【早稲田志望必見!】早稲田文系に数学受験って実際どうなの?
こんにちは!武田塾中野校の黒田です!
早稲田の文系学部を志望している人で数学で受験しようと思っている人も少なくはないと思います。
そこで今回は早稲田の文系学部の数学受験について掘り下げていきます!
これを読めば早稲田の数学受験について丸わかりすること間違いなし!
数学受験で受けられる学部(文系)
早稲田大学の文系学部で数学受験できる学部は
・法学部
・商学部
・社会科学部
・人間科学部
の4つです!(政治経済学部・国際教養学部に関しては特殊なので今回は言及していません。)
意外と少ないと思った人も多いのではないでしょうか?
続いて、各学部の最低点や難易度などについて掘り下げていきます。
1,法学部
法学部は数学の配点が40/150(全体の約27%)であり、共通テスト(1A・2B)で受験した結果を用います。
数学受験者の共通テスト1A2Bの平均点は2021年度では160.07/200、2020年度では144.13/200でした。記念受験なども含め全受験者の平均点であるので、平均が7~8割となるのは結構高いと言えるのではないでしょうか?
しかし、早稲田独自の問題ではなく共通テストであるため、対策をしっかりすれば9割以上は特別難しいわけではありません(今年の共通テストは例外ですが)。
ただ、法学部に受かるような人は最低でも9割は取ってくる可能性が高く、他の受験生に差をつけるのが少し難しいかもしれません。
2,商学部
商学部は数学の配点が60/180(全体の33%)であり、早稲田独自の問題が出題されます。
数学受験者の本番の数学の平均点は2021年度では9.897/60、2020年度では9.504/60でした(地歴の平均点は30~40程度/60)。全受験者の平均点と考えてもとても低い値になっています。
商学部の数学の難易度はかなり高く、最初の小問ですらレベルが高くなっています。問題数も3問しかなく一問一問が相当重く、発想力が試されるような問題も多いです。
以上から商学部の数学受験は避けた方が良いかと思うかもしれませんが、本番は得点が標準化されます。
すなわち、問題がとても難しく平均点が低いほど少しの得点で合格できるという事です。また、標準化されるという事は地歴受験生より不利という事はないので安心して受験もできます。
ですので、数学が少し得意だと思う人は商学部で数学受験をオススメします!中に入ってからも数学を使うことも数学受験をオススメする理由です!
3,社会科学部
社会科学部は数学の配点が40/130(全体の31%)であり、早稲田独自の問題が出題されます。
数学受験者の本番の数学の平均点は2021年度では18.311/40、2020年度では11.670/40でした。地歴の平均点が20点前半/40と考えると少し低いように見えますが、問題としては商学部のようにとても難しくはありません。
標準的な問題が多く、典型問題をしっかり解けるようにしていれば解けるような問題が多いですが、大問が3問あるのにかかわらず試験時間が60分と短く計算量も多いです。
以上から、社会科学部こそ数学受験のメリット・デメリットが大きく出てくるのではないかと思います。
理由としては成績の標準化を行うので、標準的な問題を計算ミスなどで落とすと点数がガクッと下がりますが、取れる問題をしっかりとると平均点の低さから地歴選択した場合よりも他の受験生に大きく差がつけられる可能性が高いです。
ですので、社会科学部を受ける人は難問を解くのは自信がないが、すばやく計算ミスせずに標準問題を取ることには自信があるような人に数学受験をオススメします!
4,人間科学部(文系方式)
社会科学部は数学の配点が50/150(全体の33%)であり、早稲田独自の問題が出題されます。
数学受験者の本番の数学の平均点は2021年度では11.566/50、2020年度では14.901/50でした。社会科学部と同様に地歴の平均点が30点前後/50と比較すると少し低いように見えますが、人間科学部の問題も標準問題が多いです。
試験時間が60分で問題数も5問となっているのでかなりスピード感を持って問題を解く必要があります。
社会科学部と違うのは解答がすべてマークという事です。これは途中式を見られないため部分点というものがありません。よって平均点がかなり低くなっているのだと予測できます。
以上から人間科学部も数学受験のメリット・デメリットが大きく出ると思います。
数学受験のメリット・デメリット
メリット
①数学が得意であれば差がつけやすい
まず、一番のメリットは数学が得意であれば他の受験生に対し差をつけやすいという事です。
基本的に数学は平均点が低く、落としてはいけない問題を落とさなければしっかりと合格する点数まで持ってくることができます。
しかし、地歴は数学に比べ差がつきにくく難しい問題もある程度はとらないと差が付けられないことがあります。特に早稲田は世界史、日本史ともにかなりハイレベルです。
数学は、難問が出たとしても圧倒的に数学のセンスのある理系の人しか解けないといったことが多く基本的に皆解けません。ですので、難問で差がつくという事はあまりないのです。
以上より、数学が得意であればあるほど特に成績が標準化される場合は簡単に高い点数が出て、合格に近づきます。
②学部によっては標準的な問題が出題される
続いてのメリットとは、学部によりますが問題が標準的で難問が出ないことが多いことです。
難問が出ないため、数学の本質をしっかり理解して入試に臨めば覚えることが少なく合格することができるのです。
たしかに、難問が出ない代わりに高いレベルの計算力が求められる問題も出ることが多いですが、計算力がある程度あれば解けないことはありません。
よって、暗記が苦手であんまり多くの事を覚えたくないといった様な人には数学受験はオススメできると思います。
デメリット
①得点が安定しない可能性がある
一番のデメリットとしては点数が安定しない事です。
数学は科目の性質上最終的に出す答えは多くはありません。多くて1セットで10問程度でしょう。
よって、もし計算ミスをしたら多くの点数が失われてしまう事となります。分かっている問題、解けるはずの問題、やったことのある問題で点数が来ないというのは受験においてとてつもない損失です。
また、その場の発想力が上手く働かないことで解けないといった可能性があるのです。努力が反映されづらいという事ですね。
以上より、緊張に弱く本番にど忘れなどをしそうな人は数学受験を避けた方が良いかもしれません
②理系とも戦うことになる
続いてのデメリットとしては、早稲田などの高偏差値の大学は数学受験で理系も受験しに来ることです。
理系の人たちは数学に関してはかなり多く演習を詰み、難問にもあたってきた人も少なくはありません。
特に発想力、計算力が必要である早稲田大学の数学では理系の人はとても強いと思います。
以上より、数学が好きで難問にまで手を付けられるような余力のある人は数学受験をオススメしますが、高3からはじめるなどといった人は避けた方が無難です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
早稲田を数学受験で受験することについて述べてきましたが、最終的に何を選択するのか選ぶのは自分自身です。
個人的な考えを言うとよほど数学が得意でない限り数学受験はあまりオススメしません。理由としてはやはり点数が安定しないことです。頑張って勉強したとしても本番0点だったらやっていないの同じこととなってしまいます。
それに対し地歴は努力がそのまま点数に出ます。本番でも最低この点数は取れるだろうと、ある程度確信をもって受験できます。
と、いろいろと言ってきましたが1年間安定して勉強できる(嫌いじゃない科目)というのも科目を選択する際の一つの要素になるのではないでしょうか?
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