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夏休み到来!! 夏ってチャンス?ピンチ?

こんにちは武田塾中山校です。

いやー、ついに来ちゃいましたよ夏休み!!!!

「平成最後の夏休み」とか言われていますよね。

 

(引用:https://twitter.com/aoi_punclo/status/998924693972312065)

 

確かに「平成最後の」とかいうパワーワード出されたらどうしようもないですよね。

最後だから楽しまなきゃ!とかいう人もいるけど、そういう人は大体どの夏も楽しんでいるという偏見はありますが、そういう気持ちになるのもわかるくらいの言葉の重み。

個人的には「平成最後」と言うよりは「学生最後の」なので重みが違います。

すべてを出し切る。そんな夏にしたいと思っております。

学生が本当に最後になるのかどうかは一度議論の対象から外しましょう。

 

7月27日がテスト最終日だったんですけどね、行かなかったです。はい。

そんなことはさておき、受験生にとっては勝負の夏です。

高校三年生にとっては今年の夏休みの時間の使い方によって、次の元号の最初の夏の楽しみ方が変わってくるでしょう。

 

自宅では勉強できない

 

ついこないだ自分が感じたことを少しお話したいと思います。

僕の考えで「自宅では勉強できない」というのがあります。

これだけは断言します。これを言ってる皆さん。言い訳にすぎませんよね。

僕だってそうなんで、言い訳仲間ですね。横断歩道はみんなで渡れば怖くないですよ。

ごめんなさい、何を言ってるのかわからなくなりました。

 

つまり言いたいことは家には誘惑がたくさんあるから勉強できない。という思い込みはやめたほうが得なのではないかというお話です。

先日僕は試験勉強をするつもりで家を出て、大学へと向かいました。

まず家を出るのに準備30分、家から最寄り駅まで20分、最寄りから大学まで1時間10分。

途中で歩きながら思ったんですよね。あ、この時間無駄だなって。

この計2時間で家で勉強することができたらどれだけ進んだだろう。

まして、帰りの電車の時間もあるし、合計したら3時間は無駄にしていると予想できます。

これって大学の試験だからまだいいけど、受験にとっては毎日の2時間、3時間って致命的な損失ですからね。

さすがに自宅から塾までの距離がこんなにも遠い人はそう多くないでしょうけど、それでも毎日30分塾までかかるとしたら往復1時間。1ヶ月で30時間ですね。これは痛いロス。30時間もあれば単語帳は何周もできるだろうし、長文も60本も多く読めます。

どうです?この差。

時間は無駄にできないでしょう。

 

先生に言われたことはありませんか?

電車移動の時間も無駄にはするな

先生が言いたいことは、それだけの時間を無駄にしているから勿体無いぞってことですね。

その1日だけで考えると大した時間ではないのでサボりたくなってしまいますが、積もりに積もると夏休みの勉強時間の差はひらいていく一方です。

意外とこの移動時間って忘れがちになりますし、しようと思っても満員電車でできないケースも出てきます。

逆転の発想をすると、無駄な移動をしなければ良いのではないかという考えが出てきました。

まあ、これは極論なので気にしないでください。それだけ勿体無いということが伝えたいだけです。

 

部活引退のタイミング

 

高校三年生の夏の前に部活を引退する生徒がどんどん増えていきます。

中には夏休み中も部活があったりとか、卒業シーズンまで続く部活も中には存在しますが、大半は引退となります。

この時、塾に行く時間が無駄に感じる生徒が多いです。

理由としては今まで学校があったから、通過地であるその駅を通っていたが、夏休みに入り、その駅を通ることがなくなったから。というのが代表的な例ですかね。

確かに、行く必要のない場所まで行って勉強するっていうのは上記で散々言ってきたことに近しいかもしれませんね。

ただ、その塾に行かなければならない場合。(授業を受けに行く等)

そんなことは言ってられません。

どうにかして無駄のない時間を過ごさなければ。

それに大事であることは「自宅で勉強できること」

例えば、

9時から塾が開く。自宅から塾まで30分

その場合8時台の電車に乗れば朝から勉強はできる。

しかし、その時間帯の電車は通勤ラッシュで満員電車である。

 

9時から塾に来る生徒は本当に褒めたくなります。

今日も一日頑張って!と。

ただ、時間を無駄にしないという観点からは通勤ラッシュを避けた方が効率的なんですよね。電車の時間も勉強できるんで。

と考えた時、そのぶんいっぱい寝れるなという思考になってはいけません。

通勤ラッシュを避けた分の時間は自宅で勉強してほしいのです。

塾の開館時間には限界があります。(申し訳ございません)

まして閉館時間以降は夜も遅いため、出歩くには危険です。

となると、勉強時間を伸ばすためにやはり大事なのは「自宅で勉強できること」なんですよね。

 

大学で感じたギャップ

 

