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大学受験における受験校の決め方を伝授 ~受験にかかる費用も試算します~

みなさんこんにちは!

大学受験予備校、武田塾中山校の梅村です。

 

ついにセンター試験まであと一カ月半を切りました。

 

 

高校での面談もそろそろ本格化する頃かと想像します。

武田塾中山校でも生徒のご家族と面談をしようと考えております。

テーマはこちら。

『受験校をどこにするのか!?』

その前提知識として知っておいてほしいものを本日は書きますね。

 

これまでは志望校を目指して勉強してきたわけですが、現実的なところも考え、受験校の選び方についてお話します。

 ・志望校:自分の行きたい大学

 ・受験校:自分の受ける大学

ざっくりこんな違いですが、ここの区別がついていないと会話が成り立たないので理解しておいてくださいね。

 

また、どれぐらいの費用が大学受験に必要になるのかも最後にまとめておきましたので、参考までにご覧ください。

 

受験校を決める

 

受験校を選ぶにあたり、注意の必要なポイントに以下の二つがあります。

  1. 受験校のレベルと数
  2. 受験日程

これらをどういう観点で選んでいくかをこの章では述べていきます。

 

 

1. 受験校のレベルと出願数について

まず、どれくらいの出願をするのかというと、だいたい毎年平均で10校ぐらいの人が多いです。

そしてその内訳ですが、以下のようにばらけさせるとバランスが良いです。

 

センター試験利用型出願

出願数:3校ぐらい

判断材料:10月に受けたマーク模試のセンター試験換算得点

選定基準:模試のセンター試験換算得点と同レベルの大学より下の大学

※ただし、金銭的に余裕があればチャレンジ校を受けるのも可

受験するメリット:

・出願料が安い。

・現地で受けなくていい。

・各大学別に対策する必要がない。

・問題の難易度が平均的。

受験するデメリット:

・一般で受験するよりも合格難易度が高い。

・マーク式なので、記述式とは違う思考が求められる。

・こけたら軒並み落とすことになる。

 

一般出願

出願数:7校ぐらい

判断材料:10月に受けた記述模試の判定

選定基準:

・A、B判定 ⇒ 2校 (安全校。受験慣れのためと、合格という安心感を得るために必ず受けましょう。)

・C、D判定 ⇒ 3校

・E判定   ⇒ 2校(以上)

 

2. 受験日程

受験校を決めたら、次はその日程を組んでいきます。

おそらく判定の一番低い大学が第一志望校のはずです。

この入試で実力の100%以上を出すための日程を組みたいです。

そのための注意点が三点あるので書いていきます。

 

難易度の観点からの受験校の並び

理想の順番は、A判定→E判定という順番での受験です。

まずは簡単な大学からスタートしましょう。これには理由があります。初めての受験ということで、生徒は思ったよりも緊張します。非日常的な体験であること、また慣れない土地に赴くことが原因です。最初はこの緊張によって普段の実力を発揮できない人がほとんどです。しかし簡単な大学であれば、普段通りの実力を出せなかったとしても合格する可能性は高いです。受験に慣れることと、合格という安心を得るために必ず安全校(A判定校)は受けてください。この合格をもらうということも実はかなり大事で、受験を進めていくと順次合格発表がされます。合格発表の度に不合格となると人間の心は荒んでいきます。アルバイトの面接や就職試験でもそうなんですが、不合格通知を受け取ると、自分を否定された気持ちになります。それが続くと、自分は世の中に必要ないんじゃないかと思えてしまいます。そんな心境で第一志望の受験に臨む状況を考えると本当に恐ろしいですね。最終的に安全校でしか合格を取れず、しかもそこに全く行く気がなかった生徒でも、最終的にその安全校に進むパターンのもよくあるので、安全校は必ず受けるようにしましょう。

 

連日で受ける際の注意点

連日での受験は二日連続までが望ましいです。理由は二つあります。

まずは体力的に厳しいことが一つ目の理由です。入試は想像しているよりも体力を使います。模試を想像してください。一日だけでも相当疲れませんでしたか?あれが三日間続くと想像してください。絶望的な気持ちになりますよね。二日までならどんな生徒もモチベーションを下げずに受けられるんですが、逆に三日の場合は意識朦朧としている人がほとんどでした。

もう一つの理由としては、対策が間に合わないということがあげられます。例え安全校と言っても、過去問をやらずに受験に臨むことはしないでほしいです。当日のペース配分などは事前に設定しておきたいですからね。また、例えば英語で、一見長文のように見える問題でも実は文法問題だったりすることがあります。こういった予備知識がないと、いくら安全校といえども点数が取れないということになりかねません。この過去問ですが、一年分をやるだけでも二日は潰れると考えてください。解く日と復習する日の二日必要だからです。三連続で受験があると対策に充てる日がないことが想像できると思います。

 

合格発表日と入学手続き締切日の兼ね合い

A大学とB大学の受験をするとします。それぞれの手続き日程が以下の場合を想定します。

・A大学

受験日:2/7

合格発表日:2/13

入学手続き締切日:2/20

・B大学

受験日:2/14

合格発表日:2/21

入学手続き締切日:2/28

こういった受け方をしてしまうと、A大学の入学手続き締切日よりも後にB大学の合格発表となってしまいます。志望度がB大学の方が高いとすると、最悪(経済的な意味で)両方に入学手続金を入れる必要があります。これは避けたい事態なので、B大学ではなく以下のようなC大学を入れてみましょう。

・C大学

受験日:2/6

合格発表日:2/15

入学手続き締切日:3/4

C大学を受けてからB大学を受けることで、B大学の結果を見てからC大学に入学するかを決められます。

できればこういった形で、無駄に入学金を入れなくても済むような日程組みを心がけましょう。

ちなみにA大学は青山学院大学・全学部日程、B大学は青山学院大学・社会情報学部個別A方式、C大学は学習院大学・経済学部でした。

 

受験にかかる費用は?

 

ここからは受験にかかる費用をざっくりとですがお伝えしたいと思います。

国公立と私立で金額も違うので、分けて書いていきます。

 

国公立大学入学にかかる費用

受験料:約20,000円弱

入学金:約280,000円

授業料:約500,000円

 計 :約800,000円

 

私立大学入学にかかる費用

受験料:約35,000円ほど

入学金:約150,000円~300,000円

授業料:約800,000円

 計 :約1,000,000円~

 

実際には受験にかかる交通費や宿泊費、入学時にかかる施設利用料、教科書代などもかかるので、プラスで200,000円ぐらいが必要になることもあります。

 

この中で、入学金は日程の組み方次第で削れる費用でもあります。国立志望の受験生は、ほとんどの場合私立大学へ最低一つは入学金を入れる必要がありますが、私立志望の受験生は工夫しだいで一つだけでに絞ることが可能です。日程組みは慎重に行いましょう!

 

 

また、近頃伸びている大学の一つに産業能率大学が挙げられます。

ここは入学金返還制度があるので、経営系を志望している方にはオススメの大学になります。立地も自由が丘となり、かなりオススメです笑

 

 


 

横浜では毎年この季節になると神奈川大学の給費生試験のポスターが駅に溢れます。

職業柄、これを見ると冬だなと感じるようになってしまいました笑

気温は依然として高いですが、今年ももう受験シーズンなんですね。

ここからは本当に追い込みになってきます。

最後まであきらめずに勉強していきましょう!

全力でサポートします!

 

以上です。

 


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