TEAPを早稲田志望の受験生は受験した方がいいの?
こんにちは!武田塾中野校の黒田です!
早稲田志望の受験生で上智大学を併願しようかと思っている人は多いかと思います。
しかし、第2志望、第3志望の大学のために4技能についてしっかりと勉強しなければならないTEAPを勉強するのは意味があるのでしょうか?
そこで今回は、早稲田を第一志望としている人がTEAP受験するメリット・デメリットなどを掘り下げていきたいと思います!
これを読めば受験戦略が確定する事間違い無し!
TEAPとは
TEAPが上智大学の入試に重要であるけども、試験自体はどのようなものなのかよくわからない人もいるかと思います。
ですので、まずTEAPについて詳しく説明していきます!
TEAPとは簡単に説明すると4技能を測定する英検のような試験で、上智大学の入試の一部ではTEAPのスコアがそのまま利用され、上智大学以外の大学でもTEAPのスコアを英検のように利用できます!
TEAPは紙での試験とTEAP CBT と呼ばれるコンピュータで受ける2種類があります。どちらかが点数が高く出やすいということはありませんが、多くの高校生は紙で試験を受けることに慣れていると思うのでそちらをオススメします!
ここでは、レベル、受験日程、受験料、試験時間について話していきます!
・レベル
まずはじめにTEAPの試験レベルです。
TEAPの試験のレベルは英検2級~準1級レベルと言われています。よって2級より難しい問題もあることから比較的英語の高い実力が要求されてきます。
英語の上智と言われるくらいであるので、ある程度の英語力は持っていないといけないと言うことを理解しておきましょう!
・受験日程
続いて受験日程です。
紙でのTEAPの受験日程としては主に7月、9月、11月に試験があり、年3回となっています。
コンピューター上で受けるTEAP CBTは6月、8月、10月に試験があり、こちらも年3回となっています。
受験学年になっていたとしても比較的後半に試験があるので、夏休みの勉強などの実力を出しやすい時期にあると考えられます!
紙でのTEAPは、今年9/4の試験は申込みが締め切られてしまいましたが、11/20に受験するチャンスは残っています!
TEAP CBTはあと10/23に受けることができます!
申込み締め切りは1ヶ月前であることが多いので忘れないうちに申し込んでおきましょう!
・受験料
続いて、気になる受験料です!
紙で受験するTEAPとTEAP CBTでは受験料は変わらず、どちらも15000円かかります。
英検などと比べるとかなり高いと感じる人もいることでしょう。ですので、何回も受けるのではなく一発で目標のスコアが出せるように勉強していくことをオススメします!
・試験時間
続いて、試験時間です。
Readingが70分、Listeningが約50分、Writingが70分、Speakingが約10分とこちらも英検と比べるとかなりボリュームのある試験となっています。
朝の集合時間は9:10であり、Speakingの受験時間は14:20~17:15の中の約10分であるため長い人は9:10~17:15の試験と1日中拘束されます。
そのため、普段から長い時間勉強し、長時間集中することに慣れるようにしましょう!
早稲田志望がTEAPを受けるメリット・デメリット
メリット
1,上智大学により多くの入試方式で挑戦ができるようになる
まず最初のメリットとしては上智大学により多くの入試方式で挑戦できるようになるという事です。
早稲田志望とはいえ、早稲田に落ちた場合MARCHよりも上智に行きたいと思う人は多いはずです。そこで上智の入試について掘り下げていきます!
上智大学の一般入試の入試方式は「TEAPスコア利用方式」、「学部学科試験・共通テスト併用方式」、「共通テスト利用方式」の3種類あります!
この中でTEAPが必要とされているのは「TEAPスコア利用方式」だけであり、実はTEAPのスコアを持っていなくても、「学部学科試験・共通テスト併用方式」、「共通テスト利用型」の2種類で受験することができます。
しかし、ここで上智大学のそれぞれの入試の募集人数を見てみましょう。今回は上智大学の看板学科である外国語学部英語学科について見ていきます!
「TEAPスコア利用方式」→45人
「学部学科試験・共通テスト併用方式」→50人
「共通テスト利用方式」→5人
続いて、2022年度入試の倍率についても見てみましょう。
「TEAPスコア利用方式」→2.7倍
「学部学科試験・共通テスト併用方式」→2.7倍
「共通テスト利用方式」→3.0倍
以上の結果から、「TEAPスコア利用方式」は募集人員は多く倍率もそこまで高くないため、TEAPのスコアを持っていた方が上智に合格できる可能性は高くなると予想されます!
