こんにちは!
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大学受験専門予備校の武田塾那覇校です。
どうも、こんにちは!10月も終わりに差し掛かり、段々とセンター試験の影が見えてきましたね。受験生の皆さんは少し不安が増してきているのではないでしょうか?
さて、今回のブログでは「数学の記述」についてお話をしていきたいと思います。
僕も、現役生の時や一浪生の時はあまり上手く記述ができませんでした…それもそのはず、何を意識して記述していくべきか、どのような書き方をすればより効率よく簡潔に記述できるのかなどのポイントを、全く理解していませんでした。
三年の浪人期を経て身につけたことを出来るだけ皆さんにお伝えできれば、と思います。
数学の記述はまずはこれを心構えよ!
記述に関する重要なポイント
記述をするにあたって、押さえておきたいポイントというのはいくつかあるのですが、最も大切なことは「誰が自分の解答を採点するか」ということをしっかりと意識することです。
僕も武田塾の講師として何人かの解答をチェックすることがあるのですが、記述の上手くない人は決まって自分中心な書き方や解答を書いていることが多いです。
急に計算式を書き始めたり、根拠を挙げもしないで方針を固めてみたり…解答を読む側が空気を読んで何をしているのかを察しながら丸付けをしなければならないので本当に疲れるし、最悪の場合答えはあっているけれど何をどうしてその答えまでたどり着いたのか理解できずに×になるケースもあります。
では、皆さんの解答を採点するのは誰なのでしょうか?予備校の先生?採点バイトで雇われた大学生?
いいえ違います、「大学の先生」です。
会ったこともない大学の先生に伝わるようにあなたは解答を書かなければいけないのです。
それにその先生は、受験のプロではなく「数学のプロ」です。
予備校で習ったような受験のテクニックなど知るわけもありませんし、空気を読みながら採点などもしてくれません。(それもそうでしょう、一日で何百人もの解答を採点しないといけないのですから、空気を読む時間なんてありません!)
皆さんが考えているより大学の先生はシビアに採点をしていることを忘れてはいけません。
大手予備校の模試は皆さんに点数をあげようと思って採点を行っていますが、本番の大学受験の採点は皆さんを出来るだけ落とそうと思って採点しています。
自分勝手な解答、読みにくい解答は一瞬で点がなくなっていくんだと考えておいても差し支えないと思います。
記述で点を落とさないために
それでは皆さんはどうしていくべきなのでしょうか?
ひたすらがむしゃらに記述式の問題を解いていても、あまり効果的であるとは思いません。
やるべきは、「大学の先生と同じようなことを考えられるようになる」ことです。
大学の先生の頭の中と共有している部分が多ければ多いほど、何をどのように伝えれば良いのか、自ずと見えてくるはずです。
(これは数学の記述に決まったことではありません。その他の教科の記述にも繋がることだと思いますし、日常の人間関係でも同じだと思います。)
僕の場合、浪人の時に数学を受け持ってくれた先生(参考書「○○る計算」を書いていらっしゃる先生です…)がとてもそこら辺に精通していらっしゃる方だったので、完璧にではないものの、ある程度はその力をつけることができました。
しかし、そんなラッキーな境遇に皆さん全員が当てはまるとは限りません。
では、どうすればいいのでしょうか。
まず一番手っ取り早いものとしては募集要項があります。
問題を出している先生が、何を皆さんに求めているのかがかなりストレートに書いてあります。
そこをしっかり読み取り、自身の解答に反映させることができれば、皆さんの解答のクオリティはかなり上がるはずです。(また、センター試験のホームページを見るのもかなりおすすめはです!大学の先生の中でも選りすぐりのエキスパートたちが、大学受験レベルの学生たちに何ができてほしいのかを切実に語っているので参考になること間違いなしです。)
記述する際のコツ
それともう一つ、気にしてほしいことと言えば、問題でメインに据えないといけないものが何なのかということを見抜くことです。
例えば、問題のメインとして曲線で囲まれた面積を積分で求める、ということをしなければならないならないのに、解答の八割ぐらいがその曲線の微分計算ばかりやっていたりしていると、「この人ほんとに問題読んでるのか…?」と誤解されかねないし、そもそも積分計算するスペースも残っていないかもしれません。
まずは問題文をしっかり読むことで、相手が一番何を求めているのかを見抜く力を付けてみてください。
そうすればよりスマートで簡潔な解答が書けるはずです。
終わりに
さて、ここまでいろいろ書いてきましたがどうだったでしょうか?
自分に何が足りていなさそうか、少しでも見つけて克服していただけたら幸いです。
受験本番まであともう少し…くよくよ悩んでいる暇はありません!最後まで走り抜けていきましょう!
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