こんにちは!
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大学受験専門予備校の武田塾那覇校です。
今回はリスニングについてお話ししていきたいと思います。
なんでいきなりリスニング・・・?
多くの受験生に愛され、憎まれたセンター試験は、去った1月に最後の実施を終え、長きにわたる大学入試の番人としての役目の幕を下ろしました。
そして来年度からは「大学入試共通テスト」の時代が到来します。
「大学入試きょうつう・・・なんて?」という方はこちらのブログをチェック!!
過去のブログでも触れたように、来年度より実施予定の大学入試共通テストでは出題の仕方だけではなく配点にも変更があります。
センター試験では素点が
【筆記】200点満点【リスニング】50点満点
でした。
大学入試共通テストでは、それが
【リーディング】100点満点【リスニング】100点満点
になります。
センター試験 | 大学入試共通テスト | ||
筆記 | 200点満点 | リーディング | 100点満点 |
リスニング | 50点満点 | リスニング | 100点満点 |
大学入試共通テストを一次試験の意味合いで用いる国公立大学では、それぞれに独自の配点基準を加えることが予告されている場合もあります。
しかし、全体として入試におけるリスニングの重要性が上がったことに間違いはありません。
また、多くの受験生は、センター試験であまりリスニングが大きな役割を果たしていなかったがために、
「対策したことがない」
「対策の仕方がわからない」
「もはや対策する気がゼロ」
という状態にあるかと思います。
だからこそ、ここでリスニングの対策方法についてお話していくのです。
「問題をたくさん解く」は解決策にならない。
まず、リスニングはたくさんの問題を解いたからといって、成績が上がっていくものではありません。
なぜならたくさんの問題を解いたところで「聞き取れる音が変わらないから」です。
具体的な対策がこれだ!!
まずは1回解いてみる
大学入試共通テストや「英検」など、点が取れるようになりたい問題を1度解いてみましょう。
そこで分析を行います。
その問題が聞き取れなかった場合、
①英単語を知らなかった
②音が聞き取れなかった
自分がどちらの状態なのかを知ることから始めましょう。
その音声に登場した英単語の95%を知っているのに解けなかった場合は、②になります。
①のケース
知らない単語が一定数存在した場合は、しっかりと単語帳に戻って知らなかった単語を調べること、その単語帳を完璧にすることにまずは専念しましょう。
②のケース
最初にスクリプトを見て、何回か音読をして口慣らしをする
↓
CDを聞きながらシャドーイングで本文を見ながら、一つ一つの単語がどう発音されているのかを追っていきます。
同じ音源で最低でも2~3回、多くて10回はシャドーイングを行うようにしましょう。
文章を見ずに音源を聞いてそのまま訳が入ってくる状態になって初めて、次の問題に移っていくようにしてください。
時間の目安
武田塾ではルートの中に熟語帖として「速読英熟語」を取り入れていますが、これをシャドーイングにも用います。
速読英熟語の項目1~50には、1文ずつ文章がついています。
この1文で15~30分のシャドーイングを行ってください。
問題演習よりも・・・
初めに述べたようにリスニングでは耳を鍛えることが重要です。
音読・シャドーイングを繰り返すことで、聞き取れる音、聞き取れる単語さえ増やしてしまえば、問題演習をかなりの量こなす必要はなくなってきます。
イメージとしては聞き取ることに7割の時間と労力をかけて、問題演習に3割の力をかけることが、受験生のリスニング対策としては理想の状態なのです。
みなさんも大学入試共通テストに向けて、今回の対策法を参考にしてみてはいかがでしょうか?
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