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OORerに見る「最近の若い者は」問題 ~趣味について語ってみる~

こんにちは!

大学受験予備校、武田塾中山校の梅村です!

 

大学受験予備校、武田塾中山校の梅村です!

 

タイトルが全く予備校っぽくないので念押しのため二回書きました。

本日は趣味の音楽について書いてみようと思います。

 

ちゃんと勉強の話もするので在籍してる生徒さんも最後まで読んでくださいねー笑

 

 

結構生徒と話してたりブログに出したりもするのでご存知かもしれませんが、自分はパンクな音楽が好きです。

ライブハウスやフェスによく出没します。

腹ペコです。

 

嗜好する方向性としては、ハッピーな音楽が好きです。

皆が幸せになるような曲で、ちょっと激しめのやつです。

 

例えば、こんな曲がど真ん中です。

 

SHIMA "USUAL THINGS"

 

 

 

さて、よくTwitter上なんかでバンドの新旧のファンがもめてたりします。

その原因について本日は考察したいと思っております。

 

 

OORerとは?

 

タイトルに入っていて、これまでノータッチだった「OORer」についてやっと触れていきますね笑

特定のアーティストのファンのことをある呼称を使って呼ぶことがあります。

発端は安室奈美恵さんのファンがアムラーと呼ばれたことだと思っております。

 

ここで、「ONE OK ROCK」(通称ワンオク)というバンドをご存知でしょうか?

ワンオーケーロックではありません。

ワンオクロックと読みます。

(海外での読み方はワンオーケーロックです。)

元NEWSに在籍していたTAKAさんがボーカルを務めていることでも有名です。

TAKAさんは森進一さんの息子でもあります。

このワンオクのファンのことを「OORer」と呼びます。

読み方はワンオクロッカーです。

 

引用:ONE OK ROCK_official

 

 

他にも色々独特の呼ばれ方をするファンもいて楽しいですよ。

B'z のファンは「ブラザー」と呼ばれます。

マキシマム ザ ホルモン(通称ホルモン)のファンは「腹ペコ」、MAN WITH A MISSION(通称マンウィズ)のファンはガウラ―と呼ばれます。

MAN WITH A MISSIONは地球外生命体がやっているバンドで、見た目が狼です。

このファンのガウラ―という呼称を聞いたとき、これを考えた人は天才だなと思った記憶があります。

 

ワンオクに話を戻します。

ワンオクが売れ出したのはたぶん10年前ぐらいからです。

今では海外でも活躍するレベルのバンドです。

おそらく苦労も相当あったとは思いますが、総じて成功したバンドと言っても良いでしょう。

バンドを始めるとなると、最初は小さいライブハウスを転々とするバンドがほとんどです。

そこから徐々に知名度を上げていって、そのまま自分達で自主制作を続けていくパターンと、どこかのタイミングでメジャーレーベルに入るパターンとに二分されます。

これは自分で起業をするのか、企業に就職するのかの違いで、どちらが良いというものではありません。

ワンオクは後者を選択し、メジャーデビューしていますね。

 

さて、それだけ有名になったワンオクですが、今ではチケットを取ることさえも難しいレベルです。

ライブハウスには二段階あります。

一段階目は、100人~500人規模の箱。

こちらがおそらく皆がイメージするライブハウスで、クラブと併用しているところもあったりで結構アングラな感じです。

二段階目は、1000人~3000人ぐらいの大箱と呼ばれる箱です。

例えばお台場にあるZEPP TOKYOという箱は、大箱に分類されるライブハウスで、だいたい2500人ぐらいのキャパシティです。

大箱は比較的有名なバンドや、海外バンドが利用するような箱です。

そんな大箱でもワンオクはチケットがほぼ取れないのが現状です。

 

こうなってくるとライブハウスでは客が収まり切らないので、ドームやアリーナといったところでライブを行うようになります。

ワンオクはそういった「箱でない会場」でライブをやってるんですが、それでもチケットは即完売するみたいですね。

 

 

ここまで売れているワンオクですが、知名度が上がれば上がるほど客層に幅が生じます。

また、会場の規模によっても客の観覧方法が変わります。

小さい箱のときは、モッシュやダイブ、サークル、ヘドバンと呼ばれる行為が普通に行われます。

大箱だとこれらの行為は危険なので禁止されることがほとんどです。

(小箱でも一応禁止扱いの場合が多いです。)

ただ、オールスタンディングでの観覧なので動きが制限されることもありません。

しかしアリーナ規模になってくると、設置された席が動かせなかったりなので、指定席制の場合もあったりします。

当然客の動きもかなり制限されます。

ワンオクのライブが指定席だったとき、昔からのOORerはビックリしたわけです。

「ワンオクのライブで席があるってどういうこと!?」

 

 

こんな感じで、様々な客が混在するようになったのがワンオクのライブの現状です。

 

 

フェスとは?

