こんにちは、武田塾中山校です。
本日から9月になりましたね。
春先の自分たちの予定通りに夏休みを過ごせたでしょうか?
「夏休みがあるから大丈夫」
「時間はたくさんあるから歴史を夏で完璧にしよう」
「英単語を夏で覚えきろう」
こんな漠然とした目標を夏前にたてた人もいるのではないでしょうか?
僕も現役時代思っていました。
「すべては夏が解決してくれる」
普段は学校の授業があるし、自分のためだけに勉強できる夏休みで成績が上がらないわけがない。
すべては夏が悩みを解決してくれると思っていました。
夏休み初日、部活を引退した僕はようやく受験生活に本腰を入れ始めました。
授業も部活もない初の長期的な勉強期間。
初日は椅子に座っているだけでイライラした記憶があります。
「こんなんずっとやってられっか」って。
やらなきゃ成績があがらないのはわかってるんです。ただ、夏が長いことを考えると、今日は少し休もうって思ってしまいます。
結局、夏休みが終わった後の模試で好成績をとることはできませんでした。
そこでやっと気づいたんです。夏休みって意外と短かったんだなって。
さて、こんな自分の過去の経験を話してみましたがどうでしょうか。
同じような感覚、成績が上がらなかった、もう夏が終わった、なんて感じた方は多いんじゃないでしょうか?
そんなみなさんに僕は今から嬉しいニュースと悲しいニュースをお伝えしたいと思います。
ちなみにみなさんは嫌いな食べ物は先に食べる派ですか?後に食べる派ですか?
僕は先に食べる派なので、先に悲しいニュースからお伝えしますね。
時間はあっという間に過ぎていく
悲しいニュースと言っただけあって本当に悲しい見出しになってしまいましたね。
そうなんです、「時間はあっという間に過ぎていく」んです。
このことを春先のみなさんに言っても本気で受け取ってくれません。
だって夏休みがあるじゃん、あと一年あるじゃん。
その時のみなさんは本当にポジティブ。いや、楽観的過ぎたといってもよいかもしれませんね。
受験の先輩にインタビュー的なやつでみんな口をそろえてこう言いますよね。
「もっと早くから始めればよかった」
そのインタビューを参考にできている人ってどれくらいいるんでしょうかね?
ぶっちゃけ相当少ないと思います。
夏休みを乗り越えたみなさんだからこそやっとわかると思うのですが、この先も時間はあっという間に過ぎてしまいます。
時間の進みは時期によって変わるわけではないですからね。
一方、春から自分の実力と残り時間を的確に把握していたみなさんは充実の夏休みを過ごせたのではないでしょうか。
ただ、点数がとれない、、、という悩みを持っている人もいるでしょう。
そんな方はこのあと話す嬉しいニュースまで少しお待ちくださいね!
では、春先楽観的過ぎて夏休みがもう終わってしまった、まじでやばい、と思っている皆さん。
これから先どうしますか?入試までの時間もあっという間に過ぎてしまう気がしませんか?
別に脅してるわけじゃないんですよ!!!
本当に早いんすよ!毎日同じことばかりしてるから感覚が麻痺してるのかもしれませんが、、、
ここでみなさんに一つ提案をしようと思います。
やらされる勉強はするな
先ほど生徒から質問されました。
「学校の講習って受け続けた方が良いですかね?あまり自分に合ってない気がして」
これに対してなんと返すのが正しいのかは少し難しいような気がしますね。
どの塾であっても、逆に学校の先生が質問を受けたとしても難しいと思います。
なぜならその状況をすべて把握できていないからです。
塾の立場であれば、塾の指導方法、生徒の現在の状況に関しては詳しくわかりますが、学校の講習というものはイメージが全くつきません。
どんな内容の授業なのか、どんな先生なのか、どんな形態でやっているのかなど不明瞭な点が多すぎます。
学校の先生の立場であればその逆ですね。
つまり何が言いたいかというと、すべてを一番把握しているのは自分自身だということです。
もちろん質問することはとてもいいことです、素晴らしいことです。
でもそのアドバイスを受けて最終的に判断するのは自分自身です。
では、自分で判断するときにものさしとなるのはどんなことでしょうか。
それは単純に「今の自分に必要かどうか」だと思います。
日本史の用語をほとんど覚えていないのに、論述問題を解いてもできるわけがありません。
それは自分でも判断できる気がします。
では先ほどのアドバイス。「やらされる勉強はするな」
皆さん思い浮かべてみてください、学校から出される夏休みの宿題って面倒くさいですよね。
学校の授業って先生がしっかり教えてくれるはずなのにみなさん軽視してますよね?
塾と同じ授業という形態なのに。
あ、武田塾は「授業をしない塾」でしたので形態が異なりますね。
話がそれました、戻します。
勉強というものは自分から進んでやった勉強の方が頭に内容が入ってきます。
やらされる勉強はなぜかみんな疑問をもち、やりたくなくなります。
学校の先生が嫌い、教え方が好きじゃない等々、理由は耳が腐るほど聞いてきました。
やはり大事なのは自分で考えて、自分で勉強すること。「自学自習」が大切なのですよ。
ここから先、特に高3生は残り4カ月でセンター試験を迎えます。
すいません、受験生の時一番嫌いなものは、試験までのカウントダウンでした。
いやここはあえて現実を見つめた話をしましょう。
残り4カ月、無駄な時間は1秒たりとも過ごしたくないでしょう。そうなったら「やらされる勉強はするな」この言葉を思い出してください。
その時間はマイナスになってしまうかもしれません。
夏休みが終わったのに点数が取れない、、、
みなさんお待たせしました、嬉しいニュースですよ。
夏休みあんなに単語覚えたのにテストで点がとれません。
日本史あんなに頑張ったのに正誤問題が解けません。
上記はよく聞く質問ですね。
いつになったら問題が解けるようになりますか?など聞かれますが、自分でもわからないことを神でもない私がわかるわけなかろうとか思いながら相談にのっています。
勉強してよかった、嬉しいと思う瞬間として例を挙げるとすれば、問題が解けるようになったときでしょう。
ですが、あんなに必死こいて、遊びにも行かず勉強していたのになぜ解けない。
怒りたい気持ちもわかります、相談したい気持ちもわかります。
落ち着いてください、今あなたたちは問題を解ける状態へと確実に前進しています。
問題が解けるようになるまでの段階は3ステップあると考えてください。
➀覚える②使える③使いこなせる の3ステップです。
今あなたたちが必死に覚えた単語、決して無駄にはなりません。
ようやく最初のステップを突破したのです。おめでとうございます。
まだまだ先が長いじゃないか!!と感じる人もいるかとは思いますが、そんなことはありません。
受験で失敗する人の多くは➀の覚えるというステップを完了せずに演習に進むからうまくいかなくなってしまうのです。
②の使えるという状態はどういうことかというと、例題、基本問題が解けるような状態です。
単語の意味を覚える、文法の意味を覚える、構文を覚える、全てがしっかり覚えられたことによって初めて文章が読めます。
覚えたことを使って問題が解けるようになるのが②の状態ですね。
そして③の使いこなせるという状態、これは②をさらに極めることによって応用問題を解けるようになることです。
応用問題は基本問題を組み合わせたりして考えていくことが多いですよね?
まず基本問題が解けないのに応用問題は解けるわけがないし、覚えてもいないのに過去問なんて解き始めるなんて、、、
つまりはこの3ステップは上位大学に受かる人が必ずしもやっていることです。(無意識的に)
ということで、夏休みが終わってもテストの点が取れないのはいわばしょうがないことなのです。
なので、勉強を嫌いにならずに問題を解き始めましょう!
しっかり覚えることができていて、問題が解ける状態になったら10月の模試で必ず点数がとれるはずです。
逆に考えて点数が取れなかった場合、問題との相性が悪いとか言って言い訳するのではなく、自分の基礎が足りてない部分があるのかもしれないとしっかり振り返って固め直しましょう!!
今日は今の時期にでてくる悩みを少しでも和らげてあげようと思いこのようなブログを書きました。
僕も夏休み終わり成績が伸びず本当に焦りました。
自分の受験生活を振り返ってみると上記のようなステップを無意識のうちに踏んでいました。
皆さんからそろそろ「赤本」について質問が来るころだと思います。
いつか「赤本」の使い方についてブログを書きたいと思っています。
お楽しみに!では!
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