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実際に受験した人の受験日程はどうなっていたのか?経験をもとに解説します!

こんにちは。武田塾中山校です。

以前はもっと頻繁に更新していたものの、最近では1カ月に1回ひょっこり表れるだけ。

 

12月にもなり、ますます寒さが増してきて、家で半袖で過ごすには厳しい季節になってきました。

あれ?この前まで夏じゃなかった?

僕はタイを旅行したのが、つい最近の出来事のように感じてしまいます。

この調子で月日が進んでいくと、気づいたらお正月、気づいたらセンター試験、気づいたら入試。

なんてことも考えられますね。充実した一日一日を過ごせるようにしていきましょう。

実際この12月を体感した僕から言わせてもらうと、想像を絶するくらい早いです。

自分の能力を上げようと、毎日必死で取り組むものの、なぜ一日は24時間しかないのであろうか。と思う。

部活を辞め、初めて受験勉強に取り組んだとき、なんて一日は長いのだろう。と思ったのとは全く違う感情。

毎年、受験直前の高校生はこう言います。「なぜもっと早くから勉強しなかったのだろう」

そう悩む時間があるくらいなら、単語を一つでも多く覚えることを優先させてください。

後悔しても何も生まれません、今の時点で後悔がある場合は、今この瞬間からの過ごし方を後悔しないように取り組んでいきましょう。

 

受験校決定

みなさん、そろそろ入試日程決定の時期を迎えますね。

僕はこの時期に非常に苦しい思いをしましたよ。

理由①大学を知らない

今までは「第一志望を決めましょう」としか言われてこなかったのに、急に2~3週間の予定を組まされる。

もちろん学校の先生はオープンキャンパスに行きなさいとか、夏休みの宿題で大学に行ってレポートを書いてきなさいなどと言ってはいましたが、高1、高2はそんなの他人事です。

ちなみに僕は練習試合の場所から近かったという理由だけで駒澤大学のオープンキャンパスに行き、パンフレットだけもらって想像でレポートを仕上げた記憶があります。我ながら上手に書けたのですが、僕の高3の受験校決定の際には何の役にも立ちませんでした。

今考えると、何故行かなかったのだろうと思いますが、当時は当時でどうやって夏休みの宿題を乗り切ろうかとしか考えていないはずなので、当然っちゃ当然ですね。

みなさんはオープンキャンパス行きましたか?行っても第一志望だけだったりしますよね。

今のこの時期は大変なんじゃないですか?受験校の中によく知らない大学とか入ってたり。

高3生は、後悔していてもしょうがないので、急いで大学情報を調べましょう。

高2、高1生はそうならないように、今のうちから大学に興味を持とうとすると良いかもですね。

 

理由②受験日被り、「3連続はダメ」などの調整の難しさ

これも一つの要因でしょう。

よく聞くのは慶應義塾大学商学部と中央大学経済学部の日程被り、早稲田商学部と青山学院大学法学部など。

まして2/1なども中堅大学が乱立しているのでどの大学を受験しようかとても悩ましいと思います。

「受験」の画像検索結果

また、学校の先生や塾で言われる「3日連続は控えましょう」という言葉。

あの言葉の真意は「体力的、精神的に厳しいので控えるようにしましょう」だと思うので、本当に受けたい場合は体力的、精神的に強く保てれば大丈夫です。

その最高峰が早稲田政治経済、商、社会科学の3日連続受験

2月20日から22日まで続く最終決戦。

周りが続々と遊び始めたときにゴングが鳴り響きます。

あの3日間に挑む受験生は僕の中で「超人」と認識されています。

 

理由③受験科目

これも原因の一つでしょう。

古文漢文をやっていないため、現代文のみで受験できる大学を探しているとか。

政経受験だから、世界史日本史でしか受けられない大学は排除されたり。

そうするとどんどん選択肢が狭まっていって、受験校決定が難しくなることはよくあります。

逆に私立文系の学生でも、1教科増やして4教科にするとボーダーがぐんと下がったりします。

かといって増やすと、各教科にかけれる時間が当然少なくなるので注意が必要です。

 

 

受験校決定の例

 

ではある受験生のスケジュールを紹介します。

 

2/4 上智大学 総合人間学部 教育学科

2/5 上智大学 文学部 史学科

2/6 立教大学 全学部日程

2/9 学習院大学 文学部 史学科

2/11 立教大学 文学部 史学科

2/12 早稲田大学 文化構想学部

2/14 青山学院大学 文学部 史学科

2/16 慶應義塾大学 法学部 法律学科

2/19 早稲田大学 教育学部 地理歴史専攻

2/20 早稲田大学 政治経済学部 経済学科

 

さてどこが問題でしょうか?

