皆さんこんにちは!
武田塾奈良生駒校です!
今回は(今回も?)
「志望学部が決まらない」
という迷える生徒さんたちに救いの手を差し伸べる、
ナニマナシリーズ 第七弾!
今回ご紹介するのは薬学部っ!
薬学部ではどんな学科があるの?どんなことが学べるの?どんなところに就職するの?どんな人が合っているの?薬学部のある大学は?
といったことにお答えいたします!
薬学部とは…
薬学部とはその名の通り薬に関するあらゆる物事を研究する学部です。
薬学では、
①製薬学
②医療薬学・臨床薬学
③衛生薬学
④生物薬学
主にこの4つの領域があります。
もちろん、薬学部は薬の研究者意外に薬剤師を育てる学部ではありますが
薬剤師の免許を取得するためには6年制の養成課程で学ぶ必要があります。
したがって、
4年制の薬学部:研究者を目指す学部
6年制の薬学部:薬剤師を目指す学部
ということになりますね。
薬学部にはどんな学科があるの?
薬学部は学科というより、前項でお伝えしたように4年制と6年制に分かれています。
強いて言うなら、例えば大阪大学の薬学部では
・薬科学科:4年制で研究者を目指す学科
・薬学科:6年制で薬剤師を目指す学科
というように大別されています。
4年制と6年制の中身と具体的な違い
4年制・6年制どちらの学科も、途中まではほぼ同じことを学ぶ大学が多いです。
授業も、実験も、テストも共通のものになります。
2者の違いが大きく出始めるのは研究室配属(3年次)になってからです。
そこから4年制の方では実験がメインになってきます。授業も自分の専門領域に特化したものを受講するようになります。
一方6年制の方は実験もありますが薬剤師として必要な知識を学ぶための授業や実習、国家試験の対策を手掛けていくようになります。
5年次には病院・薬局での実務実習もあります。
※注意※卒業後の進路について
4年制が研究者を目指す、6年制が薬剤師を目指すという違いは先ほど説明した通りですが、
4年制を卒業した人はたとえ大学院で修士・博士課程を修了したとしても薬剤師国家試験の受験資格が得られない
=薬剤師にはなれないという注意点があります。
(4年制から薬剤師になるには6年制に編入か再入学が必要)
なので薬学部を目指す受験生の皆さんは自分の希望によって4年制か6年制かを間違えないようにしましょう!
薬学部の4領域ではそれぞれどんなものか
①製薬学
別名薬剤学。医薬品が薬剤としての形として設計・製造から保存・投与されるまでだけでなく、
投与された人の目標部位に到達するまでを取り扱う学問領域です。
②医療薬学・臨床薬学
医療薬学・臨床薬学とは、患者にとっての安全かつ有効な薬物治療を考え提供する、
そして薬の副作用や中毒を、患者の症状から見抜き対処する方法を研究する学問です。
一言で言うなら「患者の視点から薬を考える領域」と言えるでしょう。
③衛生薬学
衛生薬学とは、人の健康を守るための、疾病の発生予防のための実践的な次世代の予防薬学です。
衛生薬学の領域では栄養素や毒物、疾病予防、環境の衛生などを取り扱っています。
④生物薬学
生物薬学とは、微生物などの生物を利用したワクチンの作用や安全性などを研究する学問です。
薬学部からの就職先・薬学部に合っている人
薬学部出身者の就職先
薬学部と聞くと「薬についてとことん専門的に研究する」ため就職先もだいぶ狭いのではないかと思う人も多いと思います。
しかし、薬学部出身の人の就職先は意外と幅広いのです!
もちろん、
製薬業界・病院や医療施設・調剤薬局・ドラッグストア
に就職する人は多いです。
しかしながら薬学部出身者には
公務員になる人や化粧品業界に就職する人もいます!
薬学部を卒業したからと言って必ずしも全員が薬剤師や研究者になるわけではないのです。
ちなみに僕の知っている人で薬学部卒業後薬剤師の資格を一切使うことなく全く別の業界で起業した人もいます!
薬学部に合っている人
・几帳面な人
・化学や生物が好きな人
・責任感が強い人
・利他の精神を持っている人
薬学部がある主な大学(各大学サイトにリンクしているよ)
⑩東京大学
⑩京都大学
⑩大阪大学
⑩東北大学
⑩近畿大学
⑥摂南大学
⑥日本大学
※6年制課程のみ設置している大学には⑥、6年制と4年制両方の過程がある大学には⑩をつけてあります。
というわけでナニマナシリーズ 第七弾、薬学部
以上でお開きにしたいと思います!
少しでも皆さんの学部選びの足しになれれば嬉しいです!
じゃまた!
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