ブログ

早慶の就活事情 この世はそんなに甘くない!?

どうも。こんにちは武田塾中山校です。

今僕は生徒と話しながらブログを書いています。

話の要旨は以下のようなものです。

生徒「慶應って就職いいんですか?」(おそらく大企業に行きやすいのか?という質問だと捉えた)

僕「んー。いいとは思うけど、全員が大企業に行くわけではないよ?」

生徒「慶應って言ったらすぐ決まっちゃいそうですけどね!」

僕「そうだったら苦労しないんだけどなあ」

会話はこんなにも短いものであった。

ただ、この会話の中に今日のブログのテーマを見つけるタネを見つけた。

ありがとう。感謝するよ。

 

ということで!!今日のテーマは「早慶は就職に強いって本当なの?」(今回は私立に限らせていただきます)

みなさんがいい大学に行きたい理由はなんですか?

・大企業に就職したいから

・いい教育を受けられるから

・ステータスを手に入れることができるから

中には「モテたいから東大に行きたいんです」などと話していた生徒もいたような。

でも実際『いい教育を受けられるから』という理由で偏差値の高い大学を目指す人って少ない気がします。(医、薬学部などの専門的な学部は除くとして)

なんだかんだで一番多い理由が「将来安泰だから」「道が広がるから」とかなんですよね。

 

では、実際早慶の就職はどれほど強いのか調べてみましょう!

(これはみなさんのモチベーションに関わるブログになると思います。興味のある方は最後まで読んでくださいね)

就職

早稲田大学

まず早稲田大学の学生の人数から調べていこう。

これは2017年5月時点での早稲田大学の在籍者数である。4年制大学なので単純に考えると1学年に10000人ほどが在籍していることになる。

(引用:早稲田大学HP

https://www.waseda.jp/top/assets/uploads/2014/02/students2017.pdf

2017年9月および2018年3月の学部卒業者・修士修了者の進路状況は、卒業・修了者12,430人、 進路報告者12,172人、就職8,904人、進学2,160人、資格試験等準備350人、その他758人であり、 就職希望者に占める就職者の割合(就職率)は95.5%(前年度比-0.5%)となった。

就職率95%はかなり高い数字。では早稲田大学の学生はどのような企業に勤めるのであろうか。

これは2017年度の早稲田大学の就職先ランキングである。

やはり学生の数が多いだけあって、企業に受かる人数というのも桁違いである。

地方公務員、金融、メーカーなど様々なジャンルの企業に就職する。

上記の数字を見てもらえれば分かる通り、早稲田大学は就職は強いと言っても過言ではないようだ。

 

慶應義塾大学

では次に慶應義塾大学の学生の数を見ていく。

こちらは2018年5月の時点での学生数である。早稲田に比べると人数は劣るが、それでも多いと言える学生数を誇る。

こちらも単純に考えると、1学年7000人ほどと言ったところか。

(引用:http://www.gakuji.keio.ac.jp/life/shinro/3946mc0000003d8t-att/a1530669479061.pdf

2017年度の就職者数は5630人であったがその中でも多い企業はどこなのだろうか。

こちらも金融やメーカーが多いのが特徴であるが、総合商社がランクインしたり、早稲田に比べると公務員が少ない。

早慶の就職比較

以下、上記のデータをもとに早慶の就職を比較していきたいと思います。

人数だけを見ると、早稲田の方が大企業から内定をもらい、就職している人数が多いような気がするが、そもそもの大学の学生数が違う。

と考えると慶應の方が就職に強いと言われているのがよく分かる。

ここで一例を挙げて見たいと思います。

アクセンチュアという企業があります。

(HP:https://www.accenture.com/jp-ja/new-applied-now)

業務内容としては、経営コンサルティング、業務・ITコンサルティング、アウトソーシングを主要業務とした多様なサービス提供を行っています。

正直僕もよくわかってないです。ただ大きなすごい企業だということだけは知っています。

早稲田の就職先ランキングの第5位、慶應義塾の第5位に入っているこの企業。

毎年200人ほどを採用しているようですが、そのうち早慶が156人もいます。(早稲田80人、慶應義塾76人)

やはり人気企業は早慶の比率が高くなるんですね。

これは一例に過ぎません。まして、天下の東京大学、京都大学を始めとする国公立大学がこれにプラスされると考えると、早慶以下だと狭き門ということになります。

どうです?学歴フィルターと呼ばれるようなものがなくなってきたとはいえ、このように高学歴を多く採用する企業というのは多く存在します。

20人ほどしか採用しない企業で、東大5人、京大5人、早慶10人なんて噂が出回ったりもする企業はありますし、早慶がどれだけ就職に強いのかがわかると思います。

 

自分の将来像をモチベーションに

 

このブログは早慶に行けばいい企業に入れると言っているブログではありません。

例えば、先ほどのアクセンチュアという会社であれば、早慶で170人近くもいける!

