こんにちは、武田塾中山校です。
今回は緊張の対策についてのお話です。
受験で緊張した・・・という話はよく聞きますよね。
実際にどのような方法で入試を突破したのかを何人かのスタッフにインタビューしてまとめました。
今回のブログでは、
①受験で合格するとは
②緊張の対策
というフレームで構成します。
受験に限らず今後の参考になると思うので是非ご覧下さい!
①受験で合格するとは
受験について1つ言えることがある。
それは「受験は受験生にとって重いものであり、一回限りの勝負だということ」
「学歴だけでは判断されない」や「勉強だけできても意味がない」という意見はよく耳にします。
ただ、多くの受験生にとってはそうは言ってもできるだけ有名な大学や自分が興味あることをできる大学に行くことが大切であり、そのために努力し続けてきたと思います。
また、一回限りという表現に疑問をもつ人もいるかもしれません。
確かに浪人をすれば何回も受けられるし、センター利用など様々な入試方式を取り入れている大学はたくさんありますよね。
しかし、誰だって浪人したいかしたくないかで言ったらしたくない人が多数派であるだろうし、さまざまな入試形態があると言えどその時解く問題は毎回違うものなので、そういう意味で一回限りの勝負だと考えています。
では、どうしたらその勝負に勝つ=合格することができるのでしょうか!?
合格≠合格最低点を超えること
何を言っているんだと思うかもしれません。
合格最低点以上の点数を取れば合格できるなんて誰でもわかります。
でも、最低点だけを意識するのは違う気がします。
では、その最低点とはどのように決まるのでしょうか。
それはもちろん相対評価によって決まります。
例えば受験者1000人、合格者100人の入試の場合、100番目の人が合格最低点となります。
100番目の人が1点だろうが99点だろうが関係なくその人がとった点数が基準になります。
では、どうやったらその点数を超えられるのでしょうか。
過去問を解く場合をかんがえてみましょう。
合格最低点は大学によって公表していたりしてなかったりしており、赤本や青本に最低点が載っていたり、合格者平均点や受験者平均点が載っている場合があります。
また、センター試験と違って一般入試では多くが採点基準や配点、なんなら正解すら発表されていません。
赤本などに答えは載っていますが、あれが本当に正解なのかは誰にもわかりません。
簡単に言えば、頭の良い人の答案を見て答えあわせをしている感じです。
だから過去問を解いて赤本で答え合わせをしてもどの程度できているかは大切ですけど、合格しているかどうかは誰にもわかりません。
正しいであろう答えを見て、なんとなく点数をつけて、合格最低点を予想してそれ以上取れているかとれていないかを考えることに意味はあるのでしょうか?
では、実際の入試について考えてみましょう。
入試本番で合格最低点を取る人は誰でしょうか。
それは誰にもわかりません。神様ならわかるかな?
これを読んでるあなたかもしれないし、その隣にいる人かもしれない。
何なら大学側も採点してみるまでだれが最低点基準になるかはわかりません。
なら、その神様しか知らないようなことを僕ら人間が考えてどうこうして意味があるのでしょうか?
引用:いらすとや
では、合格するには?
以上の通り、合格するには合格最低点を超えることが必要ですが、それは結果的なものであると思います。
では、どうやったら合格できる=何を意識して試験に取り組むべきなのでしょうか。
僕はそれは「自分のできる最大のパフォーマンスを発揮すること」だと考えます。
というかこれしかできることは無いと思います。
プロの選手のインタビューを聞くと「納得のいくパフォーマンスができた。だから優勝できて嬉しい。」と語る人がいます。
そういった人は優勝や勝利よりも自分との戦いをしているのです。
では、どうすれば自己のパフォーマンスを最大にできるのでしょうか。
そのためには日々の学習が必要ですがそれについては別のブログでたくさん書いているので割愛します。
もう一つは目的を見失わないことだと思います。
ゴール地点を見失いながらゴールにたどり着くことなんてできませんからね。
その最大の敵は悪い緊張だと思います。
それにのまれるから自分の思う通りのプレーが出来ずに不合格となるのです。
以上が受験に対する考え方と、緊張が悪とされるのかの理由です。
では、早速講師の対処法を見てみましょう。
②緊張との対峙の仕方
校舎長梅村の場合
①Q. 入試や試合などで緊張しますか?
