早稲田大学法学部に合格するための勉強法
こんにちは、武田塾中野校です。
今回は早稲田大学法学部在学中の筆者が考える、早稲田大学法学部に合格するための勉強法についてお話したいと思います。
早稲田大学法学部の入試配点としては英語60点、国語50点、選択科目(共通テスト数学or社会)40点の計150点満点です。
今回は英語、国語、日本史の勉強法についてお話していきます!
英語 90分 60点
法学部の英語の特徴は長文から文法、英作文まで幅広い知識が問われることです。大問1,2は長文問題、大問3~5は文法問題、大問6~7は自由英作文を含む英作問題と多種多様です。
長文は得意だけど文法は苦手…、文法は得意だけど英作は書けない…などバランスの悪い勉強をしては合格点をとるのは難しいでしょう。
合格点奪取には総合的な英語力が求められます。
長文
大問1と2ではそれぞれ1000wordsに及ぶこともある超長文が出題されます。
昨年の入試では出題傾向が変わってしまいましたが、それまではどちらかの大問でパラグラフ要約を選択する問題が出題されていました。
今年の入試で問われるかどうかはわかりませんが、出題されるとしたら差がつくポイントとなるため過去問での対策とともに、日頃からパラグラフを意識して長文を読むことが大切になります。
文法
文法問題は前置詞の空所補充や正誤問題が主に問われます。毎年何問か受験生では解くのが難しいような難問が出題されますが、問われる知識は基礎的なものが多く、文法の設問は得点源にできるでしょう。
空所補充については熟語の知識や語法などで解かせる問題も多いため、「速読英熟語」や「NextStage」などで知識を積み重ねていきましょう。
正誤問題では前置詞の誤りや品詞の誤り、構文の誤りなど様々な種類の間違いを見抜く能力が必要とされます。
正誤問題を解けるようにするためには文法の知識が根底にあることはもちろん、何度も正誤問題に触れることで間違えさせてくるポイントを自分なりにつかんでいくことが必要です。
法学部の過去問はもちろん早稲田大学の社会科学部やスポーツ科学部などでも正誤問題が出題されているので、それらの学部の過去問を解いてみるのも良いかもしれません。
英作文
英作文は並べ替え問題と自由英作文が出題されます。
特に自由英作文については抽象画などのイラストを見てそれが表していることを英作するという形式の問題で、英語力以外にもそれが何を示しているのかを考えるという国語力も必要です。
英作文に関しては自分だけで対策するのは難しいです。
自分で書いてみたら学校の先生や塾の先生などに添削をお願いしてみるのがいいでしょう。
イラスト問題については日頃からニュースなどを見て社会問題に触れておくことが大切です。長文などでも社会問題などについてのテーマが出題されることは非常に多いため、日々アンテナを張っておくことは大きな力になります!
私はこの問題が特に苦手だったので、抽象画などをインターネットで検索して、それが何を表しているのか考えてみるということを繰り返していました。
国語 90分 50点
国語は古文1題、漢文1題、現代文2題の計4題が出題されます。配点は150点のうち50点と他の学部に比べて国語が占める割合が大きいです。
法学部の国語は難易度が高く差が付きやすいので、しっかりと対策をすることが必要です。特に現代文に関しては私大最難関と言われるほどの難易度を誇るため、法学部に合格するためには、国語で点が取れるかが大きなポイントとなります。
古文
古文は難易度としては早稲田の中でも標準的です。単語はもちろん、文法や古典常識など幅広い知識をつけておくことが必要とされます。
和歌に関する問題が出題されることが多い傾向にあるため、掛詞や縁語などの和歌の知識も持っておくことが必要でしょう。
法学部独特の形式といえるものはないため他学部の過去問なども活用してみると良いでしょう。
漢文
漢文は漢詩と文章が半々くらいの割合で出題されます。昨年の問題では旧字体の文章が出題されました。
漢文に関しては基本的な知識をしっかりと身に付け、他学部の問題を含めて過去問を解くことが一番重要です。
現代文
現代文は2題、大問3の方は早稲田の標準的なレベルですが、大問4はとても長く、抽象度が高く、選択肢も難しい、180字以内の記述がある、と非常に高い難易度を誇ります。
昨年の問題は各予備校の解答速報が全て割れたことからも難易度の高さがうかがえるでしょう。
大問4は非常に難易度が高いため大問3を含めて取れることろで確実に得点を取るということが必要です。
漢字や語彙の問題など取れるところを落とさないという姿勢を持っておきましょう。
抽象度の高い文章を読むためには筆者の伝えたいことを的確につかむことが重要です。日頃から現代文を読むときにも、流れをしっかりと掴んで読み進めていくことを意識しましょう。
記述に関しては本文全体の要旨を問うものが多いです。読んだ文章の要約をしてその文章の大事な点を抑えること、180字という文字数を書く感覚をつかむことが最も大切になります。英作文と同じように要約や記述の添削を先生にお願いするものよいのではないでしょうか。
対策としては過去問を何度も解いて抽象度の高い文章を読む訓練をすること、記述は国公立大学の現代文や記述模試などを活用することもいいのではないでしょうか。
日本史 60分 40点
日本史は早稲田大学の中では基本的な知識を問う問題が多い印象です。他の科目に比べて難易度が低いため、かえって点が落とせません。
日本史に関しては流れをつかむことが何より大切です。教科書や「石川昌康 日本史B講義の実況中継」などの参考書を活用するなどして時代の流れをいち早くつかんでしまいましょう。
法学部で出題される問題の傾向としては戦後史も問われることが多い印象です。戦後史は学校での学習がギリギリになったり終わらなかったりするケースも多いので受験までに間に合わない!ということがないように学習を進めていきましょう。
さらに、これは学部問わず早慶日本史の全てに言えることですが、これは知識ではどうにもならない…という問題もいくつか出題されますが、そこまでを完璧にしようとするとキリがありません。これは他の受験生も解けない問題だ!と割り切るということも大切になってきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
早稲田大学法学部に合格するためには英語、国語、日本史全体で7割弱の点数を取ることが必要となります。
問題の難易度は高いですが、他学部などと比較すると合格点はやや低めとなっています。
何よりも取れる問題を絶対に落とさないという姿勢が大切です。
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