ブログ

【共通テスト】ついてきてる?結局、大学共通テストはどうなるの?

こんにちは!

沖縄那覇に初上陸! ゆいレールおもろまち駅より徒歩2分

大学受験専門予備校の武田塾那覇校です。

 

1月に共通テストが無事?終わり。

早くもGW直前となりました。

GWで少し時間の余裕があるなというときに読んでいて欲しい、

共通テストの動向と来年度入試の対策についてお話ししていきたいと思います。

 

ー目次ー

◆共通テスト前の動向

  ・英語 民間試験利用は延期へ

  ・国語 数学は?

◆結局2021年入試はどうなるの? 共通テスト前の予想

  ・英語

  ・国語

  ・数学

◆どう対策していけばいいのか (共通テスト前)

◆2021年4月追記:2021年入試実際どうだったの?来年の予想と対策は?
  ・英語について

  ・国語について

  ・数学について

 

 

 

 

img_f141063e537fd90a4217c5f54f50254d91503

共通テスト開始前の動向

英語 民間試験利用は延期へ

近年、グローバル化社会に対応できる人材育成の観点から

「読む・聞く・書く・話す」の4技能を伸ばすことの重要性が強調されるようになっていました。

 

ですが、

現行のセンター試験では「読む・聞く」力を試すことが中心になっています。

 

とはいっても、

「話す」能力をすべての受験者に対して1日で行うことには無理があります。

そこで、これまでに実績のある「英検」などの民間の試験を利用することが検討され始めました。

 

当然、これには批判もありました。

「民間試験の受験資格は人によっては何回でも受けられる、

ある人は1度のみしか受験ができない」

 

などの格差に対する批判でした。

そしてついに先日11月1日、

萩生田文科相は2020年度からの実施が見込まれていた、

それらの活用の延期を発表しました。


「経済的状況や居住している地域にかかわらず、

等しく安心して受けられるようにするためには、更なる時間が必要。」

政府は24年度からの実施を目指しています。

 

 

国語、数学は?

国語、数学に関しても20年度の共通テストから記述式の問題が含まれるはずでしたが、

これも延期が発表されました。

 

理由その1「採点精度を確保するのが難しい」

現行のマークシートは機械に通しての自動採点ですが、記述式となるとそうはいきません。
50万人規模の解答を人力で採点しなければなりません。

 

採点者は「ベネッセグループ」が1万人体制で行うことが予定されていました。

そこにはアルバイトも含まれています。

 

採点基準はありますが、

ここまで採点者が多いとその正確性、基準を維持するのは非常に困難です。

 

理由その2「自己採点の難しさ」

事前に行われた共通テストの試行調査では、

自己採点と実際の点数の一致率が国語では7割程度でした。

 

この体制では、

自己採点をもとに出願先を決定する受験生の判断に支障をきたす恐れがありました。

 

1d28b2fd23209e1167189c61d24a818b_t

 

 

 

結局2021年入試はどうなるの? 共通テスト前の予想

「じゃあ結局当面はいつものセンター試験なんだね」

どうでしょうか。

実はそうではありません。

 

共通テストを初年度に受ける高2生は特に注目です。

予定されていた様々な変更、改革が延期になりましたが、

それでも少なからず変更点があります。

(-大学ジャーナリスト 石渡嶺司氏による)

 

英語

英語は以下の点が変更になります。

・英語:発音、アクセント問題などが消滅(確定)

・英語:設問が全て英語(確定)

・英語:リスニングが100点と倍で1回読みが登場(確定)

・英語:単語量増加で難易度が上昇(ほぼ確定)

特に設問が全て英語になるという点は非常に大きな変更です。

早いうちからそのような問題形式に慣れていくことが重要になります。

リスニングも配点が変更になり、これまで繰り返されていた音声のうちから、

1回読みが出現するのは大きな変化になります。

 

国語

・国語:書類など実用文からの出題(ほぼ確定)

共通テストのプレテストでは、2回とも実用文が出題されました。

 

1回目は高校の生徒会の部活動規約。

これに生徒同士の会話文とアンケート結果など形式の違う資料がつきました。

 

2回目のプレテストでは著作権について書かれたポスター、

著作権法の条文、さらに著作権についての論説文。

 

これまでのセンター試験とは大幅に異なる形式です。

 

数学

・数学の知識だけでは解けない問題(ほぼ確定)

長い問題文で内容を把握する「国語力」も問われそうです。

文章量が増えることは間違いなく、

時間が70分に伸びますが、伸びた以上に読解に苦戦する受験生が出そうです。

 

全科目

・ゼロマークの登場(検討段階)
基本的にセンター試験では4,5択から当てはまる選択肢を選ぶ問題が中心ですが、

「どれも当てはまらない」場合が出題されるかもしれません。

 

その他、教科内の複合分野の出題が増加するなどの変更も見込まれています。

 

4291246f97f0f5fe7915bd047017dacd_t

 

どう対策していけばいいのか (共通テスト前)

記述問題が見送りになりましたが、

それとは別に大学入試はこれから、

より受験生の思考力、対応力を試す問題が増えていくことが予想されています。

 

特に「当てはまるかいとうが選択肢が無い」問題などに対して、

普段から

 

「なぜ自分の解答は間違っているのか」

「なぜ他の選択肢は間違っているのか」

「どう考えたら答えにたどり着けるのか」

 

など

根拠や理由を一つ一つの問題、解答に求める努力が必要になってきます。

 

夏の木漏れ日

 

2021年4月追記:2021年入試実際どうだったの?来年の予想と対策は?