-A. めっちゃ緊張します。
②Q. 緊張したときの対処法は?
-A.
➀緊張を楽しむ。
「緊張する→本気でやってきた証拠」と考えて自分をほめてあげる。
普段からわざと自分を窮地に追い込んで緊張そのものに慣れさせる訓練はしている。
②開き直る。
自分にアンコントローラブルなものに気持ちを揺さぶられないにようにする。
③Q. 緊張しないときはどんな時?
-A.
自信があるときは緊張しない。
プレゼンとかでも何を聞かれても答えられる自信があるときは緊張しない。
④Q. 受験生にアドバイス&一言お願いします!
-A.
ポジティブな経験であれネガティブな経験であれ、人は経験をすれば成長します。
緊張するほどの経験なんてそうそう積めません。
楽しんで来てください。
M講師(男性)の場合
①Q. 入試や試合などで緊張しますか?
-A.
自分の方が立場が弱いものは緊張します。自分だけがよく知らないものとか。
②Q. 緊張したときの対処法は?
-A.
場数を踏まないと緊張は解けないと思うので、その場では開き直って次に活かします。
それか、もし、その場で最大限を発揮しなければならない時は、深呼吸などで気持ちを落ち着かせてひたすらそのことに集中します。
あと自分が主人公だと思うとそこまで緊張しません。
主人公なので。(←確かにMさんは主人公だわbyKさん。俺の人生の主人公はMやもんなby校舎長。)
③Q. 緊張しないときはどんな時?
-A.
基本的に自信があるものは緊張しないです。
また、自分ができる最大の準備をしたものなら、もうこれ以上は仕方ないと自信はなくても緊張はしないです。
④Q. 受験生にアドバイス&一言お願いします!
-A.
何事も無理し過ぎないことが肝心です。
集中できない時は休憩を挟んだりさっさと寝ましょう。
応援してます、ファイトです。
K講師(男性)の場合
①Q. 入試や試合などで緊張しますか?
-A.
基本的には緊張しない。
②Q. 何故緊張しない?
-A.
以前は緊張していたこともあります。
今でも何かにチャレンジしようと飛び込む時はある程度のドキドキは感じます。
ただ、そのドキドキを感じる時は自分への期待感を感じている時だと分かりました。
手も足も出ない勝負では緊張感などないからです。
つまり緊張を感じるということはその勝負に対して勝てる可能性が1%でもあると自分で思っているから。そう悟ったときに全てを楽しむようにようになりました。
自分はドキドキする分、可能性に満ち溢れているんだと思うことによって。
③Q. 受験生にアドバイス&一言お願いします!
-A.
試験当日迷子にならないように、地形を理解しておくこと。
風邪引かずに頑張ってください。
S講師(男性)の場合
①Q. 入試や試合などで緊張しますか?
-A.緊張しない派
②Q. 何故緊張しない?
-A.
負けるつもりはないけど、這い上がれることを知ってるから。
ダメだったとしてもその先の努力で人生どうにかなるって思うと緊張しない。
あとは集中力。
さすがに始まる直前は緊張するけど、試合が始まったら大丈夫。
対処法1:深呼吸する
一度落ち着くことで深い集中に入る。
音とか雑念とかが薄れてやるべきことを考えられるようになる。
一歩引いて自分を客観的に見るイメージ。
対処法2:成功することを考える。
こんなプレーができたらおもしろいって考えるとわくわくする。
③Q. 受験生にアドバイス&一言お願いします!
-A.
長い間受験勉強お疲れ様でした。
泣いても笑っても次で最後です。悔いの無いように全力を出しきってきてください。
絶対大丈夫です。
楽しんでいきましょう。
W講師(男性)の場合
①Q. 入試や試合などで緊張しますか?
-A.めっちゃします。手が震える。
Q.失敗例はありますか?
-A.
手が震えた。
アドリブが苦手なんでスピーチがあるときは台本を丸暗記していくけど、頭が真っ白になり何もしゃべれなくなった。
②Q. 緊張したときの対処法は?
-A.
ひたすらにシミュレーションをする。
根本に不安が多い時に緊張する。
それを解消するためにシミュレートを繰り返して色んなパターンに対する対処法を事前に考えておく。
③Q. 緊張しないときはどんな時?
