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【小論文対策】小論文あるある!これを意識するだけで激変!

こんにちは!

沖縄那覇に初上陸! ゆいレールおもろまち駅より徒歩2分

大学受験専門予備校の武田塾那覇校です。

 

今回は、小論文を作成する際の留意事項を綴っていきます。
基礎的な知識や段落構成、文の係り受けなどを踏まえた上での留意点なので、注意してくださいね。

 

読む相手を意識する事で文章は変わります!

小論文も「対話」

 前提として、小論文も「対話」です。

問題作成者が出した題について、簡潔かつ過不足なく

客観的な視点で以て述べるという観点からみると、

当たり前の事実ですよね。

 

しかしながら、その前提を踏まえ切れていない学生の方が多数です。

だからこそ、添削された小論文は赤で埋め尽くされているわけです

(もっとも、小論文には本当の意味での正解が存在しないので、どれだけ素晴らしい文でも、間違いなく少しは赤はつきますが)。

 

私の高校時代の恩師は以下のような言葉を述べていました。

「どれだけ美味しい味噌ラーメンを提供しても、

オーダーが醤油ラーメンだったなら、全く以て無意味。

そして君らは大体不味い味噌ラーメンを突き出してくる」

蓋し至言だと思います。

私も添削する側に回って、その言葉が指すことを身をもって理解しました。

 

与えられた題に必死になりすぎて、それを伝える相手までは想定できていない。

だからこそ主観交じりの論を述べてしまうし、文そのものを見やすくする工夫もない。

大体の学生がそのような状況に陥っています。

 

では、改善するにはどうしたらいいか?

まずは具体的に良くない点を見つけ出してみることが肝要です。

弱点を見つけ出せずして、克服は絶対にないですよね。

これはどの科目にも言えることですし、人間の営み全てにおいても言えることです。

というわけで、早速ありがちな良くない点を提示していきます。

ここがダメだよ僕らの駄文

①提示された題から論旨がずれている。

②事実と意見の混同。

③主張が分かりにくい。

④読点の位置が謎、あるいは殆どない。

⑤一文が長い。

⑥字が汚い。

⑦指示語がどこにかかっているのか分かりにくい。

⑧表記の不一致。

 

大まかに提示すると、この八つが添削中によく見受けられるポイントです。

①~③は内容についてで、④~⑧は文の綴り方についてです。

 

①は問題文をしっかり読んでいないから生じてしまいます。

或いは、読んだうえであれやこれやと考えすぎた結果生じてしまいます。

まずは落ち着いて訊かれていることを整理しましょう。

 

②は焦りにより生じてしまうものです。

落ち着きましょう。

 

③は、考えすぎた結果着地点を見失ってしまうことによって生じてしまいます。

まずは着地点から定めましょう。過程は後から考えるものです。

 

①~③に関しては、構成メモがしっかりできていると回避できます。

さっさと書き始めたい気持ちは分かりますし、意欲も評価しますが、

冷静になって段取りを踏んでください。

そうでないと、確実に駄文が仕上がります。

 

④と⑤は、大体セットで見受けられます。

一文が長いが故に、どこに読点を打つべきなのか分からなくなってしまうのです。

逆に言うと、一文を短くすると読点がかなり打ちやすくなるので、

意識してくださいね。

恐ろしいことに、一文が長いと、大体係り受けが破綻します。

それは駄文中の駄文なので、絶対に避けましょう。

 

⑥は論外です。

読んでもらえなくても文句は言えません。

何も美しい文字を書けと言っているわけではありません。

丁寧に書けと言っているのです。

読む相手に失礼のないようにしましょう。

 

⑦は、指示語を使う度に確認をしないと起こりうるので、

意識しながら文を綴りましょう。

 

⑧は、例えば一方では「走る」と表記しているのに、

他方では「はしる」と表記しているような状態を指します。

同じ語彙は一度使った表記で綴る事を忘れないでください。

 

さて、それぞれが生じてしまう理由と対策を述べてみました。

こうやって俯瞰してみると、至極当然のことですよね。

ただ、本番で焦るとどうしても俯瞰することが難しくなってしまい、

同じミスを繰り返すのです。上記を意識しても抜けがあるケースは多々あります。

 

一朝一夕では絶対に直りません。

「日本人だから面接や小論は直前の対策でもどうにかなる!」

と思っているそこの貴方、非常に甘いです。まずは意識の変革から起こしましょう。

他の科目と違い、どれだけ対策しても満点が絶対に取れない恐ろしい科目です。

舐めているとかなり痛い目に会いますよ…?

まとめ

色々と述べていきましたが、

結局は「読む相手を想定し、配慮できているか否か

で秀文か駄文かが決まるという、非常にシンプルなオチです。

 

皆さん、文を綴るときはよくよく意識をしながら綴っていきましょうね。

文を綴る能力は、社会に出た際にも必要なものですので、

早いうちから習得してしまいましょう。

 

今回は基礎的な事柄を踏まえている前提で話を進めましたが、

「そもそもどうやって小論文を書けばいいか分からない」

となってしまっている方もいるかと思われます。

 

武田塾では、勿論基礎的な指導も対応しているので、是非足を運んでみてくださいね!

 

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