考えてみてください。

 

受験初日が上智大学

通常2月初めなどに自分の志望偏差値帯から少し下の大学を受けることが一般とされています。

受験初日はいろいろと緊張します。

忘れ物はないか、何を会場に持っていけば良いのか、どれくらいの時間余裕持てばいいのかなど。

不安なことが山ほどあります。

また、センター試験は経験しているものの、一般入試となると後がないため、自分が思っているよりも精神的にやられていると考えた方がよさそうです。

 

ちなみにこの受験生は、「行きたくない大学は受けたくない」と豪語していたものの、

2/4の上智大学受験は極度の緊張に襲われ、試験開始の2時間前に四ツ谷駅に到着したため、

受験生最速で教室にたどり着きました。

試験開始直前、時計を忘れたことに気づき、教室を急いで飛び出し、大学内のセブンイレブンで安い時計を購入したようです。

あのときの焦り、そしてイヤホンから流れる米津玄師のflowerwallは忘れることはないでしょう。

あ、これ僕の話ではないですからね?

 

ちなみに「Jショック」って知ってますか?造語なんで初耳でしょう。

僕が通っていた高校ではこの言葉が流行っていました。

2月の初めにある上智大学の受験、結果も速く出るので受かっていれば大きな安心材料でした。

ただ、その結果が良くないとその後の入試にも響いてしまい、実力者が思ったように合格をとれないなどの現象が起こりました。

これはハイリスクハイリターンなので受験生にはお勧めしません。

上記のスケジュールの受験生はギャンブラー精神に富んでいるようですね。

 

3日連続受験

受験スタート早々にしていきなりの上智・上智・立教の3日連続。

この受験生は先生に止められなかったのですか?

いい質問ですね。全力で止められました。

結果はどうだったんですか?

いい質問ですね。立教だけ落ちました。

 

まず、3日連続で東京に向かうという行為が初めてでかなりの疲労感に襲われます。

そして2/4に開始2時間前に着くスタートダッシュを決めた彼も落ち着きを取り戻します。

2/6は初めての立教大学。

上智大学は駅の目の前なんですよ、立教は遠いです。迷子です。

あの日はひたすら疲れで現代文が頭に入ってこなかった印象しかありません。

あと学食が美味しかったです。

上記の経験があるから2/20~22の3連続受験をする学生は「超人」なんですよね。

もう一度言いますが、彼は僕ではありませんよ?

 

大学の場所を知らない

知っていたのは早稲田大学のみ。

学習院大学受験は目白ではなく目黒に向かい、試験開始1分前に到着。

駅から徒歩30秒とかいてあったので、のんびりしていたら教室までが遠すぎる。

しっかり位置関係とかも覚えておきたいですよね。

青山学院大学受験は渋谷で迷子。

大学4年になった今でも渋谷は難しい。坂が多すぎる。

当日は緊張などもあって、足だけが進んでいきます。

受験前にその土地の感覚、不安な場合は時間に余裕をもって会場に向かうようにしましょう。

渋谷で受験なのに淵野辺に向かう人を見たことがあるので、それも合わせて注意しましょう。

 

安全校

 

受験校を決定する際によく聞く言葉、「安全校」

僕からしたら安全な大学なんて存在しないと思いますが、そんなことはおいといて。

通常言われるのは模試などでA判定を取るような大学のことですかね。

そこはかなりの安全校と言っても良いと思います。

「安全」の画像検索結果

先ほどの章、よろしくない受験校決定の例を見て頂きました。

一番下の滑り止めとなっているのが学習院大学でした。

滑りを止め切れていません。

あのスケジュールであれば、2月初めの明治学院や日大からスタートしていれば、受験としてもスムーズかつ結果も良かったかもしれません。たらればですが。

 

この「安全校」必ず入れなければならないのでしょうか?

答えはノーです。

正しく言えば、入れた方が良いが、本人の意見は尊重するといったところでしょうか。

例えば、「MARCH以下だったら浪人します」とか「この大学に入れなかったら浪人します」とか。

よく聞く理由はこれらでしょうかね。

ちなみに前章の例の人も「MARCH以下だったら浪人」と思っていたタイプの人間です。

ただ、MARCH以下だったら浪人でも以下を受けない理由にはなりません。

その安全校を受けることによって希望大学の合格確率が少しでも上がるのであれば、受けるべきです。

 

ここは本当に難しいところで、学校や塾がどんなに理詰めで受験校を決めていったとしても、本人が気乗りしていない受験は絶対にうまくいきません。きちんと話し合って、お互い納得しての受験をおすすめします。

 

さいごに

長々と書いてきましたが、僕が最終的に言いたいことは、

納得した受験校決めをしてもらいたいということです。

武田塾の内部生からもかなりの相談を受けます。大体の質問は安全校や中堅大学の悩みです。

誰も第一志望に関しては相談してきません。自分が望んで受ける大学ですから。

ただ、中堅大学に関しては心から望んで受験する人はそう多くないでしょう。

第一志望だけ受けて受かったらそれが一番いいのだから。

その大学決めの際に、この大学だったら入学したときに自分の思い描く大学生活が送れるかどうかしっかり調べてみてください。

オレンジデイズのような青春の日々をあなたは思い浮かべましたか?

プロポーズ大作戦のような仲間を想像できましたか?

あ、そういうことじゃないです。もちろん勉強面です。

そこまでしっかり考えて受験校を決定できるといいですね。

 

以上です。

 

 


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