って感じるかもしれませんが、同じ大学内にもライバルというのがいるのを忘れてはいけません。

2017年の早慶の就職者数を合計すると、15000人ほどになります。

その中から170人しか受からないんです。どうです?狭き門ですよね?

よくテレビなどにも取り上げられている有名進学校なども東大○○人合格!

みたいなのを見て、あの高校に入れば確実に東大に行ける。なんて思う人はいないんじゃないですかね。

東大に近づくためにその高校に入ろう。つまりはその高校に受かることって通過点に過ぎないんですよね。

大学受験でも同じようなことは起こります。

大学受験なんて二度と経験したくありません。

だってバカらしいじゃないですか。楽しい楽しい学生生活を削ってまで勉強に捧げる。

「勉強は学生の本業だから」なんてやかましいわって感じです。

けど、そんな決死の思いで勉強して、合格したら嬉しくて廊下でニヤニヤしちゃいますよ。

人生で一番嬉しかったですよ。もう人生終了のような気持ちになるのもわかりますよ。

でも、大学に合格することがゴールではないんですよね。

だって皆さんもそうですよね?薬学系の仕事に就きたいから薬学部を選ぶし、先生になりたいから教育学部を選ぶし。

塾なので、その子のことを見ていてあげれるのは大学に合格するまでなんですよ。

となると伝えたいことはただ一つ、合格がゴールではないよと。

大学に入るのがゴールだったら、どの大学でもいいけど、皆さんは自ずとその先を見ているはずです。

それが志望校選びに現れているからです。

自分がなんで勉強しているのかわからなくなったら、なぜその大学を受けようと思ったのか考えてみてください。

きっとやりたいことがあったはずです。

やりたいことがなくても、ただ漠然と偏差値の高い大学に行きたい。と思ったら

心のどこかで、ステータスや将来のことを考えているんだと思いますよ。

 

今日のブログで、学歴が就活に影響してくるというのがうっすらわかっていただけたら幸いです。

そんな先の話、受験生にするなよ!って感じかもしれませんが、僕が受験期にこの話を聞いていたら志望校選びも勉強の仕方も大学生活も全て変わるような気がします。

人間は終わってから物事の本質に気づくんで、その時の自分には響くかはわからないですけどね。。。

 


今日は少し重たい話をしてみました。

上記の例でいくと、MARCHであったとしても大企業に受かるのは難しいことになります。受からないとは決して言っていません。受かりづらいだけです。

あまりこのような現実的な話って塾だとあまり話されないんですけど、僕が生徒だった時に教えてくれたらよかったのにと思い、こんなブログを書きたいなと思いました。

塾のチューターは優しい人が多いです。

「大丈夫だよ」「頑張れば受かるよ」

このような言葉って受取手はとても嬉しいんですよね。

自分が頑張ってるのに「お前は頑張っていない」なんて言われた日には、そんな塾やめてしまえって思いますからね。

ただ、それを言い続けるのは優しさではないのかなと個人的には思います。

実際に受験を経験したからこそ分かる厳しさだったり、嬉しさだったりを共有するために比較的距離の近いチューターや講師のようなポジションが存在すると思うし、さらに受験を終えて、実際に大学に入って分かることっていうのもいっぱいあるんですよね。

しっかり自分が体験したものを共有する義務もあるのかなと感じました。

生徒の現状と試験までの日数を見て、本当は今何をすべきなのかをしっかり教えてあげるが大事かなと。

武田塾中山校は、生徒との距離がかなり近いと感じます。だからこそ冒頭のような質問ができたりすると思うし、まだ話を聞けていないって人はどんどん講師に聞いてきてくれていいかなって思います。相談にはしっかりのりますよ。

最近相談しにきてくれる生徒が増えて、おじさんは嬉しいです。

いろんな話するので、気軽に声かけてくださいね。

このブログ匿名なんでわからないと思いますけど。

 

今日は内容が重過ぎたんで、次回は一週間の夜ご飯でも発表しますかねー。

では。

 

 

逆転合格専門塾! 大学受験予備校の武田塾中山校

〒226-0011 横浜市緑区中山町219 ル・チードビル5階

JR 横浜線 ・ 横浜市営地下鉄 グリーンライン 中山駅 徒歩1分

☎ 045-482-9544

 

各種キャンペーン、 過去ログはこちら

 

無料受験相談、 お問合せは下記のリンクかLINE@のトークからもどうぞ!

十日市場・鴨居・小机・川和町・都筑ふれあいの丘・センター南・センター北にお住まいの方もお気軽に!

もちろんグリーンライン沿線やそれ以外の地域の方からもご連絡お待ちしております。

綺麗な自習室、ドリンクサーバーの設置など、充実した学習環境を是非一度見に来てください(^^)

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる