【受験生必見!】早稲田志望が取っておいた方が良い英語資格
こんにちは!武田塾中野校の黒田です!
今回は早稲田を受験するにあたって取っておいた方が良い英語資格について話していきます!
たくさん英語資格がありますが、どれがどのようなものか判断が難しいですよね。
1個1個を掘り下げて、話していくのでこれを読み終わる頃にはどの英語資格を取得すればいいのかわかること間違いなし!
英語資格一覧
まず、早稲田大学の入試に利用できる英語資格とそれぞれの特徴、1年の試験回数、受験料などについてまとめたものです。
基本的に早稲田の入試に利用できる英語資格は4技能(reading,listening,writing,speaking)の試験が必須となっているものしかありません。
1,実用英語技能検定(英検)
まず初めに、皆さんもよく知っている、実用英語技能検定(英検)についてです。
英検は、紙の試験だけではないとご存知でしょうか?
早稲田入試で使える英検の種類として
・従来型(年3回、reading,listeningはマークシート、writingは筆記、speakingは面接形式)
・CBT(現在は廃止されているが廃止前の受験結果は使える可能性あり)
・S-CBT(毎週試験は開かれているが同じ級は最大年6回まで受験可能、reading,listening、speakinはPCで行う、writingはPCと手書きを選択可能)
・S-interview(年3回、合理的配慮が必要な方向け)
の4種類があります。
受験料は級にもよりますが個人で申し込むと1万円弱、2級以下は団体で申し込むと6000円弱となっています。
学部によって、どの級まで求められるかは様々ですが、早稲田は英検を使う入試は一般的な英国選択科目の3科目受験の入試と区別されています。
そのため準1級以上の級をとっておくと有利になることが多いです!
2,TEAP, TEAP CBT
続いて、TEAP、TEAP CBTです。上智大学の受験を考えている人は知っているのではないでしょうか?
TEAPは高校生に合わせて作られており、問題のレベル的に言うと英検2級~準1級と言われています。
reading,listeningはマークシート、writingは筆記、speakingは面接形式と英検と似ていますが、結果はスコアでのみ表示されます。
4技能すべての試験を1日で行い、試験時間の合計は200分とてもハードな試験になっています。
TEAP CBTとは4技能すべてをPCを用いて測るというだけで内容は大きく変わりません。
TEAP、TEAP CBT共に年3回の試験となっており、受験料は少し高く15000円となっています。
上智大学の試験では共通テストの結果を利用しない入試だと必ずTEAPを利用することになるので、もし併願を考えている人はその結果を早稲田の入試に生かすのもよさそうですね!
3,GTEC CBT
続いて、GTEC CBTです。GTEC CBTはベネッセが作成している4技能を測定する試験です。
こちらも受験結果としてスコアが表示され、レベル的には高校三年生が対象となっております。
社会人向け、大学生向け、小学生向けなどいくつかに試験が分かれていますが、受験生にはあまり関係のない話です。
GTEC CBTは年3回行われており、受験料は9900円となっています。
CBTとあるので試験はすべてPCで行われます。
正直GTEC CBTは学校で受験させられる機会がないのであればわざわざ受験する必要はあまりない気がします。英検やTEAPで良いと思います。
4,ケンブリッジ英語検定
続いて、ケンブリッジ英語検定です。こちらは、世界中で行われている英語試験の一つです。
英語検定と名前にあるようにそれぞれの級を受験して合否とスコアが表示されるようになっており、級としては英検のように数字で表されておらず、低い方からYLE,KET,PET,FCE,CAE,CPEと6つに分かれています。
試験は紙で行い単語を書かせる問題もあり、英語力を総合的に測る試験となっています。また、speakingは2人1組になって行うという特殊な試験となっています。
早稲田入試にはスコアを用い、必要スコアが150~160であるので、PETまたはFCEを受ければ十分です。
主に7,8,11,12,3月に受験でき、比較的受験のチャンスは多いです。受験料はPETは12100円で、FCEは20350円ととても高くなっています。
世界中で行われているため、レベルが高くあまり帰国子女以外は受験しないような資格ですが、試しに勉強してみるのも英語力養成に繋がります。
5,IELTS
続いて、IELTSです。こちらも世界中で行われている英語試験の一つです。聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?