英語について

やはりリスニングは予想通り旧センター試験より難しくなっていました。

以前よりも綿密な対策が必要です。

 

リーディング問題は、以前のような小説と評論の抜粋だけでなく

パンフレットやメールのような、日常的な読解力を問う問題となってました。

言ってみればTOEICのような試験になっていると思います。

 

とはいえ、国公立二次や私大の個別試験では

論文雑誌や小説のような

オーソドックスな問題が出題される見込みです。

 

ですので、幅広い文章を読めるように

構文理解力を磨いた後は

長文読解の経験値を蓄えるような対策が望ましいでしょう。

参考書だけでなくCNNなどのニュース記事も使って

日頃から英語長文に親しんでおきましょう。

 

国語について

国語では、

・本文を読んだ者のノートまとめ

・作品に対する批評

といった、本文から外に出たような問いが出題されていました。

 

しかしながら、そういう特異的な問いはごく少数で、

各大問に一つ程度しか出題されていません。

大多数の設問が、

センター試験と同じように「本文に対する理解度」を図るようなものでした。

 

故に、ほとんど難化していないような印象を受けました。

 

形式が変われども、国語において常に求められる力は、「読解力」です。

 

国語の問題に限らず、日々生活する中で出会う文章に対しても、

「筆者の主張は何か」

「筆者の主張の根拠はどこにあらわれているか」

という眼差しを持ってください。

 

他の科目の読解問題にも対応できるように、

日頃から読解力を身に着けることを心掛けるようにしましょう。

 

言うまでもありませんが、基礎的な知識と文法力の獲得も忘れずに。

 

 

数学について

数学はやはり読解力が求められました。

問題文を把握することで時間を大きくロスしてしまった受験生も

多いのではないでしょうか?

 

センター試験では、前半の問題が後半の問題のヒントになっていることが

多かったのですが、共通テストではそういった傾向が少なかったです。

 

それも読解を困難にした原因かと思われます。

センター試験では設問の流れにそって思考が一意的に定まり易かったのですが、

共通テストでは、同じ大問の中でも聞かれる事が次々と変化していき
その都度多様に思考することが求められました。

 

今後の対策としては、数学の基礎力と国語的な力を身につけていく必要があります。

 

注意しなければいけないことは、思考力が問われるということで、

基礎的な計算能力や基礎問題の解法暗記を軽視してはいけません。

 

例えば、掛け算九九を覚えていない小学生が掛け算の文章題を解こうとすると、

問題文を理解することと、計算の両方で苦戦しますよね。

しかし、掛け算九九を覚えていれば、問題文を理解することだけに全力を尽くせます。

 

今後の対策としては、

・まずは計算力の向上と基礎問題の解法暗記

・その後に、さまざまなバリエーションの問題を解くことでアイトップとする練習

を十分に行いましょう。

 

思考力についてもう少し詳しくお話しすると

解法暗記は先人から知識を学ぶ段階です。

「頭のいい人はこう考えて問題を解いたんだな〜、へ〜」

といったイメージです。

 

アウトプットはそれを踏まえて

「自分ならこうするぞ」

と言った感じでしょうか。

 

ゼロから知識を作り出せるのは天才です。

まずは先人たちの知識をインプットし、それを自分の思考へと発展させることが必要です。

そうするには、解法暗記といえどもただ丸暗記するのではなく、

どうしてこの公式を使うのだろうか、なんでこの手順になるんだろうか

と考える習慣をつけましょう。

思考の始まりは「なんで?」からです!

 

 

 

 

来年度からの入試に対策していきたい、そんなあなたに・・・

武田塾那覇校では日々の特訓をとおして、宿題の管理だけではなく、

しっかりと思考力を鍛える学習をしているか、

選択肢についてもしっかりと根拠を持って答えているかなどを厳しくチェックしています。

 

また、合格から逆算した一人ひとりに合わせたカリキュラムで、

新大学入試に向けて皆さんをサポートしていきます!

 

■無料受験相談 受付中■

志望校の話文理選択科目選択勉強方法などなど

入塾の意思を問わず、どんな悩みや相談にも無料でお応えします!!

「何から始めればいいかわからない」

「勉強の仕方がわからない」

「全然成績が上がらない」

という方は、ぜひ受験相談にお越しください!

 

無料受験相談

◇◆武田塾 那覇校 ブログ一覧◇◆

 

☆合格体験記はこちらからどうぞ☆

【合格体験記】E判定から琉球大学工学部へ逆転合格!

【合格体験記】E判定から琉球大学国際地域創造学部へ逆転合格!

【合格体験記】センター20%上げて滋賀大学経済学部へ逆転合格!

 

☆塾・予備校を探している方はこちらもおススメ!☆

那覇市周辺の予備校紹介~那覇尚学院の評判/口コミ~

那覇市周辺の予備校紹介~即解ゼミ127°Eの評判/口コミ~

那覇市周辺の予備校紹介~沖縄進学予備校の評判/口コミ~

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる