皆さんこんにちは!
武田塾奈良生駒校校舎長の奥村です!
今回は超真面目モード!
緊急企画です。
テーマは
「大学入学共通テスト」についてです。
来年度から現行の大学入試センター試験に取って代わる形で導入されることになった共通テストですが、
その詳細について発表されました。その中身をまとめて、お伝えしたいなと思います。
なので今回は現高2生、高1生はもちろんのこと、大学受験を目指す中学生、その保護者様も必見の内容になっています!
大学入学共通テストの出題方式・傾向 ~結局記述式はどうなったの?~
センター試験を廃止し、新しい共通テストに移行する際に「記述式の問題を出題する」ということで
至る所で「採点官が違うから公平でない」「そもそも某大臣と某企業だけが得する仕組みだ」など様々な議論を巻き起こしましたね。
結局、国語と数学Ⅰ・Aの記述式問題の出題は見送りになりました。
そして、先日の発表の際も国語・数学Ⅰ・Aの記述問題はないということがアナウンスされました!
その結果、
国語は制限時間80分のマーク式
数学Ⅰ・Aは制限時間70分(センター試験よりも10分増加)のマーク式
と、記述式導入と言われていた科目はともにマーク式での出題となりました。
(数学Ⅱ・Bの試験時間はセンター試験と同じ60分のまま変わらずです。)
そして皆さん気になる大学入学共通テストの出題傾向ですが、
センター試験の出題傾向には戻らずに新試験としての出題傾向に切り替わる
ことになりました。
これによりセンター試験の過去問対策は大学入学共通テストの対策としてはあまり役立たない(英数国は)と考えた方がいいでしょう。
大学入学共通テストの問題作成方針
大きく3つあります。
①大学入試センター試験における問題評価・改善の蓄積を生かしつつ、大学入学共通テストで問いたい力を明確にした問題を作成。
②高等学校教育の成果として身に付けた、大学教育の基礎力となる知識・技能や思考力、判断力、表現力を問う問題を作成。
③「どのように学ぶか」を踏まえた問題の場面を設定
要するにです、、
その場で考えて解決する問題が増える
ということになります!
大学入学共通テスト ~英語の出題傾向~
今度は英語のお話です。
まず、以前から言われていたように
発音・アクセントの単独での出題がなくなります。
これによって長文問題主体の出題になります。
代わりに、
長文の難易度は低くなります。
現行のセンター試験では英検2級程度のレベルと言われているのが、
大学入学共通テストでは英検3級~2級レベルの難易度になります。
そして、与えられた文章に関しての考察力が重要視されるようになります。
これにより、問題文からどんな情報を得てどんな情報が不要なのか、取捨選択力を鍛えておく必要が出てきました。
まとめると、問題文をしっかり読んで考える練習を積んでおく対策が必要になります。
ただ、基礎固めに使う教材は今までと同じで問題ないです!!
基礎固めは今使っているシステム英単語やネクステージなどをしっかりと一冊を極め(一冊を完璧にする勉強方法はコチラ(リンク先))、
基礎が固まったら大学入学共通テストに対応した対策問題集を進めていきましょう!
英語の配点はどうなるの?
これも以前から言われているように、配点が変わります!
現行のセンター試験では筆記200点、リスニング50点だったのが、
新しい大学入学共通テストでは筆記100点、リスニング100点になります。
リスニングの配点が倍になったものの、問題数自体が倍になるわけではありません!
(リスニングの試験時間も合計60分にはなったものの同じく問題数が倍になるわけではありません。)
ただ、問題数は多少増える可能性があることは覚悟しておきましょう。
リスニングで英語を聴く量は大きくは変わらないと予想されていますが、色々な英文に対応できるようにしておく対策が必要です。
大学入学共通テストまとめ
・問題形式が変わるのでセンター試験と同じ対策は効きにくい(英数国)
・それでも基礎をしっかりと固め、積み上げていくことが現時点での最大の対策
今回は以上です!
また新情報が入り次第更新します。
じゃまた!
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