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大学で生物を学びたい! 農学部と理学部ならどっちがいい?

授業をしない塾の武田塾茂原校です☆

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大学で何を学びたいかを考えることは重要なことです。

とりあえず進学してから考えるという人もいますが、好きなことや学びたいことを持って進学した方がいいでしょうね。

自然や動物が好きだから、生物学科で学びたいという人も結構多いんですよね。

その時に悩むのが、農学部と理学部どちらに進学すべきなのか…ということ。

今回は、生物学科で学ぶために農学部と理学部の違いをご紹介します!

理科

 

◆農学部と理学部での生物学科はどう違う?

一般的な話をします。

まず、理学部の場合はそのものの生態がどうなっているか調べる為に、観察や分析を重視して行います。

未知の世界をとことん探究したい人におススメの学部ですね。

農学部の場合は、観察して分かったことを人の生活に役立てるために研究することを重視する傾向があります。

自然界のまま終えるのでなく、人との関わりまで考えるのが農学部というわけですね。

自分はどちらに向いているのか、よく考えて進学しましょう。

 

 

◆一概に学部だけでは分からない?

大学にはそれぞれ特色があります。

理学部だからこう。

農学部だからこう。

絶対これだけしかできない…ということはありません。

まずは自分の方向性を定めてから、個々の大学について調べましょう。

教育方針、カリキュラム、アドミッションポリシーなどHPに載っているはずです。

また、大学は(特に理系は)入るゼミによってもできることが違います。

自分のやりたい分野に合致するゼミがあるかどうかも調べてみましょう。

自分が入学する頃まで、その教授がいるかどうかまで調べられたらいいですね。

大学見学説明会はそのために行いましょう!

 

 

◆生物学を社会に応用したければ農学部

これも一般的な話ですが、農学部の方が扱っているテーマが多岐にわたります。

また、研究室の数が多いともいわれます。

よって、自分が興味あることに取り組める研究室が見つかりやすいというメリットがあります。

上述したように、理学部はどちらかというと研究肌の人に向いているでしょう。

生物学を何かに活用したいと考えているなら農学部ですかね。

 

 

◆研究分野が世界でどう役立つのか知りたい場合は?

高校生の段階で、自分が研究したいテーマが見つかっていてどう役立たせたいかまで考えられる人は少ないでしょう。

ピンポイントで何をやりたいか決められなくても、漠然と研究分野が世の中でどう役立つかは理学部や農学部で学べる内容について調べるところから始めてみましょう。

特に農学部は生命科学に関する研究をベースにしており、地域レベルはもちろん、地球環境レベルで何ができるかまで考えて研究していくことができます。

とてもスケールが大きいですね!

地球環境っすよ!

あなたの研究が地球を救うかもしれません(*^▽^*)

どうか、マッドサイエンティストにはならないでくださいね(笑)

 

 

◆就職先って農家じゃないの?

農家だけじゃないです!

農家に勤めたいならそれでもいいわけですが、食品業界製薬業界総合商社などいろんなところに勤めるチャンスがあります!

女性に人気な食品業界や製薬業界にも農学部は強いです!

大学院に進学してからなら、開発・研究部員となる人が多いでしょう。

また、公務員国際機関の職員として農林水産業や畜産業のサポートを行う人もいます。

河川整備などの街づくりにも一役買っているわけですしね。

環境保全という大変すばらしい仕事に携わる人も多いのです!

 

 

◆倫理観は大丈夫なの?

農学部は自然界を相手取る学問ともいえます。

観察・研究した内容を人間社会に役立てようとすることも可能です。

しかし、行き過ぎた行為は生態系のバランスを崩すことにもなりかねないのです!

例え人間社会が便利になっても、自然界を破壊してしまっては本末転倒です。

豊かさと倫理観をバランスよく考え、最善の道を導き出すことも農学部の生物学では必要なことなのでしょう。

倫理という難しい分野を考え出すときりがありませんが、遺伝子操作によって世界を救うこともできます。

例えばミルク不足で乳幼児の死亡率が高い地域に、ミルクをたくさん出す牛を生み出すことができれば確実に改善します。

バイオテクノロジーによって、品種改良が進めば人が豊かになるだろうと考えられているのです。

なんとも希望がある学問ではありませんか!

すでに国際開発農学という分野が確立されていて、途上国の人々が安定した食糧生産を行う方法を考えています。

また昨今問題になっている資源の枯渇に関しては、農業・資源経済学という分野になっており、限りある資源を有効活用するための適切な配分方法を探るため社会科学的なアプローチを行っています。

こう考えれば、今後さらに注目される分野であることは分かりますね。

日本の生産率アップとか、エネルギー問題とか山積みですし…(;^_^A

 

 

◆生物学はどんな人に向いている?

バイオテクノロジーとか世界を救うとか、カッコイイことばかり言いましたが、そんな簡単な話じゃないことはお分かりでしょう。

相手は自然界であり、生物なので一朝一夕で解明されることは限りなくゼロです。

そもそも、優秀な人間が既に長い時間をかけて研究しているにも関わらず、自然界は分からないことだらけなのです。

生物相手の実験は一度成功しても、次も同じように成功するとは限りません。

これは根気のいる作業です。

そもそも実験というものは、根気がなければ無理なのでしょうね。

向いている人は、やはりこの学問が好きだということ。

すぐに結果が出なくても、実験を繰り返したり些細な発見を楽しめる人です。

楽しくなければ、人の為に自分の時間を消費するのは難しいでしょうね…と身も蓋もないことを言ってみる(笑)

 

興味があれば、まずは調べてみましょう。

知ることは大切です。

良く知りもせず、大学に入ってから違った…やりたくない…大学行きたくない…となってしまうと悲しいですからね!

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