僕が通っていた丘の上にある高校は、お世辞にも賢い学校と胸を張って言うことはできません。

なんなら周囲にいじられてばかりです。

その試験期間をふと思い返してみました。

家で勉強する人って少数派だったんですよね。

みんな誰かしらと図書館だったり、カフェに行って勉強していた記憶があります。

横浜駅のスタバなんて見たことある人が必ずいましたからね。

ただ、思考としてその店が閉店したと同時に今日の勉強が終わりって感じの人が多かったかな。

なぜか試験前日に「眠れない」などのツイートが多発。

いや寝ろよ。って思ってましたけど。

 

慶應義塾大学での試験期間、大学による遅くまで残って勉強する人って多くないんですよね。

僕がこの前大学で残っていたら、そのフロア僕しかいなかったですからね。

大学の方が人数も多いに決まってるのにこんなにも大学に残る人が少ないのかとシンプルに驚いた記憶があります。

あと、試験前にツイッターで呟いてるのは、僕含め不真面目な人のみです。

 

少し、差をまとめてみます。

●高校

家での勉強時間が少ない

自分の暗記能力に対しての適切な勉強予定が立てられていない

複数人で勉強し、理解で終わることが多い

予定が立てられないことで一夜漬けして範囲を終わらす人が出てくる

 

●大学

勉強予定を立てるのがうまい(早い人は1ヶ月以上前から)

理解で終わることなく、問題が解ける状態にある

一夜漬けで挑む人が少ない

 

●僕

家での勉強時間が少ない

自分の暗記能力を過信しすぎている

理解すらできない分野に出会い、戸惑う

睡眠時間だけはしっかりとる

 

しっかりテストの点数が取れる人って、理解だけじゃ終わらないんですよね。

理解→使える→使いこなせる(問題が解ける)

っていう風に段階を踏んでいるんです。

 

あと、大きな点としては

一週間の過ごし方が違うことです。

高校の時、テスト一週間前になってからノートを借りてコピーしている人が多かった印象です。

その一週間を丸々勉強に当てれるのとは時間の使い方が違いますよね。

 

では、ここで僕が勉強する上で一番大事にしているものを再度紹介(おそらく以前の何かのブログでも言っています)

「逆算」

先ほど、自分の暗記能力に対しての適切な勉強予定が立てられていないという例を出しましたが、これは自分への言い訳に過ぎません。

ただ、僕みたいに自分の暗記能力を過信し過ぎているよりははるかに勉強レベルは上です。自分が暗記が遅いってわかってることがいいことなんです。

暗記が遅いってわかってるのになぜ人より早く準備し始めないのでしょうか。

口では簡単に言えても、追い込まれないとできないのが人間ですからねえ、僕も人より早く準備できないタイプなので気持ちは苦しいほど分かりますが。

少し早く始めようって思えたらそれは素晴らしいことです。その気持ちを忘れずに頑張りましょう。

 

伝えたいこと

 

今日皆さんに伝えたかったことは、時間の使い方を考えようということです。

高校と大学の周りの過ごし方の比較をしてみましたが、やはり家で勉強できない人は時間をうまく使えていないような気がしてしまいます。

本当に気持ちはわかります。

家には様々な誘惑があります。

いつでも寝れる環境、いつでも食べれる環境、Wi-Fiのある環境、漫画のある環境、ゲームができる環境。少し思い浮かべただけでもこんなにも思いついてしまうほど家は誘惑にあふれています。

ただ、言い換えれば、「自宅で勉強ができない」は「誘惑に勝てない」ってことになると思います。

 

今更みなさん、何が誘惑に勝てないですか!

受験を選択して、遊びをあんなにも我慢して勉強しているあなたたちなら家での2時間くらい我慢できますよ!

あなたたちは誘惑に打ち勝つ気持ちの強さをもっています。

自分では気づいていないだけでもっています。

ぜひ自信をもって、強い気持ちを持って「自宅で勉強できる」状態を目指しましょう。

 

授業が始まってしまえば、周囲のみんなとの勉強時間の差はひらきにくいんですけど、夏休みは完全に自分の自己コントロールが全てと言っても過言ではないので、少し気が抜けると秋に恐怖が訪れます。

 

夏休みは時間があるから、逆転のチャンスだ!

その思考は間違っています。夏休みはみんな平等にあります。

夏休みは逆転のチャンスでもありますが、差を広げられる怖さもある時期です。

 

これを読んで少しでも危機感を覚えてくれたら嬉しいです。

 


 

久しぶりのブログとなりましたね。

大学に入り堕落してしまった僕がこんなこと言うのも恥ずかしいのですが、頑張っていた頃の自分を思い出して書きました。

何単位とれたかの発表が九月にあります。

僕は毎日楽単の恐怖に怯えながら学生最後の夏を楽しもうと思います。

 

では。


 

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