高校生のみなさん、こんにちは!授業をしない塾!武田塾 妙典校です!
塾・予備校に通うだけでは成績は上がらない!
塾・予備校・学校の授業を受けるだけでは、むしろ偏差値は下がります。
今年も武田塾妙典校で、偏差値10アップした生徒が出た!!
毎年、偏差値が爆上がりする生徒が出るのですが、今年も出ました!!
どんな状況なのか見てみましょう~!
第一回武田塾模試では英語の偏差値が約50でしたが、先日の駿台ベネッセでは約62になりました!!
6月の偏差値が50→10月の偏差値が62!!
凄い!
偏差値62に至るまでの流れを書いていきます。
K君は、英語と数学を武田塾妙典校で勉強しています。
英語も数学も、両方とも高校入門レベルから始めていきました。
武田塾でいうところの「高校入門レベル」ですね。
下に使った問題集・参考書リストを並べているので、参考にしてくださいね!
英語で使った参考書・問題集【高校入門レベル→日大レベル→マーチレベル】
高校入門レベル
・英単語ターゲット1200
・大岩英文法 超基礎文法編
・大岩英文法 英語長文編
・英語長文ハイパートレーニング1
武田塾では、基本的にはシステム英単語basicをおすすめしているのですが、英語が苦手というのと、既に学校でターゲット1200と1900を使っていて、もともと持っているターゲット1200にすることにしました。
英文法の基礎は、なんといっても大岩英文法ですよね!これで基礎がしっかりと固まります。
また、少々時間もありましたし、もともと英語が苦手ということだったので、念のため長文系の問題集(大岩のいちばんはじめの英文法 英語長文編)も入れておきました。
いきなり、日大レベルで長文問題を見るのはリスクが高いと感じました。
また、英語長文ハイパートレーニングは、速読トレーニングのやり方が詳しく書いてあるので、いきなり速読英熟語に入るよりもすんなりと速読のやり方が身に付くと思って導入しました。
K君は、毎回の宿題をきちんとこなしてきて、確認テストでも合格点をほぼ取れています。
ただし、単に「宿題をやる」という気持ちでは、確認テストは合格できません。
K君は、日々の勉強を大事にしています。
確認テストで合格することも大事ですが、それは単なる通過点に過ぎません。
本当の目標は、志望校合格なはずです。
それを考えたら、一夜漬けのようなやり方で瞬間的に実力を挙げるというようなことはせずに、いつ聞かれても大丈夫なように知識を定着させておくことが必要なのです。
そういった勉強が理想だと思います。
普通の高校生の中で「宿題をやる」ということについて、「完璧にしよう」という意識をもって取り組んでいる人は少ないんですね。
「これくらいでいいや」と思ってやっていると、確認テストの日までにある程度忘れてしまうんですね。もともと100%になっていない状態で、時間が経つとだいたい80%を下回ってしまうんです。
普通の人は、宿題をやるときにせいぜい80%の完成度で止めてしまいます。
そうすると、時間が経つとあっという間には60%くらいになってしまうんですね。
それを避けるために、直前に覚えなおす人もいますが、それって、一夜漬けと同じで短期記憶で確認テストを乗り切ってしまうのと同じなんです。
ですから、本当は確認テストの日は宿題をやらないほうがいいんですね。
そのほうが実力が出ます。自分の実力がわかるんです。
直前に勉強したことによって合格点になっても、ドーピングしたようなものです。
むしろ、多少でも忘れてしまうほうが、どの部分が自分にとって苦手な部分なのかがわかるので有意義だと思います。
結論!
日々の勉強を完璧にして、確認テストの日は確認テスト対策の勉強をしないほうがいい!
日大レベル
・ターゲット1900
・速読英熟語(CDも)
・VINTAGE
・エバーグリーン
・大学入試 肘井学の 読解のための英文法が面白いほどわかる本
・英文解釈の技術70
・ハイパートレーニング2
・英語長文ポラリス2
さあ、高校入門レベルで基礎の基礎は固まりました!
この次は、高校の基礎を固めるのです!
