早稲田慶応どちらが難しい?
皆様こんにちは!
武田塾中野校の森屋です。
今回は早稲田と慶應の理工はどちらが難しいのかについてお伝えしていきます。
私立の最高峰でもある。早稲田と慶應。
早稲田理工を第一志望する人でも併願として慶應理工を受ける人も多いのではないのでしょうか?
世間一般的には、同じ難易度と思われていますが、実は少し違います。その違いを偏差値、問題の傾向から紐解いていきます。
早慶理工の偏差値を比較
河合塾
学部学科 | 偏差値 |
早稲田先進理工 | 65~67.5 |
早稲田基幹理工 | 62.5~65 |
早稲田創造理工 | 62.5~65 |
慶應理工 | 65 |
駿台
学部学科 | 偏差値 |
早稲田先進理工 | 60~64 |
早稲田基幹理工 | 61~62 |
早稲田創造理工 | 57~58 |
慶應理工 | 60~62 |
東進ハイスクール
学部学科 | 偏差値 |
早稲田先進理工 | 68~69 |
早稲田基幹理工 | 69 |
早稲田創造理工 | 67~69 |
慶應理工 | 69 |
ベネッセ
学部学科 | 偏差値 |
早稲田先進理工 | 69~70 |
早稲田基幹理工 | 69 |
早稲田創造理工 | 68~69 |
慶應理工 | 69 |
偏差値だけで見ると早稲田先進理工が一番難しいことが分かります。
学科は生命医科学です。
偏差値が一番高い理由は、国立・私立医学部の滑り止めで受けにくる受験生がいる為、偏差値が高くなっていると考えられます。
しかし近年はAIやITの発展により、情報工学の分野に需要が出てきた影響もあり、東工大や京大といった難関大の情報工学の偏差値が上がってきています。なので、今後情報工学は先進理工生命医科学と同等もしくはそれ以上の難易度になる可能性があります。
早慶理工の科目の難易度を比較
数学
早稲田 配点120点
早稲田理工の数学は全て記述問題です。
思考の過程を全て記述しないといけないので、答えが合っていたからOKや典型問題の解法をそのまま暗記しているだけでは早稲田理工の数学を突破するのは難しいです。
その為、日々の学習で問題のプロセスを言語化しておく必要があります。
近年、標準問題が多いので難しい問題を取り組むより、難関国立レベルの標準問題で演習するのが良いでしょう。
慶應 配点150点
慶應理工は早稲田理工と比較すると、「計算量がかなり多く複雑」という印象を受けます。
複雑な因数分解を瞬時にできるようにしたり、答えまで導けるように都合の良い式変形ができる処理が求められます。
慶應理工の数学は主に、マークで答えるため計算処理が速かったり、式変形のパターンをしっかり習得している人であれば相性がいいと思います。しかしマークなので、計算ミスをしてしまうとバツになってしまいます。
なので部分点で稼ぎたい人には要注意です。
さらに記述で求める問題は、かなり難しい問題でほぼ初見の問題です。
しっかり公式の背景知識を理解していないといけません。その為にFOCUSGOLDや一対一対応にある数学のコラムなどを読んで一つ一つの定理を理解しておく必要があります。
英語
早稲田 時間90分 配点120点
英語は早稲田の方が難しいです。
大門が5問あり、問題数が多いのに対して90分以内に解かないといけません。
文章の内容が社会学的・心理学的な論説文や科学的・数学的な説明文なので、英語で論理的に考える力と読んだ文章を要約できる力が必要です。
さらにこれらを早く正確に解かないといけないので処理能力が求められます。
慶應 時間90分 配点150点
慶應理工の英語は慶應の中で簡単な部類に入ると思います。
大門4問に対して時間は90分と早稲田に比べて、時間はあります。
文章内容は早稲田同様論説文なので、早稲田の英語を読み解く同様の力が求められます。
化学
早稲田 配点60点
早稲田の化学は簡単です。本当に早稲田?と思うほど疑います。
化学の入試標準レベルを抑えていれば、問題なく対応できます。
早稲田の理科は2教科120分あるので、最初に化学をやり後に物理をやるのが良いでしょう。
慶應 配点100点
慶應の化学は入試の標準レベルなので、数学ほど難しくはないです。
ただ、慶應の化学は計算問題が早稲田理工より多くあるので、計算力が必要です。
普段から慶應の化学に出るのような複雑な計算問題を過去問で演習しておいた方が良いでしょう。
物理
早稲田 配点60点
早稲田の物理は大門3のうち1つが選択問題で残り2つが記述問題問題です。
問題の難易度も化学に比べると難しく上位旧帝大レベルです。
計算もかなり複雑なので、最後まで解ききれるような力が必要なので、上位旧帝か早慶の過去問演習をして慣れるのが必要です。
慶應 配点100点
慶應の物理は早稲田に比べると難しくはないですが、化学と同様計算が複雑なので、ミスが絶対内容に普段からしっかり計算練習をするのが良いでしょう。
早慶理工どちらが難しい?
偏差値を見ると、早稲田大学先進理工学部生命医科学が一番難しく、それ以外の学部は特徴はありますが大きく差はないと思います。
早稲田は慶應の理工に比べて英語が難しいです。なので英語を武器にするのと、理系科目は記述問題なので普段から記述の練習をしておかないといけません。しかし記述のメリットは計算がミスっていても部分点が貰えることです。慶應はほぼ空所補充なので、過程があっていてもバツになりますが、早稲田は点数が貰えます。
さらに早稲田は得意科目が1科目であれば、早稲田は得意科目選考があります。
得意科目選考とは?
得意科目選考は合格最低点が下回っていても、学科が指定する科目で特に優れた能力を示したと判定された受験生は合格するとする選考方法です。
学科は以下の通りです。
基幹理工学部 学系Ⅲ 英語、数学、物理、化学、生物
創造理工学部 建築学科 英語、数学、空間表現
総合機械工学科 数学、物理、化学
経営システム工学科 英語、数学、物理、化学
社会環境工学科 英語、数学、物理、化学
環境資源工学科 数学、物理、化学
得意選考は点数が非公開のため何点取れば大丈夫といった具体的な点数はありませんが、上記に当てはまる学科を受ける受験生は点数が取れなくても最後まで諦めずに解きましょう。
慶應理工は英語は早稲田に比べて簡単ですが、他の理系教科難易度が標準レベルですが、計算が複雑なので処理スピードが問われます。配点は英語、数学は150点に対して、理科は200点なので現役生または理科が得意な人はかなり有利です。
慶應と早稲田それぞれ特色がありますので、自分にあった学校を選び過去問演習をして対策をしていきましょう!
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