早稲田商学部に合格するための秘訣
こんにちは。武田塾中野校です。
今回の記事では、早稲田大学の商学部の受験を検討している方々に向けて実際に商学部に合格した筆者が合格するために必要なことについてお話ししたいと思います。
受験校を決める際や、志望校対策を行う際にインターネットで勉強法や問題の特色などについて調べると、大学ごとの勉強法や問題の特色、各科目の勉強法などは多く出てきますが、一つの学部にフォーカスしたものはあまり多くは見られず、学部ごとの対策を疎かにしてしまうこともあるかと思います。
しかし、学部ごとの対策を疎かにしてしまうということは大きく合格の可能性を下げてしまいます。
特に早稲田に関しては、学部自治という考えが根強く浸透しいるため、多くの大学とは異なり、全ての学部の入試問題を一つの組織が作るのではなく、それぞれの学部がそれぞれの学部の入試問題の大部分を作成しています。
これが早稲田合格を目指す上で、学部ごとの対策が他の私立文系大学に比べて非常に重要になっている理由です。
早稲田商学部基本データ
では次に、まずは早稲田大学商学部の基本データについて見てみましょう。
この写真は主に商学部と国際教養学部が利用している14階建ての早稲田大学11号館キャンパスで、2009年竣工と本キャンパスの中でも比較的新しい建物となっています。
中にはファミリーマートがあり、とても便利です!!
次に2021年度の一般入試に関するデータについて見てみましょう!!(データは2021年度地歴公民型一般受験のもの)
募集人数 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 実質倍率 |
355 | 8537 | 7980 | 681 | 11.7 |
こちらが昨年度の入試情報になります!!昨年度から地歴・公民型受験と数学型受験で一般入試の枠が二つに分けられたことは大きな変更点だと思われます。
以前の入試形式だと得点調整の影響で数学受験が有利だと言われていたので、今回の変更により、よりフラットな条件での受験になったといえるでしょう。
特筆すべき点としてはやはり入試倍率でしょうか。早稲田はどの学部も倍率が高いですが、その中でも商学部の昨年度の地歴公民型の倍率は11.7倍で早稲田の一般入試の中で最も高い値になっています。
2020年度の実質倍率が8.9倍だったことを考慮すると、入試形式変更により地歴公民受験者の倍率はかなり上昇したと言えます。
また、これはほとんど全ての私立大学に当てはまることですが、募集人数よりもかなり多く合格者を出すことが通常なので、倍率を参考にするときは、志願者数÷募集人数の倍率ではなく、受験者数÷合格者数の実質倍率の方を注目するようにしましょう。
また、商学部の特徴として他にあげられるのが、出願する際に学科ごとに分かれていないという点です。商学部では、所属するゼミによって3年時以降に学科(商学部では〇〇トラックという名前)が割り振られるので、入試時点では商学部という一つの括りしかありません。
そのため入試時点で学科が分かれている政治経済学部、教育学部、人間科学部に比べ、入試倍率が大きく変動することはありません。
なので恐らく今年の倍率も昨年と同じように10〜11倍程度になることが予想されます。
日本史の問題の特徴と勉強法
では、日本史の入試問題の特徴と勉強法についてお話ししたいと思います。
まず、合格点以上をとるうえで必要なことは、
簡単な問題で点数を落とさないということです。
商学部の問題は各大問に1〜2個難問がありますが、問題の7〜8割程度は教科書を完璧に理解していれば解ける問題です。また、短文記述という早稲田の他の学部ではあまり見られない問題形式が毎年出題されていますが、全体的な難易度は文学部や文化構想学部、法学部などの学部よりは低くなっています。(難易度が高く無いとは言っても他の私立大学よりは難しいです。)
そのため高得点での争いになります。
日本史の問題形式
ここ数年間の日本史の入試問題は大問6題、設問数60門程度を1時間で解くという形になっています。
特徴としては、資料問題が多いということが挙げられます。毎年大問6題中、2〜4題は資料が含まれる大問となっています。資料が含まれる大問でも資料に関係なく解ける問題もありますが、数問は必ず資料の読解など、資料に深く関わる問題が出題されるので、資料問題対策は必須といえるでしょう。
また、他の特徴として挙げられるのが、近現代の出題割合が多いということです。毎年、大問6問中、3題程度が近現代に関する問題です。
近現代は、早稲田商学部だけではなく、他の私立大学でも出題されやすい範囲なので、重点的に勉強しておきましょう。
また、これは商学部に関する特徴ではなく、早稲田全体に関わる特徴ですが、創設者である大隈重信に関する問題が出題されやすいです。この特徴に関しては、特別な対策が必要というわけでは無いですが、過去問演習や問題集を解いていて大隈重信に関する問題が出題された際は、意識して新たな知識を加えるようにしましょう。
おすすめ参考書
ここからは目的別のおすすめ参考書を紹介させていてだきたいと思います。
日本史B 講義の実況中継
まずお勧めするのがこちらの日本史B 講義の実況中継です。こちらの参考書は全四冊から構成されているため、内容がとても充実しており、4冊完璧にすれば早稲田レベルの問題にもある程度対応できるようになると思います。
通史を勉強する際に多くの方は教科書を使って勉強することを検討すると思いますが、個人的には教科書よりもこちらの実況中継の方がお勧めです!
理由としては、教科書も実況中継も記載されている情報量に大きな違いはありませんが、教科書は情報の羅列であるのに対し、実況中継は語呂合わせや、表、イラストなどといった知識を覚えるための工夫が多くみられるからです。
また、この参考書は著者が日本史の講義を行なっているという形で書かれているのですが、その中で著者のセリフとして「〇〇は絶対覚える」などといったことが書かれており、教科書に比べ重要な箇所を判断しやすいです。
このような理由からとてもお勧めな参考書です。
実力をつける日本史100題
次にお勧めするのがこちらの実力をつける日本史100題です。この問題集は、実況中継や教科書で通史を一通り勉強し終え、実際に過去問演習を始める前に取り組むのがお勧めです。
難易度的にはmarch〜早慶レベルなので、難しいですが、選りすぐりの問題が集められているため、どの問題も必須知識です。なのでここに出てくる問題は全て覚えることを目指しましょう。
また、この参考書はテーマ別に大問が構成されているため、過去問に取り掛かる前に自分の苦手な時代をはっきりさせることがでさせることができる、という点からも非常にお勧めです!!
日本史B 一問一答
最後にお勧めするのがこちらの日本史B 一問一答です。この問題集は、過去問演習と並行して、行うのがお勧めです!!
この問題集では、実際に色々な大学で出題された一問一答形式の問題が、難易度別に★1から★3に分けられて載っています。もちろん理想は★1から★3からの全ての問題が解けるようになることですが、★3の問題はかなり難しいので、早稲田商学部合格を目指すなら最低限★2までの問題は全て解けるようになりましょう。
また、この参考書のお勧めな点は、一問一答形式なので、移動時間中などの空き時間に取り組むことができるという点です!!
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