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2020年コロナ禍での大学の対応は?-東京農業編ー

皆さんこんにちは、武田塾中山校の坂田です。

2020年はいかがだったでしょうか。

やはり、印象に残ってしまうのがコロナウイルスですよね。

初めてのことで、戸惑いながらも急いで対策を打っていかなければならない状況だったと思います。

また、なるべく感染者を出さない、広げないためにテレワーク、リモートワークへと仕事がシフトしていきました。

では、大学生はどうだったのでしょうか。

今回は、東京農業大学を紹介していきたいと思います。

オンライン授業

コロナ禍での大学の状況

コロナウイルスが日本でも確認され、徐々に広がっていたころ、

まだ私は、大学1年生で2月の初頭にテストが終わり大学生活初めての長期春休みを謳歌していました。

予定としては4月の最初の週に大学の入学式が行われるため、次の日から大学がスタートする予定でした。

ですが、3月以降感染者は減少する目途が立たず、大学は4月から通常通りに始まることはありませんでした。

では、コロナ禍で現在までどのような大学生活を送ったのか紹介していこうと思います。

 

4 - 5月

4月5月はほとんど授業というものがありませんでした。

入学式はもちろん中止、卒業式はいつの間にか終わっていました。

この時期に健康診断が行われるのですが、それもなく学校には一回も行っていません。

一回も授業を受けてないにもかかわらず、履修登録の期日が迫ってきました。

シラバスを見ながら、興味のありそうな科目を選択したような気がします。

また、学校に行かないということは実験を行うことが出来ないという事です。

そのため、実験は軒並みこの時期は無くリモートでやっていくかもしれないということだけ伝達されました。

授業に関しては、zoomやteamsでリアルタイム授業を行っている先生がいれば、オンデマンド配信をする先生もいてかなりバラバラでした。

周りに聞いても同様に、急なことで大学の方針も固まっておらず私たち学生はもちろん、先生も大変そうな印象でした。

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6 - 7月

6月になると、大学の方針が固まってきたようで基本オンデマンド配信で授業を受ける形になりました。

少人数で行う英語の授業以外は、一講義における受講人数が多かったためスムーズに授業が出来なかったようです。

よってオンデマンドで固定となったようです。

そうなると、出席点というものがなくなるので代わりとなったのが小テストand課題でした。

その結果、6月7月は課題地獄になりました。

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授業を受けるたびに課題が出され、それを終わらせると次が・・・。

流れ作業のように課題をこなす日々を過ごしていると、迫ってくるのがテストです。

7月から試験勉強を始めました。

 

今までだと、一度授業を聞き逃すと2度と聞けなかったのでノートやパワーポイントの資料を見ながら勉強していたと思いますが、

オンデマンド配信だったため、分からなかったらもう一度授業を聞くという選択肢が生まれました。

ただ、授業を1から10まで聞くとなるといくら時間があっても足りません。

授業はPowerPoint(以下パワポ)で行っていたため、

パワポをダウンロードし、中身を読み取り分からなかった部分だけ授業を聞くという形でテスト勉強を行いました。

実験については、大学1・2年生はこの間大学へ入ることは出来なかった為、

先生の行った動画と配布される結果を用いてレポートを書いていました。

 

前期テスト

8月の1週目に大学の前期テストが始まりました。

もちろんテストはオンラインで行い学校には一度も行きません。

テストの受け方としては、zoomなどに集まりテスト直前にテストのURLが送られてくるのでそこから受けたりしました。

初めての試みだったこともあり、いくつか不都合なことも起きました。

私自身が体験したこととしては、時間になってもURLでテストのリンクに飛べず時間をロスしてしまったことです。

あの時は、本当に焦りました・・・。

それ以外は接続等の問題はなく、しっかり問題を解くことが出来ました。

 

 問題の特徴としては、記述が少なく選択問題が多かった印象です。

それに加えて、持ち込み可の問題が増えた気がしました。

 

9 - 12月

夏休みが終わり、後期が始まりました。

そして!!

なんと!!

ついに学校に行きました!!
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大学2年になって初めての大学に入ったのは健康診断でした。

久しぶりに行った大学は、今までとは明らかに違いました。

まず、大学に入る為に学生証が必要で警備員さんが校門に立っているので見せてから出ないと入れません。

そして、中に入るとまず学生証を機械に通し入校を記録します。

その後、手の消毒とカメラによる検温がありました。

さらに、教室の机は前後左右が隣通しで座れないようにひもでくくられていました。

徹底ぶりがすごい。

最初の印象はこれでした。

でも、ここまで行っているので安心感はありました。

 

週に1~2回、時間も制限されていますが学校に行けるようになったので待ちに待った実験が自分の手で出来るようになりました。

話題のPCRにそわそわし、高校生の時に授業で聞いていた電気泳動を行うことにテンションが高くなっていました。

配信でもやってくれるだけありがたかったのですが、実際に作業してみると圧倒的に身についていったと思います。

ちなみに、実験がない人は授業を学校で受けに行っているようです。

そして現在に至ります。

 

サークル&部活

サークルや部活に入っていないため、大学の動きをお伝えしようと思います。

大学の方針としては、11月末から制限ありですが活動ができるようになりました。

そして、年末は活動が自粛となり1月8日から制限はあるようですが再び活動ができるようになったようです。

ただ、活動ができる団体は大会等があったり感染対策に基づいてしっかり計画が立っていることが条件に入っているのでサークルの活動自体があまりないところもあるみたいです。

 

最後に

東京農業大学の約1年間の動きを体験談付きで紹介しました。

いかがだったでしょうか。

個人的には、リアルタイムよりもオンデマンドの方がありがたかったりします。

(朝がつらいので…。)

オンデマンド派の私ですが、他の人はどっち派なのでしょうか??

現在の大学の状況を他の人も書いているので、ぜひ見てみてください。

 

現在、再び緊急事態宣言が出されるなどコロナウイルスの収束がいつになるのか分からない状態です。

そのため来年度、リモートなのか対面に変わるのかまだ分かっていません。

ただ、はじめてリモート授業になった時よりも現在の方がクオリティは明らかに上がっていたので、継続するにしても不便は少なくなると思います。

思い描いていた大学生活と違った・・・。

なんてことがないよう、このブログを通して少しでも参考にしてくれたら嬉しく思います。

以上です。

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