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まずはここから!入試制度を知ろう!【大学入試入門編】

こんにちは武田塾武蔵小山校です。

今日は高校一年生や中学3年生に向けて入試の最も基礎的な部分の話をします。

高校一年生の皆さんは高校に慣れてきましたか?中学とは違うでしょうか?

高校に入りみなさん大学受験を意識している、でも何もわからない。

今回の記事はそんなみなさんに向けて大学入試を大まかに理解してもらうことを目的に書きます。

 

大学ってなに?

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まずは大学と中高の違いを知りましょう。

みなさんが通っている中学高校は毎日同じ担任の先生に朝礼をしてもらい連絡事項を全て教えてもらい、30人前後のクラスで数学や国語、理科の授業を受けます。

まず大学と高校の大きな違いは先生との距離です。

まず基本的に大学では担任の先生はいません。

連絡事項は自分でメールや大学のサイトを確認して知ります。

こういったことに見える大学と中高の違いは自分でやらなければいけないことの量です。

例えばみなさんはこれから理系と文系を選ぶことになります。

理系か文系で授業は違いますが理系の中で違いが出ることはあまりありません。

大学では全ての授業を自分で選んで取る必要があります。(必ず取る授業もあるその授業の割合は大学学部によって異なる)

こういった違いから選ぶ授業によってその人のカリキュラムは他の人とは全く別のものになります。

このように大学生は自由に自分の大学生活を決めることができます。

また学校ですることも違います。

大学ではただ勉強するだけではなくその勉強したしたことを生かして研究や開発を行います。

 

大学の種類と違い

全ての大学は私立大学、国立大学、公立大学の三つに分類することができます。

国立大学:国立大学は名前の通り国が設置している大学です、その特徴は優秀な人が集まりやすい点です。国立大学は学費が私立大学に比べると安く、私立公立に比べると入試が難しくなりやすいです。

公立大学:公立大学は各都道府県や市区町村が設置している大学です。基本的には国立と同じですが、入試が国立大学とは違います。必要な科目数が国立よりも大幅に少ないことが多いです。

私立大学:私立大学は民間団体が設置している大学です。学費が国立に比べると高くなり、入試難易度は少し下がります。

では次に受験制度について説明していきます。

 

受験制度

高校と同じように推薦や一般入試があります。それぞれの代表的な入試制度をいくつか紹介します。

推薦入試

大学受験での推薦入試とは一般に主に指定校推薦、公募推薦などの学校型選抜とA O推薦(総合型選抜)を指します。

これらの入試の大きな特徴は決まる時期が早く、筆記が少ないことです。

その代わりに面接や学校の成績が重視されます。

 

一般入試

一般入試は主に筆記の試験を用いた選抜のことを指している。必要な教科は私立国立理系文系で異なる。それぞれで主に必要になる教科は次のようになる。

私立理系:数学、英語、理科(物理or化学or生物)

私立文系:国語、英語、社会(世界史or日本史or地理)

国立理系:数学、英語、理科2教科(物理、化学、生物から2教科)、国語、社会

国立文系:数学、英語、社会、国語、理科基礎

(代表的な組み合わせ)

これら以外にも私立であれば文理関係なく数学、英語、国語で受けられることがある。また理系の数学と文系の数学は範囲が違う理系は数学1A、数学2B、数学3Cをやる必要がある。それに対して文系は数学1A、数学2Bのみでいい、また比較的偏差値の低い学校だと数学1Aのみでいいことが多い。

これらの私立と国立の教科数の違いが出る理由は共通テストの有無にある。国立の入試は共通テストの点数と大学独自の二次試験の点数で決まる。国立では共通テストの時に理系なら社会と国語、文系なら数学と理科基礎が課される。

推薦入試と一般入試どちらかに絞るのではなくどちらでも行けるように高一からしっかり準備していこう!

 

学部紹介

日本には大学が約800校ある。

これらの大学からどのようにして自分の行きたい大学を選ぶか、まずは自分が大学で何をしたいか決めよう!

例えば経営が学びたいのかそれとも数学がやりたいのか、これは文理に直結する問題だ。

できれば教科の得意不得意のみで決めるのではなく自分の学びたい学問を決めて大学を選べるといいだろう。

そのためにまずはどんな学部でどんなことを学べるのか知る必要がある。

ここからはその学部で学べることを紹介していく。

 

理系

理学部:自然科学(物理学、化学、生物学、地学、)を学ぶことができる。工学部に比べて数学がヘビーになりがち。

工学部:自然科学を用いて社会に貢献するすべを学ぶ。機械や電子系に興味があればここ。

薬学部:薬に関する勉強ができ、薬剤師になることができる。

農学部:植物や昆虫の勉強ができる。食糧経済に関する文系的な学科もある。

医学部:医学をまなべ、医師免許を取ることができる。

 

文系

経済学部:経済を学ぶことができる。数学もそれなりに勉強する。

商学部、経済学部:経営に関して学ぶことができる。

教育学部:教員免許を取ることができる。理系も同様

外国語学部:英語などの日本語の以外の言語を学ぶことができる。留学が必須になっていることもある。

文学部:言葉を通じて作られた創作物全てが研究対象、範囲は広い。

 

偏差値ってなに?

よく大学をネットで調べると偏差値というのが同時に出てくる。

この偏差値というのは数学1Aで学ぶ(自分の点数から平均値を引いてその値を標準偏差で割って10倍して50足したものだ)、簡単にいうとその大学に行く人のレア度を表している。

偏差値が高ければ高いほど限られた人しか行けなくなる。

とりあえず今するべきことは自分の選択肢を広げることだ。

高3になっていきたい大学が見つかっても偏差値が自分とかけ離れていれば行くのは必然的に難しくなる。

そういった状態にならないように学校の評定もとりつつ、受験勉強を少しずつしていこう。

 

最後に

ここまで読んでなんとなく大学受験の概要をつかめただろうか。

大学はそれぞれの大学で全く違うものになる。

だからこそしっかり選んで自分の行きたいと思った大学に行ってほしい

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