-A.
期待しないこと。
期待するから緊張して身体が固くなる。
受験の時は自分に期待しなかったから緊張しませんでした(笑)
④Q. 受験生にアドバイス&一言お願いします!
-A.
緊張するのは頑張った証拠だと思います。
今までの努力を信じて全力を尽くしてきてください。
嬉しい報告をお待ちしてます!
O講師(男性)の場合
①Q. 入試や試合などで緊張しますか?
-A.
する。
なんか意外と思われがちだけど。
Q.失敗例はありますか?
-A.
センター試験でやらかして第一志望を足切りされた。
今となっては懐かしい思い出。
②Q. 緊張したときの対処法は?
-A.
W講師と一緒でめっちゃシミュレーションする。
あと、体と精神は関係があるという話を聞いたことがあるから、わざと力を抜いたりふざけた姿勢を取ったりで身体の力を抜いていく、それでもダメな場合は、緊張していることを自覚して、自分のやるべきことを1つ決めてそれだけに集中するようにする。
最近は緊張に慣れてきたから楽しめるようになってきたので、場数をこなすことも大切かなと。
③Q. 緊張しないときはどんな時?
-A.
開き直ったとき。
Mさんとは逆で自分は主人公じゃないから誰も期待してないし、何もできないから何をしてもいいやと思ってやってる。
それで一問出来たら自分をほめて、出来なかったら仕方ないと思いながら進めてる。
④Q. 受験生にアドバイス&一言お願いします!
-A.
今までの自分を後悔したり、出来ないことを数えても仕方ないと思います。
だってほとんどの人間は出来ないことの方が多いですから。
本番は自分が持ってる武器をフルに使ってやるしかないので、人をうらやんだりせず、存分に暴れてきてください。
O講師(女性)の場合
①Q. 入試やバンドなどで緊張しますか?
-A.
基本しません。
自信がない時は緊張する。
Q.例えば?
-A.
人前で話す時や、バンドで自分よりうまい人と組んだ時。
②Q. 緊張したときの対処法は?
-A.
なるようになると思ってるけど、緊張したらその日はずっとだめかもしれない(笑)
③Q. 緊張しないときはどんな時?
-A.
入試では緊張しなかった。
テストでは緊張したことはない。
死ぬことはないし、全部自己責任だし。
人の目に見られると緊張するから。
④Q. 受験生にアドバイス&一言お願いします!
-A.
自分がどれだけ頑張ったか、自分が一番わかっていると思います。
今まで努力してきた自分を信じて、解答用紙に自分の想いをぶつけてきてください。
K講師(女性)の場合
①Q. 入試や試合などで緊張しますか?
-A.凄いします。
Q.例えば?
-A.
最近で言うと、大学の講義で前で発表したとき。
②Q. 緊張したときの対処法は?
-A.
今までの頑張って準備してきたのを見て、「これだけ頑張ったから大丈夫」と自分に言い聞かせる。
それに加えて、テスト前はいつものルーティンがあるのでそれをすると落ち着く。
③Q. 緊張しないときはどんな時?
-A.
何も考えていない時。それぐらい目の前のことに集中できているから。
④Q. 受験生にアドバイス&一言お願いします!
-A.
悔いの残らないように全力でぶつかって来てください。
以上がスタッフの対処法になります。
みなさんの中で似たような性格のスタッフはいましたか?
人間の性格は皆バラバラなので、自分に合った対処法を見つけて実践するのが一番良さそうです。
時には失敗することもあると思いますが、それも大事な経験です。
経験を活かせる人間は強いです!
それにしても結構色んな事を考えながらみんな緊張に対処しているようです。
なかでも多かったのが「自信がないと緊張する」というものでした。
ただ今さら自信をつけることは難しいと思うので、緊張したときは深呼吸して心を落ち着かせる。
そして開きなおって、楽しむまでの精神状況に持っていければ大丈夫だと思います。
ただ、講師も最初からできたわけではなく失敗を重ねてきたからできるようになってきたと思います。
なので、一回の試験が失敗したとしても引きずることなく次にどう活かせるか前を見続けることが大事だと思います。
それでも、不安点があればいつでも講師を頼ってくださいね!
一緒に試験を頑張っていきましょう!
以上です。
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