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人はやる気では動かない?コロナ休校に負けない仕組み作りとは?

どうも、おひさしぶりです。

授業をしない塾、武田塾中山校の梅村です。

 

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が蔓延していることにより、社会の在り方がガラッと変わってしまいました。

変化には痛みが伴うもので、あらゆる方面から悲鳴が聞こえてきていますね。

緊急事態宣言が出た地域の武田塾も急遽リモートでの指導に切り替えたところで、急激な変化の対応に追われる日々でございます。

高校生や浪人生にしても、この一年どの予備校で頑張っていこうか決めたところ(もしくは決めかけていたところ)で、出鼻を挫かれた方も多いのではないでしょうか?

自宅での学習を強制される今、「こんなはずじゃなかったのに!」という心の声が全国から聞こえてきている気がします笑

 

そこで今回はダメダメな宅浪を経験した校舎長の梅村が、その経験から学んだことをお伝えしたいと思います!

 

 

やる気がないと勉強できない!?

まず第一に重要なことを書きます。

「勉強をしないということは、やる気がないってことだ!」

と思っていませんか(もしくは言われたことがありませんか)?

一回考えてみてほしいんですが、たとえば夏休みの宿題ってやる気ありましたか?

ここはたぶんやる気があった人となかった人に分かれると思います。

では、やる気がなかった人が全員宿題未提出だったかと言えばそうでもないはずです。

 

そうです!

実は「やる気」と「やる」(以下doと書きます)は別問題なんです!

 

そもそも、日本人が皆やる気に溢れて仕事をしているかと言えば、梅村からはそう見えていません笑

でもほとんどの大人は仕事をしていますね。

 

やる気なし

 

 

これを考えてもやる気の問題ではないことがわかりますよね。

 

では何故皆が do しているのか?

これを考えることは do することにつながるはずです。

 

抽象化せよ!(十分条件を探せ!)

人が do するために必要な要素は数多くあると思います。

なのでまずは自分にとって勉強するために必要な要素は何なのかを見つけましょう。

これは文系的に言うと、「抽象化する」と言います。

そして理系的に言うと、「十分条件を見つける」と言います。

 

例えば、梅村の話をしましょう。

 

夏休みの宿題

 夏休みの宿題はちゃんとやりますか?ほとんどの人はちゃんとやってますよね?梅村自身の高校時代を思い出してみても、8割強ぐらいの人はちゃんと提出していた気がします。でも人それぞれ宿題を do する目的は違うはずです。ではなぜ梅村は宿題をちゃんと do していたのか考えてみます。夏休みの宿題は(一方的に結ばれるものではあるものの)一種の約束だと思っています。

(い)約束を守るタイプだと思われたいから(ブランド)

(ろ)約束を守らないと約束した相手に迷惑をかけるから(責任)

(は)約束を守らないと信用が下がるから(打算)

(に)約束を守ることを自分に課しているから(美意識)

他にも色んな理由があると思いますが、この中から強いて言えば、梅村の場合は(に)なんですね。

実はこれは今も変わっていなくて、人との約束は必ず守りたいと思っています。

だってそんな人間がかっこいいと思うから笑

 

美意識って結構大事ですよ?

どんな部分に拘りがあるかは人によって違って当たり前です。

在りたい自分も人それぞれです。

梅村の場合、多感な時期に約束を破られることが多くて、その原体験から、他の人に同じ気持ちを味わってほしくないと思うようになったのもあります。

 

部活

 部活は自由にやれている間はとても楽しくて、わくわくしながらいっていました。でも自由にやれないとなったとき、わくわくは消え、いやいや行っていましたね。さらに回顧すると、先輩と喧嘩していかなくなったりもしました。部活内で喧嘩するのはバスケ部あるあるです。部活の場合は約束とは少し違う気もします。

(い)「部活には参加するもの」だから(義務感)

(ろ)参加が当然という同調圧力(調和)

(は)練習や活動がしたいから、仲間に会いたいから(嗜好)

梅村の場合は、強いて言えば(ろ)が一番強かったです。

「仲間外れがいやだから」といった日本人的な発想ですね。

後ろ指を指されるのって怖いですよね?

会社も同じで、有給休暇を取りにくいのはこれが原因だったりします。

あとは、よくよく考えると(は)は「参加する」理由にはなっても、「休まない」理由にはなりません。

例えば、テスト勉強がしたいから休むとか、遊びたいから休むといったことをしていたのであれば(は)は妥当な理由になりますが、いやいやであっても参加していた人は実は(は)が理由ではなかったのかもしれません。

 

 

さて、こういったことを考え進めていくと、自分は何を大切にしているのか見えてきます。

梅村の場合は「美意識」や「調和」が大事だったようです。(ただ、今は「調和」を重んじる優先順位は低いです。人は成長し変わっていくものなのです笑)

やる気で do するというよりは、こういったものが原動力で動くのだと理解すれば、あとはそれを「やらなければいけないこと」に適用するだけです。

 

次に決めること

さてここで、 do のためにやる気よりも重要なものがあります。

 

それは覚悟を決めることです。

 

なぜなら、前述のことを応用すれば勉強をする仕組みを作ることは簡単だからです。

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梅村の場合は「美意識:約束は守る」ことを利用します。

具体的にどうやったかというと、友達や知り合いに「いついつまでにこれをする」や、「模試で何点取る」と宣言していました。

こうすると約束を破れない梅村は勝手に動きます笑(サッカー選手のケイスケホンダも同じような手法を使っている気がします。)

武田塾で言えば、確認テストで何点取るか宣言するとかですかね?

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ここまでで、大枠での do する仕組みはできあがります。

ただ、細かいところで邪魔するやつらが現れます。

スマホとかですね。

でも実は、スマホを触ってしまうとか、漫画を読んでしまうとか、そういった習慣を変えることは簡単です。

捨てればいいだけなんです。

アンインストールすればいいだけなんです。

ブックオフに売ればいいだけなんです。

そこで必要なのは勉強のやる気ではなく、勉強をするという覚悟です。

 

何度も言いますが、勉強を始めることは簡単です。

 

やる気が無いからできないと言っている人!

やる気なんて当てにしてたら人生終わってしまいますよ!

 

 

勉強のやり方こそが将来に役立つ

武田塾中山校ではこのように、やる気に左右されない学習習慣を作るために指導をしています。

これを去年までいたO君(早稲田の講師)に言わせると、自分のマニュアルを作ると言うそうです。

 

マニュアル

 

狙っている女の子がいたら、その子は何が趣味で、どういうことに感情が揺さぶられるか?といったことをリサーチするはずです。

そしてそれを基に攻略法を練るはずです。

これを自分に向けるイメージです。

 

例えば、忘れてはいけない事柄(塾で働く場合、生徒の名前等)に直面したとき、それをどうやったら覚えていられるのか。

この方法を知っていれば忘れずに済みますよね。

例えば、どうやったらミスなく作業を終えられるのか。

この方法を知っていればミスのない人になれます。

こういったことを勉強を通して獲得できるのが今の高校生という期間です。

これ、ダイレクトに社会に出てから役に立ちます

 

一生自分と付き合っていくのは唯一自分自身だけです。

好きであっても嫌いであっても付き合わなければいけません。

その人を好きになり、コントロールできたら人生が楽しくなると思いませんか?

そんな状態を一緒に目指して頑張っていきましょう!

 

以上です!

 


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