2,全体的な英語力の養成につながる
次のメリットとしては全体的な英語力の養成に繋がるということです。
大学入試で基本的に必要な技能は主にreadingとlistening、人によってはwritingが必要でしょう。TEAPで必要なspeakingは多くの人があまり勉強したことが無いのではないでしょうか。
ですので、多くの人はreadingだけはある程度解けるようになり、共通テスト対策のためのlisteningが少しできるようになるだけで大学入試は終わってしまうのです。
しかし、writingやspeakingも同時に勉強すればかなりの学習効果となります。
まず、writingですが、writingの対策を行なうことで時制や品詞、副詞節の使い方など多くの文法事項を再確認できます。
また、文法の参考書で学んだ文法事項を用いて文を書けばアウトプットもすることができます。
続いてspeakingですが、speakingは自分で英語を話すことで勉強を行っていきます。その際に、発音を確認する必要が出てくるため、発音がわかっていないと聞き取れないlisteningの対策にもなるのです。
また、自分で英語を話すことができるのであれば、writingはそれを書き起こせばいいだけなのでspeakingの練習をするだけでwritingの練習にもなるのです。
以上より、reading,listeningだけでないTEAP対策を行ない、writingやspeakingの練習を行うことで様々な角度から英語を見ることができ英語力の養成に繋がっていきます!
デメリット
1,受験に関係のない技能の勉強が必要である
メリットを今まで挙げてきましたがもちろんデメリットもあります。
先程、様々な技能の訓練をすると述べましたが、その分受験に一番大切なreadingの勉強時間が減るという事にも繋がります。
writingの対策の前にまずネクステなどの文法書が完璧になっていなかったり、speakingの対策の前に簡単な単語すらあやふやだったりすることがあります。
このような場合はTEAP対策の前にまず、ネクステを完璧に、単語を共通テストに出るレベルまでは完璧にするのが先です。
文法や単語があやふやな状態で、writing,speakingの対策をして悪いわけではありません。ですが、高3など時間が無い場合は優先順位はwriting,speakingの対策ではないですよね。
時間がある高1,高2であれば単語や文法を勉強しながらwriting,speakingの対策をするとアウトプットに繋がるのでとても良いでしょう。
以上より、現在自分が何をすべきか、時間は入試までどのくらいあるのか、何を優先して勉強していくのが早稲田合格に繋がるのかを考えTEAPの受験について考えていくべきです!
2,英語に割く時間がかなり多くなる可能性がある。
続いて、これもデメリット1と似ているのですが、TEAP対策をすることで英語に割く時間が増えてしまうという事が挙げられます。
TEAPの対策をするという事は普段の受験勉強+TEAPの過去問などをやる必要が出てきます。
これを読んでいる受験生のあなたは英語以外の科目は大丈夫でしょうか?
現時点で英語以外の科目が志望校に対してどこまで完成しているのかを今一度考えてみましょう。
古文単語がまだほとんど覚えられていなかったり、世界史の参考書も基礎レベルで演習には程遠い状態でははないでしょうか?
ですので、高3からTEAPの勉強を受験勉強と同時並行でやるというのはかなりきついです。高3から始めた場合、TEAPで良いスコアは取れるかもしれませんが早稲田に落ちる恐れがあります。
これではは本末転倒ですよね?
早稲田が本当に第一志望であるのであればそちらの勉強をするのが先です!
以上より、科目ごとの優先順位を考えTEAPの受験について考えていきましょう。実際、時間のある高1、高2からTEAP対策を始めるのがベストです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
現在の状況や、早稲田にどのくらい行きたいかでTEAPを受験するべきか否か変化しますね。高3から勉強を始め、本気で早稲田に行きたいのであればTEAPよりも早稲田対策の方が先です!
また、大学に入ってから留学を考えている人は英語4技能の試験を大学に入ってから確実に受験すると思います。そのために、4技能の試験の対策をしてみるのはとても良いと思いますが、現在自分の置かれている状況を整理してから受験について考えましょう!
もし、現在高1,高2であるのであれば英語力養成としてはかなり良い試験であるため、是非受験することをオススメします!
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