こんにちは。武田塾向ヶ丘遊園校です。
慶應義塾大学の英語入試問題について書いていきたいと思います。
この慶應義塾大学の入試について、英語と小論文とシリーズ化した記事を書いていくので、慶大志望者の受験生はチェックしてください!
今回は慶應義塾大学の英語シリーズ3弾ということで、文学部の英語について話していきたいと思います。
経済学部の英語の概要
試験時間・・・・120分
解答形式・・・・全問記述式
配点・・・・外国語:150点
慶應義塾大学の文学部では、近年では1,500~2,000語以上の長文1題が出題されており大問1題型の入試傾向が続います。
試験時間は、経済・商・法と比べても最も長い120分です。
120分で長文1題、設問数も9題と、簡単そうに思えますが、出題される長文は、2,000語レベルの超長文です。
長文のテーマも抽象度が高く難解なので、英語力だけではなく、現代文の読解力も必要となる難易度の高い問題です。
文学部の英語の入試では、英英、英和、和英、英仏、英和・和英兼用辞書など、英語辞書の持ち込みが2冊まで許可されています。
しかし、分からない単語を1語1語調べている時間などはなく、単語を類推していく力も非常に重要となっていきます。
また試験本番ではすぐに辞書をひけるように、辞書を使いこなせるようになる必要があります。
そのために常日頃から、電子辞書ではなく、紙の辞書を使うようにしておきしょう。
長文読解は抽象度が高く難解
文学部の英語の特徴は、なんといっても出題される長文が難解であることです。
語数の多さに加え、観念的・抽象的で難解な文章が出題される傾向があります。
主に心理学的・哲学的なテーマが扱われることが特徴的で、京大と1、2を争う抽象度の高い長文となっています。
また文学的な文章だけでなく、英字新聞からの抜粋なども出題されることがあるため、幅広いジャンルの英文を読んでおくことが必要になります。
合格するためには、非常に高度な読解力と記述力が必要とされるため、マークシート形式の長文問題集を解くだけではなく、私立大学とは言え、国公立受験をする際のような記述対策が不可欠となってきます。
設問の出題傾向
英文和訳
英文和訳問題は、難関国公立大学に匹敵するレベルの問題が出題されます。
下線部には抽象的で意味が分かりにくい文章の一部に下線が引かれているため、それまでの内容を理解することができなければ、解答するのが難しいです。
英文の構造自体はそれほど難しくないかもしれませんが、自然な和訳をつくるために国語力、抽象的な文の意味をつかむ力を身につける必要があります。
そのためにも、普段の学習から大体意味が合っていれば良いということではなく、模範解答と自分が作った解答でどこが違うのかをよく確認してください。
内容説明問題
内容説明問題が数問出題され、そのうちの一つは100字を超える記述問題となります。
この問題は配点も高いと思われます。ここで高得点を取ることが合格する鍵となります。
長文が非常に長いため、まずは解答に該当する箇所を特定することができるようにならなければなりません。
また、解答の根拠が分散している場合も多いため、それらを見つけ、うまくまとめる力をつけることが求められます。
和文英訳問題
和文英訳問題は一般的な国公立大学に似た形式ですが、長文全体の意味をつかんだ上で、筆者の主張や本文の要旨をつかみ、その上で和訳をしなければなりません。
したがって、英文の構造理解、長文の読解力、英文和訳の解答力の3つを身につけなければなりません。
また、和文英訳問題は、本文中にヒントとなる単語が含まれていることがあります。
本文を読みながら、そのような単語をチェックすることも忘れないようにしましょう。
以上が慶應義塾大学文学部の英語の解説になります。
<入試対策>慶應義塾大学の英語入試問題の傾向①概要編はこちら
<入試対策>慶應義塾大学の英語入試問題の傾向②経済学部編はこちら
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