 

ここで、皆さんがよく聞く「フェス」についても言及しましょう。

フェスティバルの略で「フェス」と呼ばれているんですが、これは「色んなアーティストが一堂に会し、同時進行的に多会場でライブを行うもの」になります。

好きなアーティストが多く出演しているフェスに行けば、たくさんの好きなアーティストを見られるので大変お得です。

会場のキャパ的に屋内だときついことが多いので、屋外でやることも多いです。

そういったフェスのことを「野外フェス」と言ったりします。

 

昔は大手のイベンターが主導する、規模の大きいフェスしかありませんでした。

FUJI ROCK FESTIVAL とか、 SUMMER SONIC とかが有名ですね。

日本人オンリーのフェスだと ROCK IN JAPAN とかですかね。

しかし昨今では、一アーティストが主催しているパターンが急増しています。

夏には、毎週土日にはどこかしらでフェスが行われるような時代になりました。

 

これは日本人の消費行動が変わってきたことも一因としてあります。

過去それを述べたブログがあるのでそちらを参考までに紹介します。

 

Avicii(アヴィーチー)逝去!残念過ぎます。 

 

 

こういったフェスの中で、アーティストのやる曲も変わります。

自分のファンだけが見に来るわけではないのと、認知してもらうチャンスでもあるからです。

だからフェスでは、ほとんどのアーティストは有名曲ばかりやります。

 

フェスは、「よく知らないけど、一回見てみたいなー」と思っているアーティストが出演するならかなりオススメになります。

また、全く知らないけどドンズバなアーティストとの、思いもよらない出会いもあったりするので、それもフェスの醍醐味です。

 

さてこんなフェスにおいて、客層は通常のライブよりもさらにさまざまなものになります。

 

このような状況下ではある問題が勃発します!

 

 

新旧ファン戦争:「最近の若い者は」問題

 

突然ですが、こちらの言葉を聞いたことがありますでしょうか?

 

「最近の若い者は・・・」

 

エジプトのピラミッドにも書かれているワードで、清少納言も若者の言葉使いを嘆いて似たようなことを言っていたとか。

それだけ昔からある言葉ということは、いつの時代も熟年者と若者の間には価値観の相違がつきまとっていたのだと想像できます。

いつの時代も熟年者はこのままでいくと10年後はヤバいと感じています。

しかし実際10年たっても特に大問題が起こっているわけではありません。

教育レベルの衰退などは少しずつ見られるとは思うんですが、結局なんとかなるレベルの軽微な変化でしかないということです。

つまり、熟年者が感じている憂いは単に変化に対してついていけていないだけだと想像できます。

清少納言が危機を感じた言葉使いの変化に関しても、結局はその後言語が変化していくだけのことです。

現代において10年前の「ヤバい」と今の「ヤバい」が違う意味なのと同じことです。

 

物理における慣性の法則は日常生活においても当てはまります。

 

「人間は変化を嫌うものである。」と言えますね。

 

 

では、OORerに関してに話を戻します。

昔からのファンと、今のファンではライブに求めるものが違います。

バンドもメジャーデビューしたことにより、自分達がやりたい曲だけでなく、多数派に支持される(売れる)曲を作る必要があります。

企業に就職したからには利益を出す責任があることは当たり前のことです。

ここ最近で言うと、WANIMAなんかが顕著な例ですね。

前とは違ってキャッチ―な曲が多くなっている印象があります。

 

そんな中で、このような言葉をよく聞くようになります。

 

「昔の曲の方がよかった。」

「ダイブ・モッシュが嫌ならライブに来るな。」

「ライブにアクセをつけてくるとかありえない。」

 

Twitterとかでめっちゃよく見ます。

逆に、

 

「ライブではゆっくり見たいから押さないでほしい。」

「ダイブ禁止って書いてあるのにダイブする意味が分からない。」

 

こういうのもよく見かけます。

 

まさに新旧ファン戦争

これってどっちの側の意見もわかるし、どちらかが悪いものでもありません。

何が起こっているかというと、ただ、変化が起きているだけだと思うんです。

お互いに対立しないためにはどうすればいいのか、お互いが考えられるといいなと思いつつ見ています。

 

フェスなんかの場合、ファンでない人も見に来るので、これよりもさらに複雑な対立構造になります。

おそろしや!

 

自分が推しているバンドが、京都大作戦のような大きなフェスに出ると、かなり気持ちが高ぶります。

そしてみんなにお勧めしまくります。

「このバンドいいじゃん!」とか言われると相当うれしいんですよね。

あの気持ちはどのタイミングで失われてしまうのか。。。

 

ある種、対立構造が生まれるレベルまで来たときがバンドが売れたと言っていいときなのかもしれませんね。

 

 

変化についていく=勉強

 

進化論を唱えたダーウィンはご存知でしょうか?

彼はこのようなことを言っています。

 

「最も強い者が生き残るのではなく、 最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である。」 

 

 

 

結局は変化についていける生物が生き残るのと同様、人間も変化できるやつが強いのは自明です。

「最近の若者は」と言っている人は変化についていけていない人です。

ライブに強引に当てはめるのであれば、「アーティストの変化前でも変化後でも楽しめるのは自分も変化できる人間だよ」って感じですかね。

 

そして、変化についていくために必要なことは間違いなく勉強です。

新しいことを知ることが勉強だと過去に言いました。

変化についていくためには、「変化前を知る」「変化後を知る」ことこそが必要です。

勉強でいう歴史の勉強であったり、未知の分野の勉強であったりするわけです。

 

OORerの例にあることは、勉強をすることで避けられることは多いです。

また、より楽しめることは多いです。

ライブがどんな雰囲気なのかを予習していくだけで、「痛いのはいやだから前の方には行かない」という判断ができます。

アクセサリーは人を傷つけるからしていかないという判断ができます。

フェスの推しバンド以外の時間で見られるアーティストを事前に勉強すると、自分の好みのバンドに出会えるかもしれません。

学校での勉強もつまるところ、この行為と同じ行為をしているにすぎません。

 

勉強に対して前向きに取り組めると本当に世界が拡がりますよ!

 

 

以上です!

第一志望に合格したら一緒にフェスいきましょう!

 


 

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