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教育学部だけど先生にならない!?~早稲田大学教育学部英語英文編~

教育学部って聞くと先生を目指す学部でしょ?と想像する人が多いと思います。多くの場合、間違いではありません。

しかし、中には先生になる人はたった1割程度!?という異質の教育学部が存在します。

それが、早稲田大学教育学部です

教職が必須ではないという特徴があります。進路先として金融からメーカー、公務員まで様々です。

それでは何を学ぶのか??本日は私が在籍する英語英文学科を例にとって学部紹介をします!!

 

【カリキュラム】

1、2年次は主に文学(米文学・英文学)と言語学の基礎を学びます。3年になると自分の興味に沿って専攻する分野を決定してゼミというものに所属します。私の場合は言語学の中でも特にphonology(音韻論)という領域を専攻しています。

 

phonology(音韻論)=言語を発話する時に必要な音の分析

 

例えば同じ 「あめ」という単語でもイントネーションが「あ↑め↓」「あ↓め↑」が存在します。

簡単に言うと、こういった単語ごとの発音の違いが言語の概念にどう影響するのかを研究する学問がphonology(音韻論)です。
また、地域ごとの発話の違い【dialect(方言)】の勉強もします。

一見、なじみのないテーマに見えますがこれらは私たち人間が生きていく上で必要不可欠な言語についての研究です。今まで何気なく学んでいた英語でも母語にしても勉強するたびに発見があっておもしろいです。

 

【文学部との違い】

文学部の場合、1年次は共通の科目を取り、2年次に専攻するコースを決めます。シェイクスピアなどの英文学を専攻したい場合は英文学コースに所属します。基本的に文学作品の研究においては教育学部より深く学べます。なので文学部の場合、「入学時に文学が好きで勉強したい!」という人にはおススメだと思います。

逆に教育学部英語英文学科は1、2年と専攻テーマを決める時期が長いので「やることが決まってないがとにかく英語に触れたい!」という人に向いていると言えるでしょう。

学部選びの参考にして下さいね!

 

ざっくりした紹介でしたがいかがでしょう? 

冒頭でも話したように教師になる人が少ないとはいえ、教職科目が充実しているので目指すには良い環境だと思います。

また、文系、理系ともに7学科7専修で構成されていてあたかも一つの総合大学のようになっています。ちなみに教育学部は早稲田のメインキャンパスにありますが、外れにあり、校舎も少し古臭い事から早稲田のチベットと呼ばれています。主に教育学部生は自虐ネタとして使いますが…(笑)

 

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