄になりがちでなかなか点が伸びない」
というものが挙げられます。
ということで今日は
数Ⅲが間に合わないアナタへ！
試験本番に間に合わせるコツとは？
というテーマでお話ししていきます。
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数Ⅲが間に合わない人は意外と多い
数Ⅲが間に合わないというのは
理系学部志望の受験生にとっては非常に多い悩みです。
中には高3の秋になっても数Ⅲが授業で
終わっていないという高校もあるようですが、
理系学部志望の受験生にとって、
数Ⅲが間に合わないもしくは苦手という状態で
志望校に合格するのは非常に難しいというのが現状です。
もちろん、数Ⅲの比重が比較的少ない学部もあるのですが、
理系学部の代表格である工学部や理学部の試験で
数Ⅲの比重が少ないという大学はほぼないに等しいです。
高校数学を順番通りに進めていくと
数Ⅲが後回しになってしまうのは仕方ない部分もありますが、
うまく戦略を考えれば試験本番に間に合わせることも可能です。
まずは志望校の過去問を見る
最初にやるべきことは志望校の数学の過去問を見てみることです。
そこで、数Ⅲの出題割合や中でも
どの分野が出題されやすいのかなどを確認しましょう。
これをやることでどの分野を優先的に進めていくかを考えたり、
逆に出題頻度が低い分野に関しては
後回しにするなどの対策を練ることが出来ます。
当然ですが、数Ⅲの出題割合が高い学部を志望している場合は
数Ⅲの対策を優先する必要があります。
例えば2018年の同志社大学全学部日程理系では、
4問中3問が数Ⅲの範囲から出題されています。
2017年の慶應義塾大学理工学部でも5問中4問弱が数Ⅲから出題されています。
近年の出題傾向をみる限り、
（私立理系では特に）数Ⅲの知識が必要な問題の割合がかなり多い印象があります。
中でも、微分積分や複素数平面、極限などは頻出分野です。
数Ⅲを間に合わせるためにすべきこと
数Ⅲを間に合わせるためには
具体的にどういうことをすればいいのか説明していきます。
まずは、『基礎問題精講のⅠA、ⅡB、Ⅲ』を
しっかりやり込んで基礎（日大レベル）を固めるのが非常に大切です。
これをおろそかにすると、
いざ入試問題を解こうとしても
全く太刀打ち出来ないということになりかねません。
その後MARCHレベルの参考書に進む時には、
数Ⅲの問題集から優先的に進めていくと良いでしょう。
参考書名を挙げるなら
『合格！数学Ⅲ』や『理系数学入試の核心』などですね。
理系学部の数学においては
数Ⅲをある程度のレベルまで仕上げることができれば、
合格の確率は格段に上がります。
後回しにせず、今から戦略を練って対策をしていきましょう。
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