この日大レベルをしっかりと身につけることで、大学受験の偏差値で50を超えられるようになります。
中学レベルから、この日大レベルにいきなり入る人がとても多いです。
いきなり日大レベルに入っても大丈夫な人はいますが、たいていの人はここで躓くので「高校入門レベル」をはさんでから日大レベルに入るのが安全でしょう。
さて、この日大レベルはどんな内容を勉強するのかといいますと、「英文法の原則と一部の例外」を学びます。
高校入門レベルも英文法の基礎ではあるのですが、「基礎の基礎」といってもいいくらいなので、高校で学ぶ範囲の一部分と言えます。
英文法の原則は、それよりも広いのです。それを日大レベルで学ぶのです。
ただ、原則だけでは理解が深まらないので、一部の例外も学んでいきます。
ですから、日大レベルをしっかりと身につけるには、高校入門レベルをしっかりと身につけることが必須条件となります。
基礎の基礎がわからないと、基礎部分も身につきません。
Kくんは、英単語はターゲット1900、英文法はVINTAGEに進みました。英単語については覚え方は同じなので、特には心配していませんでしたが、実際に順調に進みました。
一方で、英文法については、結構ここで躓く生徒が多いのですが、VINTAGEの勉強方法や、VINTAGEをやる上での注意事項を事前に説明しておいたので、難なくVINTAGEをクリアしていきました!やはり、正しい勉強方法を実践すると確実に実力がついていきます。
続いて、解釈をやっていきました。解釈は、高校入門レベルでも「大岩英語長文」でやりました。大岩英語長文は問題数が少なくて、イマイチ伝わりにくいところがあるのですが、英文解釈の基礎が凝縮されています。
英単語や英文法がわかっても内容がよくわからない!ということが時々起こります。そういった場合に必要なのが解釈・構文の知識なのです。それを学ぶのが、「大岩長文」だったり、「英文解釈の技術70」という本なのです。
これらの解釈も、Kくんは順調に進んでいきました。
こう見るととても順調に見えますよね。実際に、順調に進んでいきました。ただ、何もしないで順調というわけではなくて、ポイントは2つあります。
1つ目は、進めていく参考書・問題集をやる上での注意点をしっかりとKくんに伝えたことと、
2つ目は、Kくんがこちらのアドバイスを素直に聞いて実行してくれたことです。
この2つは結構大事です。
マーチレベル
・英文法ファイナル 標準編
・ハイパートレーニング3
・英語長文ポラリス3
もう、ここまでくれば参考書学習は慣れたものなので、参考書・問題集の目的を話して、それを達成するような勉強方法を自然に取ってくれます。
このあたりで年末になったので、過去問演習もぼちぼち始めていっています。
こうして、偏差値が62になりました!!
数学で使った参考書・問題集【高校入門レベル→日大レベル→マーチレベル】
数学のほうは、このような参考書・問題集を使用しています!
英語ほどではありませんが、数学も成績上がってます!!
高校入門レベル
・直接書き込むやさしい数学ノート シリーズ
・ベイシスⅢ(上記の「直接書き込むやさしい数学ノート シリーズ」だと、数学Ⅲがないので、別の問題集で実施しました。)
・計算力トレーニングシリーズ
これらの問題集のレベルは教科書でいえば「例題」と同じくらいのレベルの問題が集まっています。
このレベルをやっていると、甘く見てしまう人が多いのですが、甘く見てはいけません!
ただ解ければ良いわけではありません。解けたらOKにしては今後の伸びはあまりないでしょう。
簡単で基礎的な問題だからこそ、「速く正確に」解けるようにすることが大切なのです。
具体的には、①まずは問題や解説をしっかりと読むことです。答えが合っていれば、理屈は無視してしまう人が多いのですが、自分の成長を妨げてしまいます。
②次に、時間を計って解きましょう。1回目から計ってください。問題集には制限時間を書いてあるものは多くありません。しかし、「速く正確に解く」ためには、制限時間だったり、目標時間が必要になってきます。毎回毎回、前回よりも速く解けるようにすることが上達の近道です。
このレベルだと、①の部分はそれほど実践する余地はないのですが、読む部分が少ないからこそしっかりと読む習慣をつけるべきですし、簡単に全部読むことができるでしょう。また、②については、計算力トレーニングを使って自然と意識できるようにしましょう。
Kくんにも、これらのことを話し、それを素直に実践してくれました。
ただ、このレベルをやった段階では模試でそれほどの伸びを体感することはありません。
ただ、計算力トレーニングをやっていると、計算が速くなって、普段の勉強の負担が減っていることには気づきます。計算力、大事!!!
模試をやっていて、「解ける!」と感じるのは、日大レベルからですね。
日大レベル
・初めから始める数学
・基礎問題精講
・合格る計算
ここは、人によってはなかなか完成が難しい段階だったりします。
Kくんはいつも通り、順調に進んでいきました。
躓く人のつまづく原因は①解説等をよく読まないことと、②スピードを意識し実践しないことです。
①をやらないと、この問題集の問題しか解けない状態になってしまいます。応用力がつかないのです。②を意識して問題をやっていないと、模試などで時間制限がかかった状態で問題を解いた場合に、計算ミスが頻発したり、時間内に時終わらないことが頻発します。
数学は、英語と違って参考書・問題集ごとの使い方や目的の違いがあまりないので、そういう意味では取り組みやすいですね。
マーチレベル
・重要問題集(A問題のみ)
・合格る確率+場合の数
ちょっとこの辺になると、時間が足りなくなってきたので、マーチレベルの問題集で短めのものを使用してざっと全体を俯瞰してから早々に過去問演習に入ろうという意図でした。
実際に、その意図の通りに進んでいます。
・・・どうだったでしょうか?
参考になったでしょうか?
参考書・問題集を見ながらでないと、ピンとこない部分もあったかと思います。
参考書・問題集を片手にこのブログ記事を読んでみることをおすすめします!
それが面倒!とか、参考書や問題集を片手に読んでもよくわからん!という人は、武田塾妙典校に受験相談をお申し込みくださいね!!
■武田塾 妙典校に関するブログ■