こんにちは！
沖縄那覇に初上陸！ ゆいレールおもろまち駅より徒歩2分！
大学受験専門予備校の武田塾那覇校です。
昨年、文部科学省が掲げてきた「大学入試制度改革」の当初の内容に関する変更が相次いで発表されました。
武田塾那覇校でもブログを通して、その情報をみなさんにお伝えしてきました。
【共通テスト】ついてきてる？結局、大学共通テストはどうなるの？
そこで、先日政府より新しく発表がありましたので、今回はその内容についてお話しさせていただきたいと思います。
大学入学共通テストの概要
大学入試センター試験は本年度実施を最後に、次年度からは「大学入学共通テスト」にその役割が引き継がれてゆきます。
これまで、
国語と数学における記述があーだ
採点の正確性がこーだ
英語は外部試験がうんだ
リスニングがぺーだ
などの様々な意見を考慮した結果を受けて、変更が繰り返された大学入試共通テストですが、それに係る方針が再度公表されました。
国語。
国語は昨年に発表された記述式問題の導入見送りを受けて、予定していた試験時間を100分から80分に戻すことが決定されました。
大問数は4問。
出題は「近代以降の文章」が2問（100点）、古文（50点）、漢文（50点）となり、時間、大問数ともにセンター試験を踏襲する形となりました。
じゃあセンター試験と同じですね。
ここまで来ると大学入試共通テストの国語は、センター試験国語の分身を演じる形になるように見えます。
しかし、
言語を手掛かりとしながら、文章から得られた情報を多面的・多角的な視点から解釈したり、目的や場面等に応じて文章を書いたりする力などを求める。
近代以降の文章（論理的な文章、文学的な文章、実用的な文章）、古典（古文、漢文）といった題材を対象とし、言語活動の過程を重視する。
問題の作成に当たっては、大問ごとに一つの題材で問題を作成するだけでなく、異なる種類や分野の文章などを組み合わせた、複数の題材による問題を含めて検討する。
と発表されています。
つまり、
資料などの実用的な文章からの読み取りの出題
大問一つに対して複数の題材の出題
が検討されているのです。
これはセンター試験では見られなかった傾向になるため、見逃すことはできません。
| センター試験 | 大学入試共通テスト |
| 時間：80分 大問数：4問 | 時間：80分 大問数：4問 |
| 評論、小説、古文、漢文からの独立した出題がほぼ固定。 |
「近代以降の文章」は評論と小説に限らず、 実用的な文章が出題される可能性がある。 |
| 大問一つにつき、一つの題材。 |
一つの大問に対して、 複数の題材が織り交ぜられる可能性がある。 |
数学①
数学①は記述式導入が見送られても、試験時間は70分のままになります。
数学的な問題解決の過程を重視する。
事象の数量等に着目して数学的な問題を見いだすこと、構想・見通しを立てること、目的に応じて数・式、図、表、グラフなどを活用し、一定の手順に従って数学的に処理すること、及び解決過程を振り返り、得られた結果を意味付けたり、活用したりすることなどを求める。
また、問題の作成に当たっては、日常の事象や、数学のよさを実感できる題材、教科書等では扱われていない数学の定理等を既知の知識等を活用しながら導くことのできるような題材等を含めて検討する。
ここまでに実施された試行調査で見られた、生徒同士の会話やデータから問題に入っていく新傾向の問題が出題される可能性が示唆されました。
英語
英語に関しては、ここにきての変更は無く、昨年の時点で発表されていたとおり、センター試験の「筆記」と「リスニング」が「リーディング」と「リスニング」になり、素点が互いに100点満点となります。
また、リスニングでは1回しか音声が再生されない問題が現れるなど、難易度としては難化が予想されます。
詳しくはこちらからチェック！！
まとめ
今回は、来年度大学入試に関して政府から再公表された情報についてお話してきました。
2021年1月から実施される大学入試共通テストで志望校合格を勝ち取るには、これまでの入試体制から変更された点、継続される点などを含めて、まずは情報を集めていくことが大切になってきます。
情報を掴んで効率的に受験勉強を進めていきましょう！！！
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みんなついてきてる？結局、大学共通テストはどうなっていくのか！
こんにちは！ 沖縄那覇に初上陸！ ゆいレールおもろまち駅より徒歩2分！ 大学受験専門予備校の 武田塾那覇校 です。 大学入試センター試験まで１週間を切り、 受験シーズンは直前期に差し掛かりました。 そんな中、 日々テレビやネットで頻繁に目にする 「大学入試改革-共通テスト」 をめぐる問題。 様々な点が次々に変更、延期になり、 「結局なにがどうなるのか、なかなかわからない」という方も多くいらっしゃると思います。 そこで今回は大学入試がこれからどうなっていくのかをお話していきたいと思います。
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