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【文系国公立最高峰】必ず一橋大学に入りたい人のための手引き

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大学受験専門予備校の武田塾那覇校です。

 

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今日は文系屈指の難関大学、一橋大学についてお話していこうと思います。

一橋大学に憧れている方、国立文系の上位校を目指したい方、是非参考にしてみてください!

 

一橋大学はどんな大学?

一橋大学は1875年に商法講習所として創立されました。

創立には森有礼や、新一万円札の顔となる渋沢栄一が携わっています。

学部編成は法学部、商学部、経済学部、社会学部の4つで構成されている文系単科大学です。

特徴は3年次から必修の少人数ゼミによる専門教育です。

1つのゼミに学生は7名前後で、教授との距離が近く、親身に教えてくれるのが魅力だそうです(学生談)。

キャンパスは国立(くにたち)にあり、東京ながら自然豊かな場所です。

また、就職に強く、主な就職先は三菱東京UFJ銀行や三菱商事、大和証券などがあり、各分野のトップ企業への就職が可能な、とても魅力的な大学です。

 

一橋大学の入試問題の特徴

ではそんな一橋大学の入試問題はどのような問題なのでしょうか。

二次試験は国語・数学・英語・社会の4教科であり、全ての教科が本質的な思考力、表現力を問う非常に高難度な問題です。

またどの学部も二次試験重視の配点です(例・社会学部はセンター180点に対し、二次試験820点)。

しんどいように思われますが各教科特徴があり、対策は立てられます。

 

どのような問題なのか教科ごとに見ていきましょう。

国語 

国語は例年大問3問で構成されています。

第1問は評論、第2問は近代文語文、第3問は評論文等の200字要約が出題されます。

どの学部も比較的配点は抑えめですが、1点を争う入試では決して軽んじてはいけません。

 

第1問は、指定字数がとても少ないのが特徴です。

「15字以内で述べよ」「20字以内で記せ」という設問が並びます。

また「簡潔に述べよ」問題では与えられる解答欄は10㎝程度の枠が1行分あるだけで、書けても20字程度でしょう。

解答の核となる部分を見抜く力、それを短くまとめる表現力が必要です。

(ここ2,3年は60字や80字といった、標準的な分量の設問も多くなった気がします。)

問1の漢字は標準レベルです。確実に全問正解しましょう。

 

第2問の近代文語文というのは聞きなれない人も多いのではないでしょうか。

これは、明治や大正時代の、「古文と現代文の間」の文章で、漢文の書き下し文のような文章が多いです。

よって古文漢文の知識が必要になります。

書かれた時代が激動の時代なだけに、内容は批判文が多いです。(西欧化に対する批判、古い慣習に対する批判など。)

対策参考書は少なく、駿台文庫の近代文語文問題演習、あとは昔の早稲田などの一部の大学の過去問演習などが学習の中心になります。

 

第3問は要約問題です。

分量は年によって変わりますが大体2500字前後の年が多いです。

ここはしっかり練習を重ねて確実に得点源にしたいところです。

段落ごとの要旨、段落間のつながりを意識しましょう。

 

数学 

数学は大問5問構成。文系の数学問題としては非常にレベルが高く、本質的な思考力がないと太刀打ちできません。

よってできるだけ早くから過去問を使って「1つの問題を考え抜く」という訓練をする必要があります。

分野別にみると整数、確率、微積はほぼ毎年出題されます。

特に微積は比較的標準的な難易度で他の問題より解きやすいことが多いです。

また、難しいとは言っても昔に比べると難易度は落ち着いていると言えます。

過去問をしっかりと研究し、早めに対策を立てておきましょう。

配点は商学部と経済学部で比較的高めに設定されています。

 

英語 

英語は大問5問構成で、第1,2問が長文読解、第3問は自由英作文、第4問文法問題、第5問がリスニングとなっています。

この教科はどの学部も配点が高く、また難易度も鬼ムズというわけではないので、英語で点が取れなければ一橋合格はまず無理でしょう。

長文問題は記述中心で、和訳や内容説明問題が出題されます。

構文をしっかり把握することはもちろん、それを自分の言葉で日本語に起こすというのもやってみると意外と難しいものです。

「やっておきたい英語長文1000」のようなレベルの高い問題集で練習しておく必要があります。

 

自由英作文は例年100~120語程度で、テーマが指定されていたり、絵や写真の説明が課されたりします。

日頃から答案を書き、使える表現のストックを増やしていきましょう。

基本的な表現は例文を暗唱できるようにしましょう。

 

文法問題は、年によって正誤判定であったり並び替え問題であったりと問題形式が変わります。

リスニングは120分の試験のちょうど間くらいに挟まり、時間は20~25分程度です。

スクリプトと設問が3回ずつ読まれます。

ここはしっかり得点源にしたいところ。

過去問や「キムタツの東大英語リスニング」などを用いて繰り返し練習しておきましょう。

ディクテーション、シャドーイングも効果的です。

 

社会 

世界史・日本史・地理・倫政・ビジネス基礎の中から1科目選択で、大問3問構成です。

勿論年度によって若干の差はありますが、基本的にどの科目も鬼のように難易度が高く、本格的な論述が求められます。

生半可な知識では手も足も出ないでしょう。

知識と知識の私大の問題やセンターとは異なり、選択問題はほぼありません。

日本史・世界史・地理は「“考える”日本史論述」「世界史論述問題集」などの対策参考書はありますが、倫政には論述対策の参考書はあまりありません。

したがって自身でテーマを設定し、できた答案を添削してもらうという学習を繰り返していくことになるでしょう。

倫政は時事に関連した問題が良く出題されます。

ニュースや新聞で世の中の生の動きに目を向けるようにしましょう。

 

以上が一橋の入試問題の特徴です。

こう見ると心が折れてしまいそうになりますが、やはり良くも悪くも個性の強い問題です。

どれだけ一橋の要求を満たす努力が出来たか、言い換えれば「どれだけ一橋に入りたいか」という思いの強さが合否に直結します。

焦らず日々の学習を積み重ねることで、着実に合格に近づきます。

 

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