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【高3・浪人生】『青チャート』『Focus Gold』を今からやり始めても大丈夫?入試までに間に合わせる方法!

こんにちは!武田塾 長岡校です。

 

今回は「高3・浪人から青チャート・フォーカスゴールドを使って入試に間に合わせる方法はありますか?という質問にお答えします。

 

武田塾的には「基礎問題精講」を使ってほしいですが、そうは言っても青チャートを使いたい人もいるかと思います。

では高3・浪人生で受験まで1年をきってしまっている人でも青チャート・Focus Goldを間に合わせるにはどうすればいいのかということですが、これにはまずいくつか前提があります。

数学が全然できない人がやったらマズイです。

具体的に言うと『青チャート』『Focus Gold』の難易度1~2の易しい問題でも太刀打ちできない状態であれば、武田塾おすすめの『数学Ⅰ・A 基礎問題精講』『やさしい高校数学』『数学Ⅰ・A 入門問題精講』あたりをやらないといけません。

青チャートは上級者向けの本なので、易しい問題ができないのであれば3年生から使うのはやめておたほうがいいでしょう。

 

難易度1~2はそこそこできて難易度3もある程度解ける状態であれば、その参考書で身につけたいことを意識してやりましょう。青チャートの問題の隅から隅まで全部の問題を完璧にする必要はないかと思います。

例題だけやって、フォローでやりたかったら練習問題を追加でやってもいいと思いますが、『青チャート』や『Focus Gold』はそもそも例題が充実しているので、例題を完璧にするだけでも力がつきます。

下手に演習量を受験学年から量をこなすよりは例題だけでも完璧に走りきることが大事です。

 

例題の中でもレベルが分かれていますが、最上位レベルの例題は優先度が高くありません。

青チャートであればコンパス5の問題は入試の応用問題レベルです。

青チャートやFocus Goldでメインになっている2~3レベルを1問も落とさないくらいまで徹底的に演習をこなしていくことが大事です。

基礎を固めるために使う本だということを意識してやりましょう。

例題2~3レベルが終わった後に『国公立標準問題集 CanPass 数学』や『実践 数学重要問題集 数学』をやるのがいいと思います。

 

「青チャート」「Focus Gold」の使い方①

・1回のやり込みを濃くして学びきる

・2度と解かずに済ませることが大事

 

分厚い参考書をやるときは何周もしないことを前提でやりましょう。

繰り返すのがいいと思いがちですが、繰り返さなくて済むようにします。

基礎問題精講だと薄いので苦手な人でもわかるまで何周も繰り返しできますが、青チャートやFocus Goldは1回のやり込みを濃くして、2度と解かずに済むように1回で学びきりましょう。

1~2年生なら意識せずに何回やってもいいですが、1回の中身を濃くして得るものを多くするやり方をしないと、何周してもただ解けるだけになるなら薄い参考書で何度も解いたほうがいいです。

1回で当分復習しなくても大丈夫なように濃くやる意識でやっていきましょう。

 

「青チャート」「Focus Gold」の使い方②

・いつまで終わらせるかちゃんと決めて、何題やっていくのか目標を立てる

 

この計算をしないと青チャートだけで入試がくるということになりかねません。

高校3年生の場合、夏いっぱいには走りきったほうがいいでしょう。できれば夏休みに入る前に終わるのが理想です。

 

「1日自分のペースだったら数学に○○くらいの時間が使えて、○○くらいの時間なら自分のペースだと□問は完璧にできる」

「『青チャート』Ⅰ・A・Ⅱ・B・Ⅲをやろうと思ったら全部で△問あるから■月までなら☆☆レベルだったら間に合う!」

「★★レベルだったら間に合わない!」

というように逆算と計算をしっかりしましょう。

 

あとは最悪Ⅰ・A~Ⅲまで全部『青チャート』を使わなくてもいい場合もあります。

例えばⅠ・A・Ⅱ・Bは『青チャート』を使って、Ⅲは『基礎問題精講』をやるなど用途に応じて参考書を使いわけたり、状況によって工夫してみましょう。

 

 

どこに手を出すか・どのくらいのペースで手を出すか考えていって何周もせずに1周で中身を濃くやることを意識してやっていけば間に合わせることができるかと思います。

数学が苦手な人や他の科目もあるから時間が使えない人であればそもそも分厚い参考書を使うのはおすすめできません。

やってみて『青チャート』はやっぱり厳しいので『基礎問題精講』のほうがいいという選択になる人もいます。

「どうしてもやるんだ!」という人はどうせやるなら仕上げるつもりで覚悟を持ってやりましょう!

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