IELTSは満点が9.0となっており、5.5→6.0→6.5と0.5ずつスコアが上がっていく形式となっています。
試験は紙でもPCでも受験できるようになっており、speakingはどちらを選んでも対面です。
IELTSはほぼ毎週のように開催されており、受験料25380円と結構高くなっています。
試験時間は3時間の試験となっておりかなりハードな試験ですね。
注意点としてはパスポートを保持していないと受験できません!パスポートの発行はお金が結構かかるため無理にIELTSを受験する必要はなさそうです。
この試験もレベルが高く帰国子女や留学を考えている大学生が主に受験する試験であるのであまり高校生にはオススメしません。
6,TOEFL iBT
最後にTOEFL iBTです。こちらも世界中で行われている試験で比較的有名ですね。
TOEFLには様々な種類がありますが、このTOEFL iBTは主にPCを用いてテストセンターへ行って試験を受けます。TOEFL iBT Paper Editionというものがあり紙でも受験することができます。
なんと早稲田大学は自宅でTOEFL iBTを受験できるTOEFL iBT Home Editionのスコアも受け付けています。
自宅で受験できることは有利なのかと思われがちですが、何かを参考にしている時間はほとんどなく実質テストセンターで受験しているのと環境はそこまで変わりません
満点が120点となっておりスコアで英語レベルが表示されます。
TOEFL iBTもほぼ毎週のように開催されており、受験料は245ドルかかります。現時点でかなりの円安となっているため日本円に直すと3万円を超えます。相当高いですね......
この試験も大学生や大学院生が留学のために主に受験する試験であるのであまり高校生にはオススメしません。
英語資格が早稲田大学の入試に関わる学部
次に英語資格が早稲田大学の入試に関わってくる学部一つ一つについて掘り下げていきます。
まず、英語資格が入試に関わる学部は
・商学部
・国際教養学部
・文化構想学部
・文学部
の4つとなっています!
1,商学部
まず、商学部からです。
商学部は英検とTOEFL iBTのどちらかの資格しか入試に使えません。
英検は準1級以上、TOEFL iBTは72点以上でしたら商学部は一般入試の英語4技能テスト利用型(本番も英語の試験はあり)に出願することができます。
出願の基準がまず高校生にとっては相当高いですね。
また、加点されるのは英検1級かTOEFL iBT95点以上(5点加点)からです。
ここで、2021年の英語4技能テスト利用型入試の英語資格の平均点を見ると0.760点となっていました。
この数字が示すことはほとんどの人が英検準1級レベルでしか出願できていないという事です。
また、英語4技能テスト利用型の全科目の合格最低点は120.05点、地歴公民型の最低点は131.35点であることから英語4技能テスト利用型の方が穴場と言う事ができます。
よって、英検準1級を取る余裕がある人は英語4技能テスト利用型を考えてみるのはありかと思います!
2,国際教養学部
続いて、国際教養学部です。
国際教養学部は入試自体に英語試験の代わりに英語資格を利用し、英検、TOEFL iBT、IELTSのいずれかの受験結果を保持していて一定以上のスコアがあると加点が行われます。
英検では2級で7点、準1級で14点、1級で20点の加点があり、資格を持っていなくても出願することができますが加点はありません。
学部自体がグローバルで1年間の留学が必須となっているような学部なので準1級を最低でも持っていないと試験で戦うのは厳しいと思われがちです。
しかし、2021年の入試の英語資格の平均点をみると12.214点となっており準1級取得者も多くいますが2級取得者でも受験している人は少なくはありません。
以上より、2級でも差を特別付けられるわけではないですが学部の性質上準1級は欲しい所です。
3,文化構想学部・文学部
最後に、文化構想学部・文学部です。この2学部の英語資格を利用できる入試は入試方式が同じなのでまとめて述べていきます。
文化構想学部。文学部はTEAP, TEAP CBT, IELTS, 英検, TOEFL iBT, ケンブリッジ英語検定, GTEC CBTと多くの英語資格を利用することができます。
以上の英語資格の4技能総スコアと4技能1つ1つのスコアがそれぞれすべて基準点を超えていると出願することができます。
英検を例に挙げると、4技能の総スコアが2200点以上、4技能1つ1つのスコアがそれぞれすべて500点以上であれば出願可能です。受験級は問わないですが準2級の満点が2400点(それぞれ600点)、2級の満点が2600点(それぞれ650点)であることを考えると英検2級以上レベルの資格を取っておくことが良いのではないかと思います。
文化構想学部・文学部は加点などはなく出願の可否だけです。
受験者平均点を見ると英語4技能テスト利用方式の方が国地歴の受験者平均点が高いのでそこは注意して出願をしましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
英語資格を取っておくと有利になる入試がいくつかありますね。
もし英語資格を利用している入試を考えている高1,2生の人は早めに勉強を始めましょう。やはり英検準1級以上レベルの英語力があると早稲田受験においては有利に働いてきます!
上智も受験する事を考えているのであればTEAP対策も忘れずに!
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