こんにちは。
武田塾茂原校です。
高校卒業後の進路を考える上で、これからの日本がどうなっていくのかはとても大切になってきます。
そのため、この先10年20年・・・50年先のことを考えて考えていきたいものです。
これからの日本で起こること
これからの日本でどういったことが起きるのかを考えてみましょう。
そうはいっても、「未来のことなんかわからない！」というのが普通でしょう。
ですが、少子高齢化による人口減少という観点からみていくと予想できることはいくつかあります。
1900年の日本の人口は約4,400万人。そこから100年で6,000万人の人口が増えたのです。
ここから100年後、人口減少に拍車がかかれば6,000万人の人口が減る可能性もあるのです。
そうなれば明治時代の日本に逆戻りしてしまう点も出てくるかもしれません。
今回紹介する内容は
「未来の年表２ 人口減少日本であなたに起こること」
という書籍から紹介しています。
東京や大阪といった大都市の繁華街に幽霊屋敷が出現する
現在、都心への人の集中によって地方の繁華街・商店街の過疎化が問題となっています。
しかし、これは都心でも起こり得ます。
人口が減少し続ければ都心の人口も減少していきますし、
地方の土地が空けば都心の人たちが地方に戻っていくこともあるでしょう。
そうなったときに大都市の繁華街に人が少なくなっていきます。
そして、都心の人が減り続ければそこに住む人が減ることになるので、
高層マンションも飽きがたくさん出てくる可能性があります。
マンションを管理する立場の人間はその空いてしまった物件をどうしようかと考えます。
その結果、高齢化が進む日本で考えられるものの一つとして老人ホームが上がってきます。
こうして「天空の老人ホーム」が完成します。
東京の電車の本数が減少する！？
大都市でも人口が減少したり、都心から地方へと戻る人が増えると、
電車を利用する人口も減少します。
そうなると鉄道会社は今の状態で運営をすることはできなくなります。
そうなった時に行うこととしては、料金の値上げと本数の減少になるでしょう。
電車の本数が減少すると、約束までに間に合わないという遅刻をしてしまう人も多く出てくるかもしれません。
何かしらの要因で電車に乗り遅れてしまうということもあり得ます。
そうなったときに今までは次の電車で間に合っていたとしても、これからはそうはいかなくなってしまうのかもしれません。
刑務所が介護施設と化す！
今後、少子高齢化が進んでいき人口が５０００万人になったとしましょう。
その時に、老人は全人口の何割でしょうか。
この時の老人割合が２０００万人であると仮定すると、
老人の生活を３０００万人が支えていかなくてはなりません。
・・・果たして支えきれるでしょうか？
こうなった日本で、年金の受給開始年齢は何歳になっているんでしょう。
もはや、国に頼らず老後の生活を考えていかなくてはならない時代になっているかもしれませんね。
そこで注目されるのが刑務所です。
老後の蓄えがなく刑務所に入り、必要最低限の生活をするという人が出てきてもおかしくありません。
そう、まさに刑務所が介護施設となってしまうのです。
今後はこのようなことが起きうる世の中。
そういった中で需要が増える仕事、なくなっていく仕事。
長く働ける仕事、そうでない仕事。
そういったものが必ず出てきます。
場合によっては日本を出て海外へという考え方もできるでしょう。
大学進学を考える上で、こういった将来のことも見据えた上で進路を考えていく必要がある。
そんな時代になってきているのかもしれません。
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