こんにちは!
沖縄那覇に初上陸! ゆいレールおもろまち駅より徒歩2分!
大学受験専門予備校の武田塾那覇校です。
皆さん、いかがお過ごしですか?
11月も半ばになり、日中はまだまだ暖かいものの夜は少し冷えるようになりましたね。
季節の変わり目なので体調には十分気を付けて頑張りましょう!
さて、今回はこれまでのセンター試験に取って代わる、
共通テストの数学についてのお話です。
普段は受験生向けの話題が多いこのブログですが
今回のテーマに主に関わるのは現在の高校1年生、高校2年生になります。
様々な情報が錯綜していて不安ですよね。
この記事が皆さんの不安を少しでも軽減し、試験に向けて対策をする一助となればいいなと思います。
というわけでZ会から発売されている「はじめての共通テスト対策」を参考に、
数学の共通テストに向けての勉強法を考察していきます。
※この考察は2019年11月16日現在のものです。引き続き最新情報に注意してください。
共通テストとセンター試験の違いと対策!!
①出題範囲
現行のセンター試験とほとんど変わらないと考えていいかと思います。
平成30年度試行調査(大学入試センターのHPに問題、正解等掲載されています)や上で紹介した参考書「はじめての共通テスト」での出題を確認すると分かりやすいです。
また、試験方式が変わるとはいえ、現行の教科書の指導範囲からしか出せないというのは同じですからやはり出題範囲に差は出にくいと思います。
②出題方式
センター試験の解答方法が全てマーク式であったのに対し、
共通テストではマーク式と記述式の併用になるという点が今回の入試改革の1つの目玉です。
(とはいえ11/16現在、野党により記述式試験導入中止の法案が提出されているため、あくまでも現時点の分析にすぎないのですが・・・)
*マーク方式の部分
上述の試行調査や参考書と現在のセンター試験を比べてみると、
ⅠAではデータの問題が表で表されていたり、
数ⅡBでは与えられた条件から三角関数のグラフがどうなるかを求めるなど現在のセンター試験に比べて図や表を重視した問題が多いように感じられます。
また、そもそも問題文中にあらかじめ記載されている図の量自体も多い印象です。
しかし、基本的に解き方はこれまでのセンター試験と大きく変わることはないと思います。
これまで通り、問題文の誘導に乗り穴を埋めるという形です。
*記述方式の部分
続いて気になる記述式の問題ですが、国公立の2次試験で出るような記述式とは少し形式が違います。
何が違うかというと、その問題を解く際に使う定理や大まかな解法の流れが問題文で示されています。
マーク式が穴埋めであるがゆえに前後からの誘導で解くような形式だったのに対し、
記述式は大まかな流れを言葉で示されて誘導で解くという形式になっています。
ただ、マーク式では誘導に沿わない解法を思いついても逆算していけば答えが出せるというケースが往々にしてあったのですが、記述式では指定されて解法を思いつかなければ満点は難しいかもしれないというところで注意が必要です。
共通テストの対策方法!!
つまり、現在のところ、センター試験も共通テストも「与えられた問題文の誘導に乗って解く」という大枠はあまり変わっていません。
では、共通テスト対策もセンター試験の過去問演習のみで対応できるのかというとそうではありません。
過去のセンター試験において、ある年に急に数ⅡBの傾向が変わったことがありました。
その年は数ⅡBの平均点は例年より著しく下がり、泣かされた受験生は数知れず、
作成担当者のコメントがYahoo!ニュースなどでも取り上げられる異例の事態となりました。
そして、その傾向は翌年以降も続きました。
しかし、平均点が大きく例年を下回る、という事態は続きませんでした。
それはなぜか。みんなが前年の結果を受けて対策したからです!!!!!
以上より共通テスト対策としては、
販売されている共通テスト対策の参考書や大学入試センターの公式HP掲載の試行調査を解いた上で、
問題量が少ないと感じたときにセンター試験の過去問を使うというやり方が良いかと思います。
センター試験の過去問でなんとか記述式対策もするとすれば、
マーク回答に至るまでの途中式を全て書き出す練習をすると良いです。
新テストに向けての心構え!
余談ですが、先程述べた数ⅡBショックの年、私は受験生でした。
問題文を見た瞬間に「何これ!こんなの誰が解けるの?!」と思ってびっくりして逆に冷静になったことをよく覚えています。
こんなの私と同程度の対策してる人は解けるわけないだろう、
と思ってとりあえず確実に解けるところだけしっかりできればいいや、と思ったわけです。
実際、あとから見返しても、「落ち着いてればここ解けたのに!」という問題はあまり無く、
出せるだけの実力は出せたと思います。
この問題に泣かされた子は、問題そのものというよりも、
対策したことと違うことが出たという事に対するパニック反応で実力を上手く出せなかった子が多かったのではないかと感じました。
こんな思い出話をして、何が言いたいかというと、
正確な情報をもとに多くの人と同じような対策をしっかりすることが出来れば、
本番で予想外の事態が起きたとしてもあまり気に病むことはないということです。
極論、今回お話しした共通テストも、現時点でセンター試験とさほど変わらないことが予想されているとはいえ、ふたを開けてみたらものすごく変わっていたなんてこともあり得るわけです。
しかし、そうなっても多くの人は対策していないものに関しては上手くできません。
情報が二転三転している今、なかなか安心することは難しいと思いますが、
今ある情報をもとに対策していきましょう。コツコツと積み上げた努力は必ず皆さんの実力や自信に繋がります。
一生懸命頑張っている皆さんを心より応援しています。
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