こんにちは、武田塾向ヶ丘遊園校です。
10月に入り、模試を受ける機会も増えてきたのではないでしょうか。
そろそろ第一志望だけでなく、併願校や滑り止め校も選んでいかないといけない時期になってきました。
ただ併願校を決めるのはなかなか難しいし、第一志望と違ってそこまで気が乗らないと思います。
そこで今回は塾講師の目線から理系の大学の中でおすすめを紹介していこうと思います。
この記事はこんな人におすすめ!
・理系選択で併願先や滑り止めが決まっていない人
・生物受験でどこを受けていいか分からない人
ではいきます!
理系大学で併願先におすすめ!
実は理系もある! 上智大学
外国語や国際系のイメージが強い上智大学ですが、実は理工学部も存在します!
理工学部には
生命科学から応用化学、物理学を広く扱う「物質生命理工学科」
物理学を主に扱い、電気電子や機械工学を学べる「機能創造理工学科」
プログラミングやデータサイエンスから脳科学、薬理学まで学べる「情報理工学科」
の3学科あります。
どの学科も偏差値は57.5(TEAP入試)~62.5(一般入試)となっています。
受験科目は数学、英語、化学物理生物から一つの計3科目です。
どの科目も難問は多くなく、しっかり基礎を固めた後演習を積めば合格点まで届くと思います。
上智大学の理工学部がおすすめな理由は
・文系と理系が同じキャンパスにある&キャンパスが都心
私立の理系って文系とキャンパスが違うことが多いんですよね。
しかも文系は都会なのに、理系は田舎で遊びに行くのも一苦労だったりします笑
そんな中上智大学の理工学部はなんと文系と同じ四谷キャンパスです!
文系と同じキャンパスにあると文系の授業を履修しやすかったり、なぜか女子率が少ない傾向にある理工学部に行っても他学部の女子と遊ぶ機会もあって大学生活が充実しやすいと思います。
さらに四谷なら新宿や原宿などにも行きやすいので、大学終わりで遊ぶのにとっても便利です。
・生物選択者でも受験できる
慶應理工のように物理化学選択じゃないと受験できない大学もありますが、上智理工は生物選択者でも受験することが可能です。
受験校が制限されがちな生物選択者にとってはありがたいですよね。
・私大では珍しく少人数教育を売りにしている
私大は人数が多くなる傾向にあります。理系は3~4年生で研究室に入りますが、国立大学の研究室は一学年2、3人なのに私立大学になると10人くらいいるなんてざらにあります。
人数が多い分どうしても教授のサポートが手薄になることや実験器具を好きな時に使えなかったり、研究室の居室が狭くなる等以外とデメリットが多いです。
これに対し上智大学の理工学部は教員1人につき学生3~4人の比率を保っていて、サポートが受けやすいと思います。
大学は高校に比べ放任的ではありますが、研究や就活をするうえで教員のサポートを受けやすいかどうかは意外と大事になってきます。
穴場かも!? 英語に強い理系になれる! 国際基督教大学
他の難関私大に対して知名度は少し下がりますが、国際基督教大学(ICU)はかなりおすすめの大学です。
・理系の場合問題がオーソドックスで解きやすい
ICUは通常の大学と異なり、英語と教養問題が受験科目になっています。
教養問題なんて解いたことないよって思う方が多いと思いますが、実際は生物化学物理数学から2つ選択する方式の一般入試とほぼ変わりません。
過去問を見るとわかりますが、実際の問題も他の私大で見かけるようなオーソドックスな問題が並んでいます。
早慶大~理科大あたりを志望校にしている学生なら合格を狙える大学だと思います。
・日本で数少ないリベラルアーツ系&ダブルメジャーの大学
日本の大学はほとんどが受験時に学部学科を選択して受験しますが、ICUはそれがありません。
なので入学後文理を問わずいろんな科目を勉強してから自分の専門分野を決めることができます。
大学入学後に自分の興味のある分野が変わることはよくあるので、かなり良い制度だと思います。
また、ダブルメジャーといって、主専攻と副専攻の2つの専門分野を専攻することができる制度もあります。
例)主専攻:生物学 副専攻:日本文学
・英語に強くなれる
ミッション系の大学ということもあり、英語にはかなり力を入れている大学です。
1年生時に少人数のクラスで英語を叩き込まれる大学は他にはないと思います。
理系だと特に英語が苦手な人が多いと思いますが、研究室に入ると英語を使う機会が山ほど出てきます。
さらに英語が得意な理系になると就活でも少し周りと差別化できます。
MARCH理工系で唯一の都心 中央大学
MARCHの特性として基本的に文系は都会、理系は田舎にキャンパスがあります。
しかし中央大学だけは文系が田舎、理系が都会にある珍しいパターンになります。
理系で勉強以外もエンジョイしたい人におすすめです。
中央大学理工学部は後楽園にあり、渋谷や池袋にもアクセスが良い場所なので遊びやバイトには困りません。
受験科目は数学、英語、理科1科目の計3科目で偏差値55~60程度になります。
理工学部としては珍しく生命科学科が存在するので生物選択者の方は一度チェックしてみると良いと思います。
筑波大や横国、都立大などの難関国公立の併願にもおすすめのレベルと言えるでしょう。
東京や神奈川、埼玉に住んでいる受験生にとってMARCHレベルの理工学部を併願しようとすると理科大上智以外はどうしても通学に時間がかかる大学が多くなります。
後楽園にある中央大学ならアクセスが良いので通いやすいです。
まとめ!
・文系が強いイメージの上智やMarchだが、理系も十分おすすめできる!
・国際基督教大学(ICU)は少しマイナーだけど教育のレベルは高い!
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