同志社大学理工学部で学んでいること
私は現在、同志社大学理工学部電子工学科に通う大学3回生です。
私がこの学部に決めた理由は情報通信システムに興味を持ったからです。
例えばどんなものか、皆さんが今、使っているインターネットの仕組みについて。
4Gと呼ばれるこのGはGHz(周波数を表す)ではなく世代を意味するgenerationのGで、今日本は第4世代の通信システムを利用しています。
そして、いま日本、世界で話題になっているのが5Gの導入です。すでに実施されている国もあります。
第4世代と第5世代で何が大きく変わるのか、それは大きい容量のデータをより速く、電波が届かなくて困るということがあると思いますがそれが減ります。
簡単に説明しますと携帯から近くの基地局(電波塔をイメージしてもらって大丈夫です)にデータが送られ、送りたい相手の携帯の近くの基地局に送られ、
そして相手に届きます。 携帯―基地局――基地局―携帯といった感じです。第5世代になると基地局の数が増えるため大きいデータ量も速く送ることが可能になります。
リンゴを一個ずつしか運べなかったのが三個ずつ運べるようになった感じですね。この根拠となる原理や基礎の部分を大学で学んでいます。
高校時代
私は高校時代、定期テストは詰め込んでクリアするタイプの人間でした。
そのため受験期でいざ赤本を解こうとすると土台となる基礎がないため応用をきかせず全く解けませんでした。
これはまずいと思い大急ぎで数学、物理の基礎から始めました。この時から国語などに手を回す余裕はなかったので私立の理系に絞りました。
最初は成績が上がらずさらに焦ってしまい問題を雑に解いていました。
それがダメな勉強だと気づき、先ほど述べた時間をかけて、思考し、たくさんの問題を解くことで大学合格へ繋がったと私は思います。
野球サークル
大学では野球サークルに所属しています。
同志社大学はキャンパスが二つに分かれていますが今出川キャンパス、京田辺キャンパスともにたくさんのサークル、部活動があるので自分のやりたいことができ、
より良いキャンパスライフが送れると思います。
実験
同志社大学理工学部電子工学科の良いところは様々な実験テーマを学べることです。
回生ごとに印象に残っている実験を紹介しようと思います。
一回生の時は自分で使うテスタ(電圧や抵抗値を測る装置)を作成します。ここでは、はんだ付けを学ぶことがメインで原理についても説明してもらいました。
二回生の時は一から配線を組み(配線図はあります)、はんだ付けをして、天井との高さを測れる装置を作りました。
アンテナのようにホーンをつけるのですがそれが繊細で上手く測れなかった記憶があります。
まだ、実験していないのですが三回生ではライントレーサの装置を作ります。
配線図を自分で書き母体となる車(ハードウェア)を作り、制御プログラムを組んで車がラインをそって動くようプログラミングします(ソフトウェア)。
まだほかにもたくさんの実験テーマで学べるところが同志社大学の良いところだと思います。
ほかの大学がどのような感じなのか把握してないので一概には言えませんが引けを取らないと思います。
なぜ、勉強しないといけないのか考えたことがあると思います。
有名な芸能人が言っていた受けおりですが、勉強することで人生の選択肢が増えると言っていました。
つらい時期があると思いますが自分を成長させるためだと、無駄にならないと思って励んでください。微力ながら支援、応援させていただきます。
生駒校での担当科目は?
武田塾奈良生駒校で新しく講師をさせていただいている下硲(しもさこ)と申します。
私は理系を選択し進学しているので、数学、物理といった理系科目を主に担当しています。
高校時代、私が理系に進んだのは文系科目よりも理系科目のほうが得意だ!仕事も理系のほうが楽しそうだな!といった軽い意識でした。
高校の先生に、数学得意だから理系行きます、みたいな気持ちだと後で苦労するぞと言われました。
案の定その通りになり、大学入学後、教授の講義は何を話しているのかわからない、大学数学になるとレベルが跳ね上がるといった感じで、
文系の友達の時間割と僕の時間割をみて、文系にすればよかったと思いました。
でも、そう思っていたのも一時期だけで今は理系に進学してよかったと思っています。
皆さんに軽い気持ちで理系に進むなと言っているのではなく一つの体験談として知っていただきたくお話ししました。
高校生で明確な目標をもって理系に進む人はそう多くいないと思います。
数学が好きだから、物理が得意だから理系に進学することは、私は良いと思います。
時間がたつにつれロボットを作ってみたい、宇宙開発に興味が湧いた、経営について学んでみたいという風に見つけてもらえたらと思います。
文系に進む方も数学や物理とか見たくないから文系に進学する!というのをよく耳にします。
文系に進んだからといって数学はなくなりません。私の中で数学を向上させる要因は思考量だと考えています。
苦手意識のある人はすぐにわからないと決めつけてしまう、分かった気になっていて実際のテストでは解けないといった傾向があります。
問題をたくさん解くことも必要ですがまずは一つの答えに対して疑問をもってください。なぜこの値になったのか、この式はどっから出てきたのか。
それを説明するために考えることで数学のレベルは上がると思います。最初は時間がかかり嫌になると思います。
時間をかければかけるほど自分のためになるのでめげずに頑張りましょう。それを最大限手助けできるように努力します。
皆さんよろしくお願いします。
武田塾奈良生駒校
0743-85-5777