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浪人が決まったら

こんにちは。校舎長赤坂です。

今日は浪人をするということについて実体験を交えてお話ししたいと思います。

まず、第一に。受験生の君。

まずは目の前の試験に向けてベストを尽くしなさい。

今日の記事は第一志望に合格できず、浪人をするのか、しないのか、浪人をするということがどういうことなのか、悩んでいて知りたい人が読む記事です。

明日の試験不安だな……

ダメかもしれない……

浪人しようかな……

という人は、読むべきではありません。

とにかく目の前に越えたいハードルがある場合は、まずそこに向けて走ってください。

 

そして第二に、もともと浪人する計画だった君。

医学部や芸術系など、本当に倍率が高い高レベル中の高レベルな大学・学科は、高校の学習3年計画では間に合わないこともあるかもしれません。

もともと4年計画・5年計画で目指そうとするのなら、それは計画通りと言えます。

 

この記事は計画通りにいかなかった人向けに書いてみました。

 

さて、ではここからは計画通りに第一志望に行くことが、叶わなかった君へ。

 

私も高校3年の冬、まさにこの時期、その人間でした。

合格発表のサイトを何度見ても、何ならどの受験の結果を見ても、不合格。

私は岩手に住んでましたが、私立大学受験のために東京に行って何泊もして、思いつく私大を全部受けて。

親戚のおじさんに励まされて、ご馳走になって。

もう結果を親に報告するのも申し訳なくなって途中でやめました。

 

結果、全落ち。

 

第一志望だった早稲田はもちろんのこと

国公立の後期試験がなくなったのでセンターで失敗していた私はどこも受からず

センター利用で絶対受かるだろうと思っていた私立大学もだめ。

 

ちょうど震災で岩手も大変なことになっていましたし、もう花嫁修業をして主婦になろうと思いました。

もう勉強は向いてないし、信じて全部受けさせてくれた親に申し訳ない。妹が二人いるし二人が進学するならこれ以上お金も使いたくない

よし。まず家事をやって自分でアルバイトを探して家計の足しになろう。

 

しかし、親は諦めていませんでした。

親は私を娘の志望校に入れさせたいのではなく、私の人生を、私の将来の選択肢を増やすことを、諦めていませんでした。

親戚に相談し私は親戚のお金を預かって予備校に通うことになりました。

 

ただ、いかんせん私は絶望の真っただ中にいます

自分ならできると思っていた。

自分は頭がいいと思っていた。

余裕で受かると思っていた。

しかしそうではなく自分はすべての大学から見捨てられるレベルの学力しかもっていなかった。

 

実際はこの絶望こそが私の力になりました。

 

というのも、私はこの時どん底に足をついて、学力として最低レベルにいると自分を認識したのです。

ここが大事なポイントです。

浪人した君(私)と現役で受かったクラスメイトSくん。

その二人にはとある点で大きな差があります。それは、

自分の実力レベルを把握していること

です。

自分が何が不得意で、何が得意なのか。偏差値はいくつなのか。

センターで何点取りたかったのに何点しか取れていなかった。

英語の長文をもっと読めると思っていたのにいつも点数が取れない。

特に数学の確率の問題がもう何を言っているのかわからない。

私は実際、センター試験で80%はとっていなければならなかったのに、一年目は586点。

65%しか取れていませんでした。

 

復習です。

浪人する人は、自分がどのくらいできるのかをわかっていない人です。

できない自分を認めることには時間がかかるかもしれませんが、

君は負けたんです。

ダメだったんです。

浪人が決まったらまず最初にこれを確認しましょう。

 

ではそこからどう這い上がっていくのか。

苦手なものを潰し、得意なものを伸ばせばいいのです。

その第一歩として自分の実力を知ることは必須です。

私は自分がどれだけできないかを把握し、間違えた問題をひたすら頭に叩き込み続けました。

結果的にこれは武田塾の単語の覚え方と同じものでした。

参考書で間違ったところをひたすら潰し続け、参考書が100%になるように勉強していきました。

その結果2年目の受験で、私はセンター試験で721点8割越えを果たし、浪人が決まった4月に立て直した第一志望である横浜国立大学に合格ができたのです。

ちなみに2年目早稲田は受けませんでした。

受験にもお金がかかるからです。

 

そうなんです。

受験するのにもお金がかかるんです。

 

参考書を買うのにも、予備校・塾に通うのにも、受験代も、会場に行くまでの交通費も、積み重ねたら洒落になりません。

1年親に払わせたのに、成果が出せず、2年目突入など……。

怒る親がいて当然のレベルです。

それなのに、親御さんたちは君たちを応援してくれると思います。

何故なのか。

 

信頼しているからです。

 

根拠も無いのに信頼しているんです。

君の将来を応援しているんです。

まずここに感謝しないといけないと思います。

当然じゃないですよ。

大学に行かなくたって働いて自分で生計立てて、立派に暮らしている人たくさんいますよ。

私は働きたくはないからという理由で親の稼いだお金で大学に行って、意味も目標もないまま大学生活を過ごす大学生もわんさか見てきましたが、そんな人より自分で稼いで生計立てて暮らしている人の方がずっとずっと尊敬できます。大学に行かせてくれるのは当然じゃないです。

 

「ありがとう。ごめん、もう一年どうしても頑張りたいんです。
また苦労かけるかもしれないけれど、この1年で絶対に決めて将来に役立てるから、お願いします。」

 

君もいい歳なんだから。ちゃんと伝えよう。

そして悔しいこの気持ちを忘れずに、どん底についたその足を踏ん張って前に踏み出そう。

もう負けない。

 

私はその応援ができたらと思ってます。

 

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