みなさん、こんにちは武田塾武蔵小山校です!
高校1・2年生のみなさんは年末年始どのように過ごしましたか?
そろそろ受験についてなんとなく漠然としたイメージを持ち始めたのではないでしょうか?
まだ何もわからないという人は過去のブログをみてください!
今回特集するのは推薦入試についてです。
推薦入試と言ってもその種類は様々です!まずはどのような入試形態があるのかを把握してそこから受験戦略を立てていきましょう!
推薦ってなに?
まず入試には大きく分けて二種類あります。
それは一般入試と推薦入試です。
主な違いは合格不合格の判断基準です。
推薦は学力だけでなくその人のコミュニケーション能力から学生生活なかでの経験までを見て審査します。
そう言った違いから一般と推薦は比べにくくその人に合った受験をしっかり考える必要があります。
どんな種類があるのか
一括りに推薦と言っても様々なものがあります。
まずはそれらの種類と違いを理解しましょう。
推薦には大きく分けて二種類あります。
それは学校型推薦と総合型推薦です。それぞれのおおまかな特徴について次から紹介していきます!
学校型推薦
学校型推薦の大きな特徴は学校からの推薦状が必要であることです。
総合型推薦では基本的に学校からの推薦状や学校の評定は必要ありませんが
学校型推薦では必要になることが多くあります。
学校型推薦の中にも大きく分けて二種類ありその違いをしっかり理解しましょう。
1. 指定校推薦
学校型推薦ですぐに思い浮かぶのはこの指定校推薦ではないでしょうか。
この推薦は大学から学校に枠が与えられて、その枠を学校の中での選考で選ばれた人が使うことができます。
学校で枠が取れたら落ちることは基本的にありません。
学校内での選考の前に申し込むための条件が大学から与えられていることがほとんどです.
その条件は主に学校の評定平均や英検®などが使われます。
おおまかな流れとしては夏頃に学校内での選考があり、
そこで選ばれた生徒が11-12月頃に行われる推薦入試に臨みます。
それから合格も他の推薦と同様の時期に発表されます。
しかし指定校推薦では大学での選考で落ちることは、よっぽど非常識なことをしなければないので、
9月頃には合格が決まります。
高校にどんな大学の枠があるのかを入学前に確認することはできません。
しかしなんとなく予想することはできます。
例えばその高校の偏差値は大きな指標になります。
高校の偏差値が高い方が優秀な生徒が集まりやすくなり大学側も枠をたくさん出します。
またその大学への一般推薦どちらもの合格実績も確認してみましょう
合格実績が多ければ多いほど指定校の枠も多くなります。
2. 公募推薦
公募推薦は指定校推薦枠のない学校にいる生徒でも受けることができます。
選抜に使われる基準は大学、学部、学科ごとに大きく異なりますが、
どの学部学科でも高校の評定が使われることが多いです。
おおまかな流れは書類選考を行いそれから面接・筆記を行います。
合格が発表される時期は12月頃であることが多いです。
総合型推薦
総合型推薦(AO推薦)は今まで紹介した学校型選抜と大きく変わり、学校の成績は不要なことが多いです。
その代わり学校内外でどのような活動をしたのかを問われます。
どのような活動が好ましいかはその学部学科によります。
例えば理系であれば文系的な活動よりも理科や数学にかかわる活動を重視されます。
総合型推薦は学校の成績を使わないので学校推薦よりも逆転合格を狙いやすい傾向にあります。
時期としては学校型推薦よりも少し早くに合否が出ます。
どんな対策をすればいい?
それぞれの推薦でどのような対策をすればいいかを考えてみましょう。
どの推薦でも重要になるのはアドミッションポリシーです。
これはその学部学科がどのような人材を必要としているかがわかるものです。
これはその大学のパンフレットやHPに必ず書かれているのでしっかり調べておきましょう。
①学校型指定校推薦
指定校推薦は、ほとんど学校の評定平均で決まります。
なので高校1年生からしっかりと学校のテストや普段の授業を頑張りましょう。
また大学によっては英検®などを課してくる場合があるのでそういった英語の資格などの取っていきましょう。
②学校型公募推薦
学校型公募推薦では学校の評定と学校内外での活動が評価されます。
しかしながらどちらかと言えば学校の成績は受験するために必要なもので決め手にはならない傾向があります。
なのでしっかりと学校内外での活動実績も作っておきましょう。
また面接や小論文、筆記の対策もしっかりする必要があります。
③総合型推薦
総合型推薦で求められることは学校内外での活動です。
そして学校型公募推薦と同様に面接や小論文、筆記の対策もしっかりとしましょう。
面接、小論文、筆記の対策とは
面接、小論文、筆記でどのようなことが問われるのかそういったことも具体的に知る必要があります。
これは大学側が過去問やその類似問題をネット上に公開していることもありますし、全くない場合もあります。
そういったときは学校の先輩や先生に聞いてみるともしかすると同じ方式でその大学を受験した先輩がいるかもしれません。
またパスナビにはその大学の推薦を受けた先輩の声がのっているので登録してみてみましょう。
公募推薦の立ち位置
大学によっては公募推薦をちょっと違うとらえ方ができるかもしれません。
どうゆうことかというと公募推薦が高校の成績を使うちょっと簡単な一般入試になっている大学があるということです。
公募推薦自体がまだあまり知られてなくほとんど一般入試と同じような使われ方をされていることが多々あります。
知られてないため穴場になりやすくまた筆記があったとしても一般入試の問題と同じくらいか、簡単なケースが多いです。
そういったことから一般での合格を目指している受験生でも公募推薦は一度調べてみることをお勧めします。
国公立大学の場合
国立大学で指定校推薦はほとんどありませんが公募推薦や総合型推薦はあります。
国公立大学の推薦では学力面では共通テストのみの場合が多いので共通テストの対策と面接、小論文のみの対策で合格することができます。
しかし私立に比べて難しくなりやすい点に注意しましょう。
最後に
どの推薦でもしっかりとした準備が合否を分けます。
どんなことを求められても動じない覚悟をまずは持ちましょう。
どのような受験戦略を立てればいいのかわからない場合はまずは武田塾の無料受験相談におこしください!!